クトゥルフ式神様転生～並行世界日本の転生者～

クトゥルフ式神様転生～並行世界日本の転生者～ 設定

設定

転生者

剣崎蒼太

力：Ａ　体：Ｂ　速：Ｂ　魔：Ｂ＋（Ａ＋）

異能

第六感覚：Ｂ

食いしばり：Ｃ

魔道具作成：Ｄ

固有異能

偽典・炎神の剣

『かつてとある邪神の領地である森を焼いたある神を再現しようとし、出来上がった剣。当然完全なる再現は叶わず、とある炎神の火力と比べて半分以下の出力しかない。それでもなお、人が振るうには度が過ぎた代物ではある』

エリクシルブラッド

『その血潮は万能の薬にして万物を変換する石。賢者の石とも呼べる膨大な魔力を流体として肉体を循環させる。これにより剣崎蒼太は魔の値をワンランク分上昇させ、なおかつあらゆる毒、呪いを遮断。かついかなる傷もたちどころに治癒する。魔法の触媒としても使用可能』

幻想月下の花園

『夢の世界への通行路。そして彼だけが持つ領地。発動者の許可なく一切の出入りが許されない銀の花園。いかなる支援も発動者には与えないが、しかし空間内にある存在とそれ以外を完全に遮断する力を持つ。発動者を殺める以外、神格であっても逃れるのは困難』

　本作主人公。バトルロイヤル開始時１５歳。前世は普通の会社員だったが突如業務中に邪神により転生させられた。

　引き取られた家は日本のそこそこ裕福な家庭。一つ下の義妹がいる。

　今生では容姿端麗、（前世のアドバンテージで）勉学優秀、（チートのおかげで）スポーツ万能のパーフェクトイケメン。ただし年齢＝彼女いない歴。主な原因は『幼馴染の無自覚牽制』『生徒会メンバーの面接』『従姉のスティール』『義妹の鬱がらみ』である。それと本人の免疫の低さ。

　剣の技量は肉体の素養もあって剣道四段レベル。ただし事故を恐れてほとんど試合をしないため、段位は持っていない。周囲には生徒会業務が忙しかったからと説明している。

　魔道具作成に関しては固有異能が大きく影響を与えた結果、『剣』と『火』に関する事であれば二ランク分上昇した状態で判定。それ以外だとＥランク以下で判定となる。また、自分の血を材料に使えばワンランク分上昇可能。

　容姿は黒髪黒目の正統派イケメン。戦装束は蒼と黒の全身鎧。バトルロイヤル優勝時の願いは最初『邪神が今後関わってこない保証』。最後には『邪神の顔面を吹き飛ばすほどの力』。

鎌足尾城

力：Ｂ　体：Ｂ　速：Ａ　魔：Ｃ

異能

恐慌変換：Ｃ

『自分への恐怖を信頼感や信仰心に変換可能』

威圧の眼光：Ｂ

『目があった相手に精神干渉。魔の数値で対抗判定』

からくり屋敷：Ｄ

『一定期間儀式を済ませた建物を自己の手足のように操作可能にする。無から有を生み出すわけではなく、改造をするなら材料が必要。儀式の期間は建物の大きさで変化』

固有異能

執行者の大鎌

『いかなる加護の守りを我関せずと無効化し、一方的な死刑の執行を行う。これを防ぐは肉の壁より他になし。穂先の透過は基本的に自動で行われるが、任意で透過する対象を選択可能』

不可視の毒針

『五感での索敵は一切通じない不可視の尻尾。その膂力、速度は転生者を基準にしても圧巻の物。しかし真の脅威はその毒にあり。死の概念を凝縮したこれは、並みの異能では防御不可であり必殺となる』

　バトルロイヤル最初の脱落者。開催時は２５歳。前世は普通のサラリーマンだったが痴漢の冤罪で捕まりそうになった所を転生。

　引き取られた家は劣悪なものだったが、チートを駆使して屈服させた。この時感じた暴力の快楽と人を恐怖で支配させる充足感が彼の精神を変えるきっかけとなる。

　戦闘技術はただの喧嘩殺法。しかもバトルロイヤルまで同格以上と戦った事がないので有段者から見たらド素人のそれ。ただし、『人を傷つける事に躊躇いがない』事は強み。

　狂暴な性格に反して本質はかなりの小心者で臆病。相手が圧倒的強者だとわかればすぐさま尻尾を振るしサラリーマン時代の社交スキルと常識が戻ってくる。

　剣崎とは能力的にそこまで差がなかったため、あの結果に。鎌足は決して弱くはないのだが、剣崎の能力があまりにもガンメタだったので人質なしだと一方的にボコられる。実は生存ルートは剣崎と同盟を組み魔法陣の破壊でいける。このルートだと金原を剣崎が説得して彼女の圧倒的力に恐怖してヤ●ザから足を洗う。

