おっさん、売りに行く


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 さぁてと!何をしようかな。


 そして、ふと思い出した。たしか、スライムの肝とかなんかをゲットした気が……


 ポケットをガサゴソガサゴソと探ると、スライムの肝が出てきた。


 「よし!これを売ろう!いくらで売れるんだろう。」


 必死に思いで手に入れたこのスライムの肝!きっと高値で売れるんだろうなぁ……


 そして、街の買取屋さん的なところに訪れた。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 「高く見積もって鉄貨2枚!」


 「えぇ!?さ、3個もあるんですよ!?それに、金でも銀でも、ましてや銅でもなくて鉄だなんて!?」


 「当たり前だ!逆に#スライムの肝__これ__#自体を、それもこんな少量で買い取ってくれる業者なんて何処探してもねぇよ!俺の優しさに免じての鉄貨2枚だ!」


 どうやら、価値が低いらしい。まぁ、確かに、転生したてほやほやのおっさんが倒せるくらいだから、いつでも取れるといったら取れるしな。


 とはいえ残念である。もっと工夫しないと、稼げないらしい。


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

おっさん異世界探訪記 plutoniumプルトニウム @tarusyo

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