第22話 実験は怖いんです。

8/2(火)気温36度

・博士の家午前9時 博士の部屋

「あの~、博士さん?」

「ん、なんだ?また何か気になる物でもあったか?」

「いや、まあ確かに気になる物はいっぱいあるんですけど、、」

「ん?」

「今日はなんで僕を呼んでくれたんですか?」

「あー、そのことか」

「はい、どうして初対面の僕を呼んでくれたのかなあと思いまして」

「理由は簡単だ、君で実験するからだ」

いや、今さらっとやばいこと言わなかったこの人?僕で実験するとか言ってた?ほんとにそうだとしたら今日が命日になるのかな、僕。

「あの、今なんと?」

「ん、聞こえなかったか?君で実験をすると言ったんだが、」

やっぱり僕の命日になりそうです。

「ちょっと博士?」

「なんだ?彩希さんも気になる物でも見つけたのか?」

彩希ねえは銀のトレーに乗っているスタンガンを指さして言う。

「このスタンガンって何に使うの?」

やっぱ彩希ねえも気になるよね。わかるわかる。こんな小さい女の子がスタンガンなんて持ってちゃいけないよね。

「さっきも言っただろ?実験だ、人に使うんだ」

「まさか今日は使わないわよね?」

「ふっふっふ、いい質問だな」

「彩希ねえ、流石に使わないでしょ?」

「そ、そうよね、、あはは、、、」

「使うぞ?」

「え、使うって誰に?」

「秋葉君のつもりだが、彩希さん、弟にスタンガンを打つのはダメか?」

「流石に無理よ!いくら博士と言っても怖すぎるわ」

「そうか」

「彩希ねえ、ありがとうっ!」

僕は彩希ねえに抱きついた。

「もうっ!秋ったら!、、、ん?」

抱きついてしばらくすると彩希ねえが固まった。

「え?」

「あんたはなんで抱きつくたびにおっ勃ててんのよ!」

さっきまでふにゃふにゃだったペニスはいつの間にか勃起していた。僕は彩希ねえを見るだけで半勃起状態になってしまう。見るだけで半勃起してしまう僕が抱きついたりなんかしたら、もう勃起は確実にしていしまうのだ。

「しょうがないでしょ、彩希ねえ、いい匂いするし、可愛いし、、彩希ねえのせいでおっきくなっちゃうんだから、、、」

僕は下を向き反省する。

「もう、ごめんごめん!今度またヌイてあげるから!」

「ほんとに!?」

「ええ、いいわよ、お姉ちゃんに好きなだけ甘えていいわよ」

「やったー!彩希ねえだーい好きっ!」

「私も秋葉のことだーい好き!」

僕と彩希ねえは抱き合っていた。

「仲が良いみたいだな」

「ええ」

「なら、弟のペニスで実験させてくれないか?」

「え、僕の?」

「ああ、この実験は君にとっても悪い話ではないと思うが、」

「というと?」

「望みがあるのなら、長さや形を短時間だけなら変えることができるが」

長さを変えれるってことは、僕も夏帆さんみたいに30㎝くらいの超長ちんこになれたりして!?形も変えられるってことは、亀頭を太くすることもできるのかな?亀頭が小さくて皮に隠れちゃってるから、むき出しになるくらいまで大きくしてくれたりするのかな!?もし、それができれば僕はもっといろんな女の子を気持ちよくさせることができる!

「博士さん!それやってみたい!」

「ちょっと、秋」

彩希ねえは少し不安そうな顔をしていたが僕の頭の中は前に見た夏帆さんの巨チンのことを想像していて、この実験を逃そうとしなかった。

「だってだって!長さとか形を変えたりしたら男らしく見られるかもしれない!」

「あんたのその長さはもう十分男らしいと思うんだけど?」

「ちなみに弟君に聞くが、勃起時の長さは何㎝くらいかわかるか?」

「最大で22㎝だったと思います」

「おお!君は私が今まで見た中で一番の巨チンというわけか」

「僕が一番大きいんですか!?」

「ああ、なかなか20㎝を超える長さの者はいないからな」

「やったー!」

「あんた、なんで喜んでるのよ」

「なんか、嬉しくて!」

「じゃあ、早速で悪いが全裸になって、ついてきてくれ」

全裸に!?、、、まあそりゃそうか。ペニスの実験するんだから。

「私は?」

「彩希さんも着いてきてくれると助かる」

「助かる?」

「ああ、弟君が勃起しやすくなるようにおかずとしてな」

「私は秋葉のおかずにされるってことかしら?」

「ああそうだ、不満か?」

「まあ、いつもと変わらないしいいわよ」

「やったー!」

「なんか彩希さんは毎日疲れそうだな」

「まあね、けどもう慣れちゃったわ」

「そうか、慣れというとのは怖いな、、というか君はもう全裸になっていたのか」

「はいっ!」

僕は早く実験をしてもらいたくてすでに全裸になっていた。

「じゃあ二人ともついてきてくれ、実験室へ案内するよ」

「実験室!?」

「ああ、こっちだ」

博士さんはそういうと、どんどん進んで行ってしまったから僕と彩希ねえは後を追った。

ガチャ

「失礼しまー、、、なにこれ、、、」

「ここが実験室だが」

「彩希ねえ僕怖いかも、、」

「確かに、そうね」

実験室に入ると手術台のようなものが真ん中に一つあり、壁には医療器具がぶら下げられていた。ほかにも部屋の隅には椅子が一つ、病院にありそうな白いベッド、長机があり、長机の上には謎の液体が数えきれないほど置いてあり、茶色い紙袋もいくつか置いてあった。