　尻尾の毒は剣崎以外なら確殺。アバドンでも刺せれば殺せる。

　容姿は野性味あふれる金髪黒目の美丈夫。戦装束は黒の軍服にマント姿。願いは『自分の国』。

アバドン　本名：なし

ステータスはオール測定不能。全転生者中最高の値。ただし、自己改造をしなかった場合は以下の通り。

力：Ｄ　体：Ｃ　速：Ｅ　魔：Ｃ

異能

自己改造：Ａ

『自分を改造する能力。身に着けた物、摂取した物を自身の一部へと取り込む』

食いしばり：Ｅ

『ランクが低いため瀕死時に死に辛い程度。剣崎に本体を丸ごと消し炭にされたせいで無効化された』

千里眼：Ｄ

『動体視力や視野、夜目を含めた視力の強化。ただし、閃光弾などの目へのダメージを受けやすい』

固有異能

ブラスター・ヒート

『赤い大砲。魔力を大量に消費し、それを極光として放つ。アバドンはこれを口腔内に装備し、強引にブレスとして使っていた。威力は魔の値依存』

　バトルロイヤル二人目の脱落者。開催時の年齢は不明。前世では喪女な以外普通のＯＬだったのだが、三徹を終えてようやく家に帰れるという所で転生。

　他の転生者と同じく孤児として転生するも、第二次世界大戦真っ只中な事もあり引き取り手がいなかったので赤ん坊の状態でサバイバル。頑張って生き延びようとしていたら原爆が降ってきた。これには観測していた邪神も苦笑いした模様。

　直撃は免れるも瀕死の重傷を負い、周囲にあった物を無差別に捕食。異能『自己改造』を発動させた。結果、放射性物質を始め様々な瓦礫を取り込んだせいで異形化。自我もかなり薄くなる。

　その状態で生きるのに全力をかけ過ぎたせいで、魔力の高そうな物を片っ端から捕食。その最中に転生者を三人取り込んだせいで能力値が大変な事に。そして人間も取り込みすぎたせいで自我は小指の甘皮程度しか残っていない。

　偶に精神干渉してくるのは転生させた邪神とは別の邪神。原因は海を泳いでいる時の拾い食い。

　バトルロイヤル優勝候補第二位。金原と鎌足以外に独力で倒すのは不可能。とにかくでかい、硬い。強い。一つにまとまった連合艦隊。ただし諸問題により他転生者から集中砲火されるので優勝は無理。

　唯一の生存ルートは『他の転生者を食べず、海で拾い食いも避け、どうにかしてバトルロイヤルの数年前に剣崎と友好的に接触する』のみ。

　剣崎と友好的に接触さえ出来れば賢者の石を食べさせて貰えるので、一、二年もすれば自我と人としての姿を復活可能。更に全ステータスが異能も合わさって二ランク分上昇。

　ただし、このルートだと実質剣崎の使い魔状態になる。

　容姿は六つの金の瞳に八本の足。首長竜の様な姿で全身を黒の鱗で覆っている。背中には六つの突起があり、本体は胴体内部でランダムに移動している。願いは生存のため『強くなる事』。

　なお、人として成長していれば銀髪オッドアイの巨乳美少女。戦装束は白の全身鎧に大盾。

金原武子

力：Ａ　体：Ｃ　速：Ａ＋　魔：Ａ＋

異能

黄金装甲：Ａ

『黄金の魔力を身に纏う事で魔のステータス以外の全てを強化。強化率はこの異能のランクと魔の値の合計÷２』

超越健康体：Ｂ

『毒、病などへの耐性。このランクであれば神格さえ害する毒や病魔でもないと無効化される』

金運：Ａ

『この異能を持つ者とそれに近い者ほど資産が集まりやすくなる。Ａランクなら崩壊寸前の国を先進国並みに稼がせられるほど』

固有異能

幻想具現・魔造工房

『魔力を消費する事で命以外の万物を生み出す事が可能。この世にはない若返り薬やエリクサーであっても作り出せる。ただし、この世に存在しない物の場合生成に時間がかかる』

