◇ 神を疑い、真実を知った。

***


 それは偶然だった。


 たまたまパルフェが気晴らしに外出をしていて、彼もたまたまその店に用事があったようで、古い宝石店でパルフェはエオルとばったり顔を合わせた。


「こんにちは、パルフェ嬢。茶会以来だね」

「お……お久しぶりです、エオル様」


 パルフェは元々、滅多に屋敷の外に出ない人間だ。家に閉じこもって生活するのにも閉塞感を感じることがない、寧ろ見知らぬ人間が大勢いるような空間の方が緊張して苦しい、そんな内向的な性格だ。


 ただ、神の下へ向かうまで刻一刻と近づいている今は、なるべく下界で多くの経験をしてほしい(今となって思えば、神に近しい存在となるパルフェが人間に害成す事が無いように、下界に対して、楽しいという感情を持っていて欲しかったのだろう)という両親の意向を組み、両親を安心させるために、義務感を持って時折こうして苦手ながらも外出をするようにしていた。


 家を出て今の今まで内心嫌で嫌で仕方が無かったのに、エオルに出会った途端に外に出てよかった、などと思うのだから、人間の感情なんて現金なものだ。


「何か買いに来たの?」

「その……式日に一つ、着けるものをと……」


 パルフェが神と式を挙げる事は既に聞かされていただろうエオルは、興味深そうに「へぇ」と相槌を打った。少し不思議に思って、パルフェが首をかしげると、エオルは並べられた商品を手に取り視線をそちらに落としながら続けた。


「ディアンヌ家は身内に加護を受けた者がいないから、神との挙式の作法に詳しくないんだ」

「え? そうなのですか? でも、王家や、その血筋の公爵家は、神様から繁栄を約束されたと……」

「ああ、その認識で合っているよ。うちが少し特殊というか……初代当主の母方一族が、変わっていてね。神に支配されるばかりでは駄目だ、人は人の力で生きていくべき……なんて価値観で、重要資料を随分と焚いたみたいで」


 だから詳しくない。今も繁栄を続けているのが不思議な家だよね。と付け足して、エオルは視線をこちらに戻し、手に持っていたブローチをパルフェにかざした。


「神様は質素倹約を好むと聞いたから、装飾品はつけないものかとばかり」

「そっ、そう、ですね……豪華絢爛でなければ、一つ二つと装飾品を身に着けることは許されているみたい、で……」


 説明をしながら、今度はパルフェが視線を逸らした。以前挨拶をしたときよりも近い距離で、恥ずかしくて目を合わせていられなかった。


 逸らした先にあった貴族向けの高価な品々を見て、思う。


(まあ……神の下へ、なんて言うけれど。端的に言えば死ぬということでしょう。装飾なんて不要だわ)


 これから死にゆくのに、無駄金だ。そうは思うけれど、建前として着けて行かなければならない。


(何も身につけなければ、きっとお父様もお母様も、納得されないわ……この先『人生を謳歌できないまま死んだ可哀そうな娘』だと嘆き続けるくらいなら、適当なものを着けたほうが少しは安心するわよね)


 どれなら両親は納得するだろうか。彼から意識を逸らすように考えていると、店の奥から店員が箱を持ってこちらに近づいて来た。どうやらエオルが装飾品を注文していて、受け取りに来ていたらしいと察する。


「ご注文の品です」

「うん……いいんじゃないかな。どう思う?」

「へっ?」


 箱を開けてもらい観察していたエオルが、不意にこちらにそれを見せて感想を求めて来た。間抜けな声を出したのが恥ずかしくなって小さく咳払いをし、パルフェは箱の中身を確認する。


 美しい青の宝石がはめ込まれた首飾りだった。藍銅鉱だろうか、表面が薄っすらと青緑色に反射している。


「わぁ、綺麗……。お姉様に、ですか?」

「うん。ただ、僕は宝石にはあまり詳しくなくて。女性から見てどうかな」

「素敵です。きっとお姉様も気に入ります」


 姉が身に着けた姿を想像して、食い気味に答える。似合うだけでなく、エオルからの贈り物ならファニーシュは飛び跳ねて喜ぶことだろう。


(いいなぁ)


 何に向けた羨望だったか、定かではなかった。どんなものであっても姉に喜んでもらえるエオルに対してなのか、エオルから贈り物をされる姉に対してか、はたまた素敵な首飾りを受け取れるという事に対してなのか。自分でも上手く言葉に出来ない感情にひっそりと嘆息する。


「よかった。これで安心して渡せるよ」


 ほっとした様子のエオルが、従者に声をかけてチップを弾ませた。些か多い額を出したな、と横目に見て思うパルフェに、エオルは店員に何か耳打ちをしてから礼を言って、「じゃあ、またね」と店を出て行った。


