第26話「アオシマ公園ダンジョン」
アオシマのダンジョンはとてもゆっくりとした空間が広がるようだ。
青い空間と言うか、綺麗な水場のある空間だ。
湖のように葵なんというか青いダンジョンだ。
そんな苦しみなんてないダンジョンにはスライムが大量にいる。
攻撃してくる。だからなのかセツナが味方のスライムに攻撃を促している。
でもそこまで痛い攻撃が無い。
そしてゴブリンが出る。
セツナは舞を踊る。
そしてスライムたちが炎魔法とか水魔法とか雷魔法を放ち、ゴブリンを撃退している。
俺はただのノートにゴブリン倒れろとかゴブリンを破壊しろと書くとゴブリンが苦しむ。
俺もショートソードを持っているが、字游の力でペンを剣にすることができる。
ただのノートにただの鉛筆の力で字游に書くことで動作を阻害する。
ゴブリンたちの動きを阻害している。
かなえさんも風魔法を放ち、ゴブリンを仕留めている。
『スキル【字懐】を習得』
なんだろうまたもや新たなスキルを得てしまった。
字懐……文字通り字で破壊することができるということか……?
試しに敵を書く。
目の前にいるゴブリンを書いて、ゴブリンを殴る様に書く。
ゴブリンの腕が黒曜で切りつけられるように切り裂かれる。
ただのノートを書き殴る。
ゴブリンを倒してしまった。
ゴブリンが自壊してしまうのだった。
進む。今度はコボルトが現れた。
コボルトデザートが現れた。
棍棒を手に持ち、機械的に動いてくる。
洞窟の中はほんのりと明るいからそこまで視界を塞がないが、コボルトデザートは暗殺者のごとき深さで始動する感じだ。
コボルトデザートは勢いよく斬殺するように俺たちを狙う。
だがコボルトは字游で拘束して、字懐で破壊した。
かなえさんも風魔法でコボルトデザートを倒した。
セツナも舞を踊り、スライムたちに倒させる。
次に出てきたのはアサシン。
なかなかの強さだ。字游に文遊も使用する。
文遊の力で敵を束縛する。
そして字懐で破壊する。
心の闇を打ち払う。無限に湧き出る泉のように世界を破壊する泉は電解する。
アサシンは暗殺者のように動く人型のモンスターだ。
動きが素晴らしい。心の闇に引き寄せられたかの如く交錯する原理の死亡を誘発する動きだ。
アサシンを字遊で転ばす。字懐で足を粉砕する。
かなえさんが炎魔法で燃やしつくす。
セツナがスライムたちを魔法で行使する。
スライムたちの魔法がアサシンを襲う。
アサシンを倒した。次の魔物は何だろう?
そしてリザードマンが現れた。
こいつかなりやるぞ……
リザードマンの動きが達人のそれだ。
でも字游で力を奪う。そして文遊で敵を背中から覆いかぶさせる。
『字魔法を習得した……』
字魔法……つまり……炎と書くすると炎が生まれた。
リザードマンに対して炎の波動をぶつける。
しかもショートソードを始めて使ってみた。
剣とただのノートに書いてから奮えば、ショートソードもなんかしっくりくる。
リザードマンに対して激熱の波動をぶつける。
リザードマンのアックスソードとつばぜり合いになる。
でも俺は剣の文字を浮かばして剣を生み出した。
そして空中で剣がリザードマンを襲う。
字遊で書いたものが実体化するようになった。
剣ともう一度書く。
剣が意識を持ち、剣が踊りだす。
無限の剣すらも出せるのではないかと思えるほど剣の群生だ。
リザードマンを倒してしまった。
レベルが上がった。
現在レベル15だ。
かなり強くなったと思う。
聖奈ちゃんも張り切る。
「テンキ君と一緒に攻略中! 写メ写メ!」
「こんなときに写メかよ」
「セツナちゃんは携帯も持ってません」
「どんまいです」
その後リザードマンデンジャーを倒す。字魔法で電撃と書く。
リザードマンはデンジャーはボスだったらしい。
そしてアオシマ公園のダンジョンは今ので最後だったらしい。
最後にダンジョンの最後に到達したら、宝箱があった。
そこには兜があった。
英知の兜……耐久を300上昇させる。知識を200上昇させる。知識量が大幅に上がる。
試しに俺がかぶる。
するとしっくりくる。
なかなか良い物が手に入った。
そしてうちの店員にセツナが介入した。
「これで良いですか?」
「玉ねぎ切れるだけでも一人前だな」
「目が痛いです」
「凄いね~~~ってなんで私まで手伝ってるの? テンキ君のためだからいいけど」
「一応臨時バイトなので給料出ますよ」
そんな感じで牛丼屋は繁盛してます。
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