貯蔵神殿

『十個の指輪型の固有異能。無尽蔵に魔力を溜めこみ、任意で取り出せる。また、使い手以外が触れれば魔力を吸い取る力もある』

金色の夜叉

『黄金の籠手と仮面。籠手からは魔力を増幅して放つことが可能であり、その変換率は１の魔力で５０の威力を持つ。軌道は任意で操作可能。仮面はその制御を行う』

　バトルロイヤル三人目の脱落者。開催時３５歳。前世は小学生だったが一人で下校中に邪神によって転生させられる。

　引き取られた家は裕福かつ愛にあふれた家だった。望む物はなんでも買い与えられたし、何よりも子供の事を優先する親だった。

　ぶっちゃけとんでもない金持ちの親ばかの家だった。

　そこに邪神によって与えられたチートも加わって作中の性格に。

　名門のお金持ち学校に入学したのに碌に勉強をしなかったせいで、知識や価値観が前世からほとんど更新されていない。その為、中東に飛んだはいいものの何をしていいかもわからなかった。

　そこで誰かに聞くなり調べるなりすればよかったのだが、そんな事は一切せずにとりあえず異能で用意した資金で無計画に病院や学校を乱立させた。

　金の臭いを嗅ぎつけた武装集団はことごとく壊滅させた所、民衆に英雄視される。そこまではよかったのだが、滅茶苦茶調子にのった。

　それからは自分におべっかをする者だけを傍に置き、ひたすら暴力と金で中東を掻きまわした。

　紛れもなくヤバい奴ではあるが、同時に彼女に救われた命も多い。奪われた命がその倍以上あるだけで。

　転生者のバトルロイヤルでは間違いなく優勝候補筆頭。カタログスペックを見て『よっぽどアレしない限りこいつが優勝するじゃん』と邪神がポップコーン片手に落胆していたら、想像以上にアレだった。ある意味邪神の予想すら上回った転生者。

　容姿はボブカットに切りそろえられた白髪に赤い瞳。一見二十歳前後に見えるスレンダー美女。戦装束は全身を覆う黒のボディスーツに巻きつけられた白い布。願いは『世界平和』。なお、何をもって世界平和かは考えていない。

人斬り　

百人にまで分裂している状態だと全ステータスはＥランク。ただし一人に纏まった場合だと以下の通り。

力：Ｃ　体：Ｄ　速：Ａ　魔：Ｄ

異能

隠密：Ｂ

『隠れる際に大幅に補正。探知系の異能無しに発見は不可能に近い。戦闘時は解除』

空間同化：Ａ

『まるで空気であるかのように、その場にいる事に違和感を覚えさせない。探知系の異能無しに発見は不可能。戦闘時は解除』

読心：Ｅ

『眼前にいる相手の思考を読み取れる。ただし、魔の値で対抗判定をして勝つ必要があるうえに、このランクだと表層しかわからない』

固有異能

百の貌

『とある邪神になぞらえた力。自分を最大百人に分裂可能。本体はなく、数が減っても一人につき一年かければ百人に戻る。ただし、人格や精神も分裂するうえに記憶と視界は分裂した個体全てで共有する』

　バトルロイヤル四人目の脱落者。開催時は６５歳。前世ではオタクにも微妙に優しい系ギャルの大学生だったが、彼氏とのデート後に転生させられた。

　引き取られた家は貧乏だったが、善良な夫婦の家だった。彼女も前世の事に踏ん切りをつけ、家計を助けようと身体能力を活かして働いていた。

　だがある日、固有異能を使えばもっと暮らしが楽になると考えてしまった。

　最初に分裂したのは三人。その段階で、分散された人格と精神により自我崩壊が始まる。そこに記憶の混乱と視界の共有で完全に元の人格に戻れなくなってしまう。

　分裂してしまった自我は事実上の『希釈』状態であり、再統合すれば戻る可能性はある。ただし、膨大過ぎる記憶により戻った直後に廃人化する可能性は高い。

　数が多い方が効率的だ。そんな考えのもと、分裂を最大値まで行い百人に。

　最初、当初の目的通り家計を助けるために金を求めた。しかし、同じ顔の人間が同時に働ける環境は限られる。全盛期から外見年齢が変化しない事もあって、どんどん裏社会へと流れていった。

