第11話お見合い

今日は中原と凛のお見合いだ。

中原には親代わりに加藤本部長に出席してもらい、凛のお母さんが来ていた。

「いや~、中原君のお見合いの相手が居酒屋千代の看板娘とは、縁は異なもの味なものですなぁ」

「はい、中原さんの話は以前から娘から聞いていて、お見合い相手が中原さんなら何も問題なしです。21歳も歳が離れてますが、中原さんはまだ、30代半ばにみえますよ。早く、孫見せてちょうだい」

「オホン!我々外野は外に出て、後は若いもの同士で。お母さん、一杯引っかけませんか?」

「いいですねぇ~、じゃ、あまり話す事ないだろうけど、楽しんで!」

加藤本部長と凛の母親は店を出て行った。


「凛ちゃん、さっ飲もう。こんな料亭久しぶりだよ。それに、また、おっぱいを強調する服着て。なにカップなの?」

「Fカップだよ!」

2人は料理を食いまくり、日本酒を飲みながら、中原は凛に言った。

「凛ちゃん、結婚前提で同棲しないかい。結婚しても、会社辞めないけど」

「いいよ~、千代は家族経営だから心配しないで。同棲……したいよね」


翌月から2人は同棲を始めた。何も問題なく生活出来た。

中原は会社の連中に祝福され、めでたくゴールインした。結婚してからは、水原や丸山に元通り優しく接した。

と、こんな感じで、この物語を終わらせたい。


大団円

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居酒屋へ行こう! 羽弦トリス @September-0919

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