「は、はいっ」


 慌てて姿勢を正して返事をした頃にはもう彼は通りに止めていた馬車に乗ったところで、パルフェはまたため息を吐いた。


(いけない、ぼうっとしていたわ……鈍臭い子だと思われていたらどうしよう……)


 いや、思われたからと言って何かあるわけではないではないか。熱くなった頬を隠すように手を当て、当初の目的の装飾品に視線をやると、店員が一つのブローチを丁寧に梱包し、それをこちらに差し出した。


「エオル様から貴方に、と」

「え……?」

「時間を共にしてくれた礼に、とのことです」


 断るに断れず、パルフェはそれを受け取った。深い緑の孔雀石のブローチは、先ほどエオルがパルフェにあてて見ていた物だった。


 姉に贈られる物とは違う。石は姉へのものより希少性は無いし、オーダーメイドではなく既製品で、値段もおそらく姉へのものに比べれば安い方なのだろう。それでも嬉しくて、口元が緩んでしまって、パルフェはそれを家に持ち帰ってからも見つめ続けた。


***


「パルフェったら、素敵なブローチを持っていたのね! 教えてくれていたのなら、装飾品ではなくてドレスや靴を選んだのに!」


 嬉しそうな記憶の中のパルフェを眺めながら、ファニーシュは言う。


 今回の巻き戻りでファニーシュがパルフェとの贈り合いに選んだのは、奇しくもエオルと同じく孔雀石のブローチだった。似たようなものがあるなら、別のものを選んだのにと唇を尖らして元気よく愚痴る。


「ねえ、フルゥ! ……フルゥ?」


 同意を求めてフルゥの方を向くと、少し呆けていたのか──それにしては緊張した様子のフルゥが、こちらの声かけで我に返った様子で、呆れながらも楽し気に笑った。


「今回は持ってないわ。これは、最初の記憶だからな……。今回のパルフェは、外出は一切していない。アレと外で会う事などありえない」

「あ、そっか!」


 言われて気づいたファニーシュは、店を出たエオルが持って行った首飾りを思い浮かべながら、「確かにわたくしも、エオル様から首飾りなんて受け取っていないわ!」と声をあげる。


「ということは、わたくしは咎の証が浮かばずに無事平穏に過ごしていたら、あれを受け取れていたということ……!?」

「そうね」

「わたくしは何度、受け取る機会を失っているのかしら! いえ! 今度こそ! 今度こそ皆生きて、わたくしはあれも手に入れるのよ!」

「ははは」


 笑い飛ばして、フルゥは次の裂け目に飛び込んだ。見えて来た景色は、随分と懐かしい光景だった。


***


「もう一度」


 その言葉を言ったのは、家庭教師だった。


 覚えの悪いパルフェに向けて、根気強く彼らは言う。


「さあ、もう一度」


 うんざりしながらも、パルフェはその指示に従った。もう一度。間違えたら、もう一度。繰り返し失敗し、繰り返し問題を解き続ける。──もう一度。何度でも、やり直して正解に近づくのだ。


 三歳のある日。パルフェは幼いながらに過労で倒れた。神の下へ向かう身として年齢に見合わない教育の詰め込みが原因だった。


 そして気晴らしに、と両親に連れられてパルフェはベル教会にやって来た。


 ずらりと宗教画が描かれた聖堂の壁を見つめる。神はいないが、知恵の実と呼ばれる林檎を人々に分け与える天使がいる。たくさんの林檎を抱えた天使、その手から零れた林檎を集める天使、それを見て可笑しそうに目を細めて微笑んでいる天使──。


(可愛い)


 神と式を挙げることを既に定められ、神や天使についても勉強中のパルフェにとって、天使がただ可愛らしい存在ではないことは知識と知っていたものの、同じ年代の子らと遊ぶことすらなかったからか、絵でも同じ年代の子が描かれていると、不思議と愛着を感じて、そのような感想を浮かべた。


 繰り返しの勉強漬けで苦しい自分を、救ってほしかったのかもしれない。だが、救ってくれるような、神も天使もこの世にはいない──。


「パルフェ、おいでなさい」


 思考が影に浸りそうになった時、不意に、パルフェは呼ばれた。


 この子が貴方の姉よ、と。引っ込み思案で父の背に隠れる幼いパルフェの前に、母が連れて来た少女を恐る恐る見やる。


 菜種色の鮮やかな金髪を肩口で切りそろえた、百群色の大きな目をした少女が、不思議そうに目をぱちくりとさせてパルフェと母とを交互に見ていた。


 『貴方には姉がいる』と言われ続け、この日、初めて会った姉に、パルフェはしばらく愕然としていた。両親と姉は、一目で親子と分かったからだ。


 一族の中でも、珍しい白金色とストレートヘアのパルフェは疎外感を覚えていて、自分はどこかで拾われて来たのではないかという妄想が半分ぐらい真実味を帯びてしまったのだ。姉のような子こそが──両親とよく似た容姿や雰囲気を持つ彼女こそが──彼らの本当の子で、だから彼女は可愛い絵で飾られる教会で大事にされていて、パルフェは倒れるまで勉強勉強の酷い扱いを受けているのだ、と。


