お昼ご飯

結月 心美(ゆづき ここみ)15歳 7月17日生


中学からは大人しくなりたかったが、いつも珠美、優希が同じクラスなので

ツッコミをしてしまい、大人しいキャラにはなれなかった




鈴音「タマちゃんお弁当忘れた?」


 カバンをひっくり返して探す珠美に言う


珠美「あ!作ってないや!」


鈴音「分けてあげたいけど、食べてきたからお弁当無いんだ」


 残念そうな顔で言う


優希「でも、美味しそうな匂いがするぞ?」


 鈴音のカバンを開く


心美「お弁当があるね」


 不思議そうに鈴音のお弁当を取り出す


優希「お腹空いてお昼2回食べるのかー?」笑いながら言う


心美「優希じゃあるまいし」ため息をつく


珠美「カードがあるよ」


 お弁当の上にあるカードを開く


「お姉ちゃんへ


あまりお昼ごはん食べてないみたいだからお弁当入れておきます


                          将矢」


鈴音「将くんが作ってくれてる」


 ほんわかした笑みを浮かべる


珠美「・・・」


 キラキラした瞳でなにか訴えかけるようにお弁当と鈴音を見つめる


鈴音「みんなで食べようか」優しくみんなに言う


珠美「食べるー!」すかさずお弁当箱を開ける


優希・珠美・心美「おー!豪華!」


 色鮮やかなお弁当を見て同時に声が出る


優希「・・・」


 そっとお弁当を隠そうとする


鈴音「優ちゃんの唐揚げも美味しそうだったね」


 隠そうとしたのがわかってすかさずいう


心美「そうだな、濃くもなく薄くもない丁度いい味つけの香りだな」


 心美もすかさず反応する


珠美「唐揚げ大好きです!」


 お腹すいたから早く食べたい一身で言う


優希「そうかな、へへ」照れながら机に戻す


珠美「早く食べましょう!」お腹を鳴らしながら言う


鈴音「食べようか、いただきます」手を合わせて言う


珠美・優希・心美「いただきます」


珠美「唐揚げおいしー!」


優希「心美のベーコンも美味しいぞ」もぐもぐしながら言う


心美「弟くんが作ったお弁当はどこから食べたら良いかわからない・・・」


鈴華「心ちゃんはアスパラガスかな?」


 心美の口に持っていく


珠美「私もー!」大きな口を開けながら言う


鈴音「タマちゃんはミートボールね」珠美の口に入れる


優希「私には?」羨ましそうな顔で見る


鈴音「優ちゃんには、卵焼きかな」優希の口に入れる


優希「美味いー」笑顔で食べる


鈴音「よかった」


みんなが美味しそうに食べてるのを見て笑顔になる鈴音

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