創作論で個性がなくなる? ならば無くすがいい!

 質問なかったから、近況ノートから拾った話ををしようか。良い話と悪い話、どっちから聞く?


 じやあ、良い話からね。



 私のノートの返信から。いつも通りコピペね。


うわ、わたしごときのレビューでですか? 光栄でございます。

みちのさんのおっしゃった通り、本気のレビューは伝わるのですね!


わたしの方もなぜかフォロワーが増えてたり、PVがあっちこっち増えてるので、レイシアちゃんファンが覗きに来てくれたのかな、なんて思ったりしてます (^^♪



 これが1話で書いた通りの結果だ! レビュー貰った私も幸せだし、書いた相手も幸せ。心のこもったレビューは、みんなを幸せにするのさ。


 みんなで幸せになろうよ!


◆◆◆◆◆


 さて、次。


 私がフォローしている方が書いていた現況ノート。創作論について書いてありました。


 最初に断っておくけど、その人の意見を否定する気はないのよ。だって自分の意見だから。


 自分の意見を表明することに対しては敬意を表すよ。


 問題は、安易に同調するあなた。❤押したよね。私も押したけど、私は創作論書いてるから、書いてる人間として押したんだからね。そう思うならそれでいいよって意味で。


 私のとこでよかったですとかいいながら、創作論は個性をなくすと言う意見に簡単に同調する?

 いいよ。ここ卒業して。


 さあ、創作論とは、個性を無くすものなのか、考えて見ようか!!


 今回、怒っているからね。覚悟しな!


◆◆◆◆◆


 まず、創作論とは何か。初心者に分かるように例え話で解説するよ。あれに同調した上中級者、帰れ!


 創作論とは、料理に例えると、包丁 まな板 鍋 菜箸 スポンジ 洗剤 レシピ など、調理に必要な道具です。いい、単なる道具。素敵な道具。


 皆さんは、今、作品が作れる状況にあります。あなたがいる。パソコンかスマホがある。便利なカクヨムというサイトがある。これで誰でも小説を書く環境は整いました。


 料理でいうなら、人、箸、フライパンがある感じです。インスタントラーメン作れるよね。


 でも、もっといろいろ作りたい。どうせなら美味しくしたい。って思ったら、調理器具いろいろ揃えたくなるよね。使い方習いたいよね。レシピみたいよね。


 それが創作論というものです。


 創作論は、単なる道具。創作論に振り回されるのは、使えないあなた。それだけの関係です。


 ここの創作論は、初心者のための創作論。果物ナイフから三徳包丁くらいは使えるようになろうよ。まずは炊飯器でご飯炊く? 簡単に作れるお弁当レシピ。程度の事しか書いてないから、みんな分かるって言ってるの!


 でもね、目指すとこいろいろあるじゃん。刺し身包丁使いたいとか、中華鍋振りたいとか。フランス料理フルコース作りたいとか。


 プロ目指すならもっと専門的になるよね。


 料理と一緒。自分のレベルに合わないのを見てるのに、こんなのダメだって言ってるだけ。道具が悪いんじゃないの。使えないあなたの腕が悪くて、怪我しそうになってるの。イメージできる?ここまで。


 上手くなりたかったら、道具使えるようにならないと。果物ナイフで切った刺し身と、プロがきちんと刺し身包丁で切った刺し身は、見た目も味も違うでしょ!


 だからプロなのよ!


 あと、ジャンルもあるから。ラブコメと、本格ミステリーでは、ケーキと回鍋肉くらい作り方違うから。ジャンル違いの創作論は役にたたないのは当たり前。


 でもね、いろんな世界知っておくのって大事だと思わない?


 いまは無理でも、憧れを持つのは大事。上の世界を知ってるのと知らないのでは、成長度合いか変わる。知識は無駄にならないよ。


 道具が悪いわけじゃない! 使えない、振り回されてる現実を見つめろ! 創作論は単なる道具、それだけ!



 で、創作論は個性をなくす、だっけ。個性が出るよう頑張ろう。だっけ!


 もっかい言う。書いた人批判じゃないよ。安易に同調する人批判! 考えて書いた人は理由があるはず。単なる同調は、頭使ってないだけ。天と地の差があるからね!


 個性って出すもの? 個性って作るものかな?


 とある劇作家さんが、若手の役者に「演出つけられてダメ出しされると、上手くなるけど個性がなくなっていくんです」と言われたエピソードがあって、それに対してなにかのインタビューでこんな感じのこといったの。


「稽古で無くなるのは、個性でなくて癖、悪癖です。正しい体の使い方やセリフが言えるようになって、それでも残ったものが個性というものです」


 分かる? 言いたいこと。文章書くのにルール知らないで適当に書いても個性じゃないの! 一定の型知らなくて適当に書いたものは個性じゃないの。


 守破離って言ってね、型を知ってから破るから型破りなの。型を知らずに破ったつもりなのは、型崩れなだけ! それは個性とは言わないのよ!


 個性って作るものでも、出すものでもなくて、にじみ出るものなの。型通り書いても、にじみ出てしまう、トラウマや性癖、育ちの良さや悪さ、今まで影響を受けたあれこれ、性格の良さ悪さ。

 そういったものがどうしてもにじみ出すの。それが個性。

 作られた養殖のキャピキャピした人引かない? 私かわってるから〜、とか言う変わってない子いない? それって個性? 

 ホントに変わってる人は、自分は普通だと思ってるの。にじみ出てるの!


 どんなに正しい文章で作品仕上げても出てくるのが個性。ところが、にじみ出すものだから、作られた個性とか、悪癖を全面に出すと感じることが出来ないのよ!


 個性は養殖に隠されてしまう。

 個性は悪癖に隠されてしまう。


 そして、悪癖を個性と勘違いしているのが、頭使わないで同調出来るあなた達の体質。


 型は個性を潰すものではない!

 個性をにじみ出させるものです。


 でなけりゃ、プロの作家は無個性になるはずでしょ!


 個性なんて、考えるだけおかしくなるよ。内面にあるのが個性だから。個性出したきゃ内面充実させようね。


 これでわかんなかったら、ここ、勝手に卒業して下さい。

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