　金を求める手段として手っ取り早いと殺し屋になる。だが、徐々に目的と手段が逆転して『殺しのための依頼』にまで成り果てた。

　今生の両親は既に他界。今も両親の墓に毎年殺しの報酬から半分を現金や金品に変えて置いて行っている。そこに感情はなく、機械的なものでしかない。

　彼女の暗殺依頼は後を絶たず、名前や年齢が明かされていないのは各国重鎮の思惑によるもの。だが彼女はそんな事知った事かとひたすら殺し続ける。ちなみにバトルロイヤル前に英国大臣を殺したのはその辺の学生からの依頼で政治的な物は一切ない。

　容姿は海藻みたいな黒髪に眠たげな眼。死人のように白い肌に酷いクマもあって美人だが幽霊じみた姿。隠れ巨乳。戦装束は黒い袴姿に日本刀。願いはなく、邪神を『依頼主』と考えただ転生者を殺すだけ。

魔瓦　迷子

力：Ｅ　体：Ｅ　速：Ｅ　魔：Ｂ

異能

金運：Ｃ

『金原と同じ。ただランクが下のため普通に富豪クラス』

精神魔法：Ｄ

『暗示や記憶の混濁をはじめとした魔法の知識と技術を授ける。〈表〉の人格はこれをセラピーとして使い、〈裏〉の人格はこれを拷問や隠ぺいに使った』

治癒魔法：Ｂ

『怪我、病、毒、呪いへの治癒に関する魔法の知識と技術を授ける。〈表〉の人格はこれを人命救助に使い、〈裏〉の人格は賄賂がわりや拷問に使った』

固有異能

魔宮要塞

『異空間を世界の一枚下に作り出し、そこを自由に操作する固有異能。出入りには彼女が作り出した門を通る必要がある。壁や床を自由に操る事ができ、かつこの中なら使い魔を制作、操作可能。だが発動者はこの迷宮内の出来事をほとんど感知できないし、中にいる生物には発動者の位置が感覚的にわかってしまう』

　バトルロイヤル最後の脱落者。開催時は５５歳。前世は快楽殺人を繰り返し警察に逮捕。死刑囚として収監されていた所を転生。

　引き取られた家はごく普通の家庭だったが、裏人格により両親を洗脳。自宅に人を招き入れては彼らに殺させてそれを見て楽しんでいた。彼女が十八の頃に両親が捕まるも行き過ぎた洗脳で両親は真実を語る事も出来ず狂死した。

　表の人格は裏の人格が前世の段階で警察の目を掻い潜る為に作り出したもの。非常にお人よしで少しがめついが愛嬌のある性格にしてある。当然ながら全ての記憶を持っているのも、人格の切り替えを行えるのも裏の人格側。

　大学で絵を書いていたが、表の人格とは別に裏の人格も趣味で書いて『素質のありそうな人』にこっそり見せていた。

　非常に冒涜的で猟奇的な裏人格の絵に魅了された者達が集まり、彼女を中心に教団を設立。異能の力で権力を拡大しながら、裏人格はそこを隠れ蓑に『彼女にとっての芸術』を作り続けていた。

　固有異能も犯行には頻繁に使われており、一室には死体と残留思念が囚われて玩具やアートにされている。

　バトルロイヤル的には最弱候補。剣崎から手に入れた賢者の石を取り込んで全ステータスをワンランク上昇させても、なお圧倒される程度の力しかない。そんな彼女が最終日まで生き残れたのは本人の才覚かもしれない。

　容姿は金髪を肩甲骨まで伸ばした十代前半ほどの美少女。戦装束は表人格の時ピンクと白を基調したフリフリの魔法少女服。裏人格の時は露出の激しい黒と紫をベースとした闇落ち魔法少女服。この服装については表裏ともに不満なもよう。

