書籍化したい? なんで?

 とある方のエッセイで、この創作論の妹分、『ようこそ!カクヨム国へ』の紹介してもらったよ! まあ、私の創作論に絡んでくれたので、悩みに答えようとリプしたんだけど、いい具合に長くなったからこちらでも紹介しておこう! 自分のコピペだから、運営様にも怒られない! では、



コピペ

(前略)

さて、ここ数日のエッセイ読みまして、せっかくですから感想っぽいこと書いておきます。


投稿して出版したいって色んな立場と思いがあるのですが、大きく二分割すると、


仕事にしたい! 小説家になりたい!派と

認められたい! 褒められたい! 派ですね


まあ、混ざるんですけど、どっちが先に立っているかです。


でね、プロになりたきゃ発注書読むのは当たり前だし、書きたいことを引っ込めても発注書に寄せるのが大御所以外の作家のお仕事ではないのでしょうか。新人ならなおさら。


認められたい派は、中高生位の誰とも付き合ったことのない男子が(女子でもいいのですが)「とにかくモテたい」と言っている感じです。女子に声をかけられたい。ちやほやされたい。ハーレム作りたい。そんな妄想に溢れていますね。たった1人に恋している感じがないんですよね。

まず、好きな女の子ができるといいねって思ってしまいます。


どっちにしてもコンテストは、学校でトップクラスの女の子に告白するようなものですから、自分を高めて、相手の好みを調べて、真っ直ぐな気持ちでやっても、いい男から取られるようなものですよ。


ふわふわと、ハーレム夢想しても現状変わらないよね。って、あちらこちらの呟き見ながら感じています。


さて、✕✕✕さんはどちらを目指しているのでしょうか?


プロになりたいのですか?

認められたいだけなのですか?


その目線で自分を見つめ直して見て下さいな。


みちのあかりでした



 あのね〜、それなりの本作るのに、自費出版でも紙媒体は百万〜かかるのよ。

 企業が、編集者付けて、絵師様が付いて、デザイナーに表紙作らせて、校正が何回も確認して、印刷して、宣伝部が頭下げて、運送して、書店員が並べて、…………………………!


 一作の本を作って売り出すのに、どれだけのプロが動いて、資金をつぎこんで、頑張って儲けないといけないと思っているの?


 みんな給料で(依頼料で)働き、生きているんですよ。


 一冊の本が、どれだけの人に支えられて作られ売られているのか。その世界のスタートに立つのが作家であるあなたと、あなたの作品です。(出版決まれば)


 赤字出すの分かっている商品は出さないの!

 それでも、新人育てようと思ったら、売れている作家の儲けをつぎ込むの。


 コンテストの賞金や資金は、売れてる作家の儲けから出されているのよ!


 売れると思う作品探すのって、当たり前だと思わない?


「自分が認められたい。モテたい」ってだけじゃ話にならないの分かるかな?


 ウェブ小説って、たまに「好きなこと書いて売れています」って人いるけど、それは天才か、たまたま出版部の方針とあっていたから! 宝くじ億当たる人いるから、自分も大丈夫みたいな夢だよ。


 なんで出版したいのかな? よく考えてみて。

 ふわふわとしか考えてないのに、コンテストに文句言っていても始まらないよ。


 本気で思っているなら、覚悟決めてね。大勢の他人巻き込む覚悟も。


 そして、あなたにチャンスが来たら、ちゃんと考えてチャンスを掴んで下さい。


 チャンスなんて……

 一度も来ない人だらけですから。

 二度はないと思え。




 モテたいだけのハーレム夢想男は相手にされないよ!


 みちのあかりでした

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