第19話 愛に……
愛に重さがあるなんて
知らなかったの
だから、気付かなくてごめんね
荷物を積まれた馬のように
君がその重さに
耐えていたこと
愛に重さがあるなんて
知らなかったの
だから、気付かなくてごめんね
グルグルに縛られた人形みたいに
君がその息苦しさから
逃げ出したくなってたこと
だから、わたしは
その溢れる想いに蓋をして
遠くから、見守ることにしたの
いつか、また
笑顔を見せてもらえたらいいな
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。