「今から実験を始める、弟君はここに仰向けになって寝てくれ」

「、、、はい」

「ちょっと、ほんとに大丈夫なんでしょうね?」

「ああ、私に任せろ」

「あの、博士さん」

「どうした?」

「僕の要望を聞いてもらってもいいですか?」

「ああ、聞くつもりだったからな、言ってみろ」

「実は僕の亀頭小さくて、皮にかぶってしまって亀頭がむき出しにならないので、、」

「なら、亀頭がむき出しになるくらいまで大きくすればいいのか?」

「はい」

「了解した、5分程度で終わる」

「5分!?」

5分って速すぎない?そんなにすぐ大きくなるものなのかな?

「ああ、このくらいならすぐに終わる」

博士さん凄すぎでしょ!?普通亀頭とかの手術って言ったらお金とか時間とかいろいろかかるはずなのに。、、、あ、もしかしてあとでとんでもない額の請求が家に届くとかないよね?

「博士さん、、お金っていくらですか?」

「お金?何を言っているんだ?」

「実験代的な感じでお金を請求されるのかと、、、」

「はははっ!安心しろ、私は君で実験させてもらっている立場だ」

「じゃあ!」

「ああ、お金など要らん、むしろ私にできることならなんでもしてあげたいくらいだ!」

何でも?

「なんでもしてくれるんですか?」

「まあ私のできる範囲のことであればな、何かしてほしいことがあるのか?」

「はい、」

「なんだ、言ってみろ、できることなら実験台になってくれたお礼にやろう」

「博士さんと、、、」

「うん?私と?」

「ね、、、」

「ね?なんだ、遠慮せずに言っていいんだぞ」

そうだ、博士さんはできることならなんでもしてくれるって言ったし!ここは聞くだけでも聞いてみよう!

「寝てくれませんか!」

「ん?」

「え?」

博士は実験道具を用意していたが、その手を止めた。実験室の隅にある椅子に座って、メールを打っていた彩希ねえも流石にこの答えには手が止まった。

「寝てくれませんか?」

どうやら博士は秋葉の言っていることがわからなかったようだった。

「はい!僕と添い寝してください!」

「私が君と寝るのか?」

「はい!」

すると、博士は拍子抜けした顔をして、また手を動かしだした。

「なんだ、そんなことか」

「博士、いいんですか!?一緒に寝ると何処触られるかわかりませんよ!?」

「ちょっと彩希ねえ!僕はそんなことしないって!」

「あはははっ!別に私の身体ならどこでも触っていいぞ、まあ触りたくないのなら触らなくてもいいがな」

「いえ、触りたいです!」

「ちょっと、秋」

「そうかそうか、なら実験が終わった後にでも一緒に寝るとしよう」

「ちょっとちょっと!その時私はどうすればいいのよ!」

「彩希さんは他の実験をやるつもりだ、彩希さんの実験中に私は寝るとしよう」

「実験中に寝るって、大丈夫なの?」

「ああ、効果が出るまで待つだけだからな、やることをやったら寝るから好きなように過ごしていてくれ、この隣の部屋に冷蔵庫があるから好きなものを食べるといい」

「えっ!いいの、博士!?」

「ああ、彩希さんも要望があれば、応えよう、、まあできる範囲なら」

「じゃあそうね、私は胸を実験してほし、」

「了解した!喜んで応えよう!」

博士は即答した。

「やった!じゃあ胸をどう実験してほしいかは後で言うわね」

「わかった、、よし、準備ができた」

「やっぱりちょっと怖いな」

「安心しろ、今回の実験は亀頭に注射を一本刺して、液体を塗るだけだ」

「注射を亀頭に!?」

「ああ、痛みは感じないから安心しろ」

「そう、なんですか?」

「ああ、これを飲んでもらってから実験をするからな」

博士は茶色の紙袋からカプセルの薬を秋葉に渡した。

「これは?」

「これは飲むタイプの麻酔だ、これを飲めば痛みはなくなるぞ」

「そうなんですね!それなら安心!」

そういうと僕は博士に言われたとおりに薬を飲み、再び手術台に仰向けになった。

「じゃあ、弟君」

「はい」

「まずペニスを勃起させてくれ、フル勃起ではないくらいに、、調整できるか?」

「はい、半勃起くらいにすればいいんですよね?」

「ああそうだ」

「彩希ねえの身体を見れば、、、」

「はあ、まったくしょうがないわね」

彩希ねえは仰向けになっている僕の近くに来て、顔を見せる。

「どうだ、勃起しそうか?、、、いや、聞くまでもないな」

僕のペニスはムクムクと大きくなり始めていた。そして、半勃起くらいのサイズになると彩希ねえに言った。

「彩希ねえ、そろそろ」

「はいはーい」

そういうと彩希ねえはまた椅子に戻って行った。

「博士さん、半勃起しました」

そういうと博士は注射器とピンクの液体を持ってきた。

「では、実験を始める!」


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