　願いは表が『平穏な生活』で裏が『世界中の人間による殺し合いを鑑賞、参加する権利』。

　邪神の顕現を知って裏人格は狂喜乱舞。邪神によって狂った世界を見てみたいと召喚に対し非常に積極的。その結果自分が死ぬ事になっても致し方なしと思っている。

新城明里

　剣崎蒼太とバトルロイヤル初日に遭遇し、以降協力関係になった現地の自称魔法使い。バトルロイヤル開催時１４歳の中学二年生。母親を早くに亡くし父親と二人きりだが、父は仕事で家にほとんどいない。

　中二病を変な形に拗らせ、母の遺品から魔導書を発見し奇妙な『目』を手に入れた事で拍車がかかり、死にかけた所を剣崎に助けられた。

　最初は好奇心と『死んだ母親に会えるかも』という考えで協力を表明。しかし、戦いの被害を目にして行く事で心境に変化。『これ以上無辜の人々を死なせないため、そして剣崎を助けるため』に彼と協力する事に。

　魔法使いとしての才能は実はかなりある。というのも、新城の血筋は古くから続く魔術師の家計である。彼女の母はその分家にあたる。ただし、その才能の方向性は『巫女』としてのものに特化している。

　父親に興味本位に漫画で読んだ事を教えてとせがんだら本人の予想以上に知識や教育が返ってきた。なまじ本人に才能があったのと負けん気が強かった事。そして父親の教え上手もあっていつの間にか劣化特殊部隊みたいな事に。

　容姿は腰まで届く銀髪に碧い瞳の巨乳美少女。本人が『パーフェクト美少女』を自称するだけはある見た目をしている。ただし、周りに合わせるというのが苦手なため友達は少ないし、女子校かつ本人に興味もないため浮いた話が一つもない。

※以下ネタバレ

　彼女は魔導書を開いた段階で魔法使いの血が覚醒した事で、邪神に目をつけられた。

　基本的な言動や思考パターンは間違いなく彼女本人のものであるが、裏で邪神が観賞している。

　ようは、邪神の『目』を貸すし精神の浸食も保護する代わりに邪神専用のカメラ兼『触媒』となる事になった。ただし、彼女本人は知る由もない。

　ビヤーキーを召喚できるようにしたのは邪神の助力によるもの。そこで剣崎に助けさせ、特等席でバトルロイヤルを眺める事に。

　更に言えば、バトルロイヤル期間中に剣崎が彼女の中に邪神がいる事に気づき、『正解』を行ってしまうと観測者がいるという事で『見立て』が成立。強制的に彼女を依り代として儀式の強度が上がり剣崎の魔道具でも破壊不可能に。

　最後はそれら全てに気づいていた剣崎が中にいた邪神のみ斬り捨て、その肉体は完全に彼女のもとに戻った。

　なお、今まで見て記憶していた神話生物の姿や転生者達の全力戦闘にS●Nチェックが発生した模様。ギリギリ精神力で狂気は耐えた。元々ちょっとアレとは言わない。

この世界の強さ順

神格>『超えられない壁』>『バタフライ伊藤』産転生者達≧上位の神話生物>>>通常の神話生物>>>下位の神話生物>普通の人間

　ぶっちゃけ人類ハードモード。道を歩けば運が悪いと神話生物や悪の魔法使い案件に巻き込まれる。なんなら家に引きこもっていても巻き込まれる事がある。だいたい交通事故にあうぐらいの確率。

　というか神話生物や邪神関係なく転生者達のせいでアメリカが企業に支配されていたり、ソ連が真っ二つになっていたり、中国が三国志しているので普通に難易度ルナティック。

　なお、イギリスというかＥＵの方は魔法使いや狂信者達が今日も昭和のヤ●ザばりに抗争に励んでいる。

邪神たちのあだ名一覧

バタフライ伊藤　＝　百の貌のアレ。元凶。

クラッシャー斎藤＝　ヨーグルトなアレ。

チャージング渡辺＝　黄色いアレ。雨合羽。

バトルロイヤル開催前に死亡した転生者達

ある者は友人のために剣を取り。

ある者は恋人のために獣となり。

ある者は家族のために命を捨てた。

　襲い来るアバドンに挑み、散っていった。その気高かったかもしれない精神も、黄金よりも価値があったかもしれない記憶も、尊かったかもしれない誰かへの愛も。

　全ては邪神の作ったおもちゃ箱の中にしまわれた。