「おかーさま、この子だあれ?」

「貴方の妹の、パルフェっていうのよ。仲良くしてくださいね」

「はいっ」


 バランスが悪いのかふらふらとしていて歩きづらそうな姉を支えて、母がパルフェと向い合せにする。


「さあ、ご挨拶して」

「はじめまして! ファニーシュです!」

「ほら、パルフェも」


 おどおどとするパルフェに、ファニーシュは臆せず近づいてきた。そして、にこりと笑った。詰め寄るわけでもなく、親に言われて仕方なくといった風でもなく、ただ無邪気に微笑んでいた。


「あたくしが、あなたのおねえさまです!」

「えっ、え」

「パルフェもきょーかいでいっしょにすむの?」


 おろおろしながら、パルフェは母に視線をやった。パルフェに代わって、母が「パルフェは教会には住みませんよ」と穏やかな表情で答えた。


「じゃあ、あそびにくるのね!」

「ええ、そうです」

「わかったわ! あそびましょう!」


 言うが早いか、ファニーシュはパルフェの手を取った。にこにこと屈託の無い笑みを浮かべ続ける姉は、陽の下に出ると一層輝いて見えた。眩しかったのか、白みを帯びた青い目が細められた時、既視感からパルフェは固まった。


 彼女のような人を、どこかで見た気がした。最近、そうごく最近。近くで。


(あ)


 思い浮かんだ宗教画の中の天使が、姉と重なって見えた。菜種色の鮮やかな波打つ髪が。無垢な笑みが。後光を浴びる姿が……。


(天使だ)


 一つそう見えたのなら、何もかもがそうである証明のように思えた。


(この人は天使だ!)


 そう思った、否、思い込んだ。


 それから何度となく姉がいる教会を訪れたパルフェは、ふと疑問を抱く。何故、姉だけ教会にいるのだろうか。子を乳母に預けるという風習はあると聞くが、この地域もそうなのだろうか? だとすればどうしてパルフェは家にいるのだろう?


 不思議に思ったが、両親に聞いても使用人に聞いても、少し足を伸ばして大叔父にも聞いてみたがはぐらかされるばかりで埒が明かず、パルフェは自習だと嘘を吐いて書庫で風習について調べた。


 それらも空振り続けていた四歳のある時、パルフェは両親に呼ばれた。最近の勉学の成績が芳しくない事への苦言だった。


「パルフェ。お前は神様のところに行く身だ、少しの失礼もあってはいけない相手の所へ嫁ぐんだ。昨日も泣いてばかりでまったく授業にならなかったと講師役の者から苦情が来ている。しっかりしなさい」

「……はい」

「来週からは作法以外にも絵や音楽の教師も呼ぶことになっています。休んでいる暇はありませんよ」

「…………はい」

「真剣にやらないのなら、お姉さんのところに連れて行けません。分かりましたね?」

「……」


 なんで自分だけ、神様の下に行かなくてはいけないのか。そのために早すぎる勉強なんてさせられているのか。同年代の子たちはここまで詰め込んで教育を受けていないのに。不満はあったが、パルフェは唇をぎゅっと噛んで押し殺した。


 姉のところに遊びに行けなくなるのは──天使に会えなくなるのが、嫌だった。


 パルフェは必死になって勉学に取り組んだ。とはいえ、あまり頭の出来は良くはなかった(というより、幼い頭で理解するには、範囲も分野も多すぎたのかもしれない)パルフェは、家庭教師が来ている時間だけでは足りず、決められた消灯時間を破って学び続けた。


 夜。水が飲みたくてパルフェはふらりと部屋を出た。


「──……ごめんなさい、私が……」

「君が悪いんじゃないよ……大丈夫……」


 両親の話声が聞こえて、薄暗い廊下に灯りが漏れる扉にパルフェは近づいた。


「でも……一人目は奇病、二人目は加護を受けるなんて……」

「偶然さ。君のせいじゃない。シティアック家と話し合いをして、一人養子に迎え入れられそうなんだ。パルフェと同じ年の男の子だ」


 扉の隙間から部屋を覗き込む。ソファに座り頭を抱える母の肩を抱いた父が、不安そうな面持ちで言う。


「リーヴィ、だったかな。年の割に聡い子なんだけど、三男でね……シティアック家は継げないが、どこかで役立ってほしいと向こうも思っていたらしくて、よければ、と」

「ねえ、本当に私のせいじゃない……? 私の……いいえ、叔父様が、この家の秘密を暴こうとしたから……神は、パルフェすらも私たちから奪おうとしているのではないの?」


 扉の向こうでは両親がまだ何か話していたが、聞き取れなかった。立ち尽くすパルフェはしばらくそうしていたが、ふらふらと歩き出した。


(神様は、お母様とお父様から私を取り上げようとしているの? お姉様も、二人から取り上げたの? どういうこと?)


