第28話 女子大生が可愛いんです。

8/3(水)気温38度

・桜林女子大学午前10時 研究室

コンコンっ

「どうぞ」

部屋の中から聞き覚えのある声が聞こえる。

ガラガラガラ

「博士ーーっ!」

「めちゃくちゃかわいい」

研究室に入ると彩希が博士のために買った服を着ていた博士がいた。

「おや、今日は秋葉君も一緒か」

「はいっ!」

数時間前・・・

「それじゃあ、行ってくるわね」

「ええ、気を付けてね」

ダッダッダッダッ!

「ちょっと待ったーーーーー!」

「あら秋、どうしたの?」

「僕も彩希ねえと一緒に行きたいっ!」

「あら、秋葉も彩希と大学に行くのかしら?」

「あんた、博士に会いたいんでしょ?」

「もちろん!」

「まあいいわよ、博士もあんたのこと気に入ってるみたいだし」

「やった!」

・・・

まあそんなこんなで僕は今彩希ねえと一緒に桜林女子大学の研究室にいるわけだが、、、。

「可愛すぎるっ!」

「そ、そうか」

あーーもうっ!博士可愛すぎる。っていうか彩希ねえのセンス良すぎでしょ。博士の今の服装は大人のお姉さんといった服装をしていて白衣によく似合っていた。

「博士、ほんっとにかわいいよね!」

「あ、ありがとう」

「そういえば博士」

「ん、どうした?」

「その格好、他の生徒に何か言われたりしないんですか?」

「言われるな」

「ですよねぇ〜」

そりゃそうだ、ただでさえ童顔で背が小さくて可愛いのに今は普段と違う大人のエロさも出てしまっている。おっぱいも大きいし。

ガラガラガラ

そんなことを思っていると研究室の扉がガラガラと音を立てて開いた。

「はかせえー、レポート提出しに、、、えっ!?」

研究室に入ってきた生徒は博士の恰好を見るなり目を丸くした。

「博士、その恰好、、、その胸、、、」

生徒は開いた口がふさがらないようだった。

「どうだ、いい、、」

「めっちゃくちゃ似合う!」

生徒は博士の言葉を遮り、博士の恰好を褒めた。

「そうだろ!」

「うんうん!」

「めちゃくちゃかわいい!」

「そのコーデ自分で考えたの?」

「いや、彩希さんが私のために考えて買ってきてくれたんだ」

「彩希?」

「ああ、この子だ」

彩希はぺこりと生徒に頭を下げた。

「へえー、彩希ちゃんめちゃくちゃおしゃれだね!」

「ありがと!」

「それとなんでそんなに胸大きくなってるの!?」

「ああー、これはまあ、実験だ」

「博士やばっ!うちより胸大きいじゃん!」

「そ、そうか?」

「絶対そうだって、博士今何カップなの?」

女子大生が博士の胸を見て聞く。

「今は、J、、だな」

「やっぱりうちより大きいじゃん!うち今Eだし」

「それでも十分大きいだろ」

「そう思ってたんだけど、博士の胸見ちゃうとねえ、」

博士と女子大生は胸について話していた。

Eカップ、、、良い!僕はそんなことを話していた。

「あれ、この子は?」

生徒は僕に視線を向けて博士に尋ねる。

「ああ、彼は彩希さんの弟さんだ」

「えっマジ!?」

僕は彩希ねえと同様ぺこりと頭を下げた。

「何か驚くことがあったか?」

「うん!」

え、そんな驚くことあるかな。

・・・あ、そういえばここ女子大か。

「この子、めちゃくちゃ可愛い!」

「え?」

僕は女子大生の思いもよらない回答に驚き、声が出てしまった。

「僕、何歳?」

女子大生は僕のことをまるで幼稚園の子としゃべるみたいに聞いてきた。

「じゅ、17歳です」

「かっわいいーっ!」

女子大生は一人でぴょんぴょんと跳ねて何やらテンションが上がっていた。

「だ、大丈夫か?」

博士は女子大生の異常なまでのテンションに驚き、声をかける。

「だって、だって!女の子みたいでちょーーーー可愛いし!」

僕は自然と顔が熱くなるのがわかった。

僕は女の子みたいと言われることがよくある。それをうれしいと思う人もいれば嫌と思う人もいるだろう。僕は嫌な気はしないし、むしろうれしいのだがかっこいいとは全然言われないのでどちらかといえばかっこいいと言われたい。

「あれ~もしかして僕照れてる?」

「うわっ!」

女子大生は恥ずかしくて両手で顔を隠している僕の顔を近距離で覗き込んできた。

ちかいちかいちかい!距離近すぎでしょ!?なんか甘くていい匂いもするし可愛いし、さっきから思ってたけどこの人の胸大きい、。見ちゃだめだ、見ちゃだめだ!

