第26話 断罪イベント戦後処理

悪徳ギルドマスターこと、不法投棄常習犯の廃棄物処理会社社長。

コイツの断罪イベント終了!ざまぁ!

受付嬢こと柊ちゃんが、正義の鉄槌!悪徳ギルドマスター、ブザマ!

なんか難しい事はよくわかんないので、私は実行部隊として柊ちゃんの指示通り動いただけなんだけどね。イエス!マム!


元々柊ちゃんの実家が持っていた神域の土地は全回収。

私が憑りついていたトラックが投棄されていたあの祠のあたりも奪還。

悪徳社長が持ってた資産も全部いただきだ。

法律?知らんな。私悪霊だし。

っていうか、柊ちゃんの実家の財産関係は法的にもちゃんと回収したらしいけど。

悪徳企業とか、めんどくさいじゃん。

悪党どもには全員、ウチの組員の動物霊を押し込んでおいたから。

不法投棄グループを、まるごと我々ゴードラ組が乗っ取ったカタチになりますなぁ。

コイツらと癒着してワイロ受け取ってた町長やら有力者やらにも家畜霊を入れさせていただきましたので、まあ自治体ごとウチらの傘下に入りましたよ。

もう街の名前もゴードラシティに改名しちゃいますか!

ゴッサムなシティ的な、ダークでデンジャラスなまちづくり。

法律?知らんな。私悪霊だし。

ていうか、私悪霊なんだから、ゴーストタウンか。

…いいね!ゴーストタウン!

町中華のオバチャンも、商店街がお化け屋敷みたいになってる!って言ってたし。

あーラーメン食べたい。

いいんじゃね?ゴーストで売り出す、ゴーストタウンのまちづくり。

私天才かも。

早速さっそく第1回ゴーストタウン協議会を開催いたしましょう!

招集しょうしゅう!町長!議長!商工会長!社長!柊ちゃん!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る