「見ちゃだめだ、見ちゃだめだ、、」

「あれ、この子大丈夫そ?」

僕は胸を見ないように頭で訴えかけていたら口に出てしまっていた。女子大生は笑顔で博士に聞く。

「わからん、大丈夫か?」

「さあね?」

「僕、大丈夫?」

「は、はいっ」

「びっくりしちゃった?」

「ちょ、ちょっと、、、」

「マジ?ごめんごめん、君可愛いからついテンション上がっちゃってさ~」

女子大生は申し訳なさそうに謝ってくれた。

「だ、大丈夫ですお姉さんが可愛かったからちょっと恥ずかしくて、」

僕がそういうとお姉さんの顔がどんどん赤くなっていった。

「うぅっ//」

「ど、どうしました!?」

「こんなかわいい子にうち可愛いって言われた、、」

お姉さんは一人でぶつぶつと何か言っていたがよく聞き取れなかった。

「あのー、お姉さんどうしました?」

「あ、あ~気にしないで!」

「わ、わかりました」

「お話の最中に申し訳ないのだがレポートを、」

「ああーそうだったそうだった!」

お姉さんは背負っていたリュックサックを空いている椅子に置くとガサゴソとリュックの中をあさり始めた。

「あ~あったあった!」

「はい、これお願いしま~す!」

博士はお姉さんからレポートを受け取ると軽くチェックをし、それが終わるとレポートを机の上に置いた。

「よし、確かに受け取った」

博士が受け取ったことを確認するとお姉さんは彩希ねえのほうへ向かっていった。

「彩希ちゃん、もしよかったら今度一緒に遊ばない?」

「うん、遊ぼ遊ぼ!」

「それよりなんて名前か聞いてもいい?」

「あー、そういえば教えてなかったわね」

「講義でも会わないしね」

「そうね」

「うちは渡辺わたなべ璃子りこ、よろしくね!」

「璃子ちゃんね、よろしく!」

「ねえ、弟君の名前はなんて言うの?」

璃子さんは僕に視線を変えて聞いてくる。

「成瀬秋葉です」

「秋葉君かあ、やっぱり可愛いっ!」

「ど、どうも」

僕はまた顔が熱くなってきた。

「ほんと可愛いなあ、秋葉君って!」

璃子は立っている秋葉に抱き着く。

「ん-っ!んーっ!」

胸が!胸が当たってます!

「あははっ、秋葉君どうしたの~?」

璃子さんは僕の顔が自分の胸に当たっていることを気にしていないようで抱き枕に抱き着くみたいに璃子さんは僕に抱き着いていた。

「あ~、秋にあんまり抱き着かないほうがいいかも、、」

彩希は璃子に不安そうに言った。

「どうして?」

璃子はなんでダメなのか何もわからないでいた。

「だって、、」

「だって?」

僕に抱き着いちゃいけないという理由は自分でもわかっていた。

「んーーーっ//」

「え、?」

璃子さんは自分の太ももくらいのところから違和感を感じる。

僕のズボンからムクムクとアレが膨らんでくる。

「あー、そういうこと?」

璃子は少し恥ずかしそうな顔をした。

「ま、まあ秋葉君もそういう年頃だし!」

璃子はこんな状況なのに僕から離れなかった。

「んーーーっ!」

「ちょっ、やばっ//」

僕のアレは見なくても血管が浮き出ているのがわかるくらい勃起してしまった。

僕の大きくなってしまったアレは璃子さんのアレにこすりつける感じになってしまい、僕が動くと僕のアレが璃子さんのアレを刺激してしまっていた。

「ちょっと秋!」

「んーーっ!」

僕は何を喋っても璃子さんのおっぱいによって塞がれてしまっていた。ここで僕はどうにかして璃子さんから抜け出す方法を考えひとつの答えにたどり着いた。


気持ちよくして力抜けばいいんじゃないか?

よし、そうしよう。

僕は必死に動いて僕のアレを璃子さんのアレにこすりつけた。

「んっ//ちょっ、、やっ//」

僕がこすりつけていると璃子さんの力はどんどん抜けていき、もう抜け出せそうになった。

「んーーっ!」

僕はしゃがんで璃子さんの腕の中から抜け出した。

「はぁ、、、はぁ、っ///」

璃子さんはその場にへたり込んでしまった。

「璃子ちゃん、大丈夫!?」

「大丈夫か、」

彩希ねえと博士はへたり込んでいる璃子に声をかける。

「だ、大丈夫大丈夫!」

璃子はさっきのことを隠すかのようにすぐ立ち上がり笑顔になる。

「秋、あんたは何おっ勃ててんのよ!」

「せ、生理現象だから、、」

「そそ、全然気にしないで!」

璃子さんは僕があんなに気持ち悪いことしたのに僕のことを幻滅しなかった。

「それに秋葉君は男の子だし、むしろうちがテンション上がって秋葉君に抱き着いちゃったのが原因だし!」

「そうだ、今度秋葉君も一緒に遊ばない!?」

「え?」

「そうだよ、それがいい!」

なんか璃子さんは一人で盛り上がり始めた。

僕はどうなるんでしょうか。






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