 喉の渇きも忘れて、パルフェは廊下の窓から空を見上げた。


(奇病って、言ってた?)


 それはなんだろう? 気になって──気になり出すとそればかりが頭の中を埋め尽くして、パルフェは書庫に忍び込んだ。だが、目当てのものは見当たらない。


(医学書が一つもないなんて! どうにかして手に入れられないかしら……)


 足りない頭で考えて、パルフェは一つ思いついた。


 勉学の成績をどうにか保ち、再びベル教会を訪れた日、パルフェは両親の目を盗んでこっそりと神父に声をかけた。


「神父様」

「はい。どうしましたか?」


 人の好い笑顔を浮かべる神父は、視線を合わせるように少し屈んだ。内緒話をするようにパルフェは口元に手を添えて、彼に耳打ちをする。


「お姉様は、どのようなご病気ですか?」


 おや。と、神父がこちらの顔をまじまじと見つめるので、パルフェは急いで用意していた台詞を口にする。


「だって、お姉様と遊ぶと、お母様が走っちゃ駄目とか、強く触っちゃ駄目とか、言うから。お姉様の為に、知りたいんです」

「でしたら……」


 少し待ってくださいね。と神父は奥の部屋に引っ込み、少しして戻ってきたかと思うと、両親の目を避けてそっとパルフェに一冊の本を差し出した。


「これなら、パルフェにも読めるでしょう。ファニーシュが患っている病気は……」


 言いながら頁をめくって見せた神父は、『蔦葉病』と書かれた項目で手を止めた。


「この、蔦葉病と呼ばれる奇病です。体中の皮膚に葉脈や蔦のような模様が浮き出て、やがて体内で作られた蔦や葉が皮膚を突き破って外に出て来ます」

「っえ……」

「信仰治療……祈りが神々に届いているおかげで、今はそれらしい模様が見当たりませんが……いつかは」


 姉の柔肌を突き破り出て来る蔦を想像して、青ざめるパルフェに、子供向けの病気図鑑を渡し、神父は名前を呼ばれたからか近寄って来た姉をそっと撫でた。


「確か、腕に薄く模様が一つ出ていましたね。その部分は皮膚が過敏になっていますから、触ったりしないように──……?」


 模様を見せようとしたのか、ファニーシュの袖を少し捲った神父が、言いかけて止まった。子供らしいふわふわとした肉付きの姉の腕をじっと見つめていたかと思うと、神父ははっとして姉の目を覗き込む。


「……いつから」

「? なあに、神父様!」

「あ、ああ、いえ……ファニーシュ、少しいいですか」


 神父はシスターを呼び、彼女に姉の別室で身体検査を命じると、今度は両親の方に声をかけた。


「リャーナルド伯、少しよろしいですか」

「何か?」

「お嬢様の奇病が、変異している可能性があります」


 大人たちが去っていくのを見送り、パルフェはしばらくその場でウロウロとしていたが、落ち着かずに手元の本を開いた。


(蔦葉病……)


 姉が患っている奇病は神父が説明した通りで、パルフェはそれを読み飛ばす。


(変異、変異……)


 姉に起きている異常事態を、自分も知りたかった。そうしてたどり着いたページで、一文一文追いかけていた指を止めた。


【聖女病:奇病から転じて発症する病気のこと。奇病の症状は治まるが、幻聴幻覚などに惑わされ、他者を罰したり神の代弁を行うなどの奇行に走る】


(聖女病……)


 奇病が治るのなら、いいじゃないか。そう思いながらパルフェは読み進めていく。


【身体能力が欠損していくことが多い。また、咎の証が浮かびやすいとされ、一部地域では『偽りの聖者』の名で知られる。しかしながら、その言動は聖典に残る聖職者によく似ていることから、原理主義者から聖女の復活として──】


 急ぎ本を閉じ、パルフェは立ち上がった。両親と神父に居間学んだことを教えてあげねばと(神父から受け取った本なのだから、当然神父は知っていて、まさに今、両親に説明していることなど想像もできず)、パルフェは彼らが入った部屋へと駆けていく。


 そして扉の前で、


「聖女病!? そんな、いつから……!」

「詳しくはまだ……。ですが、おそらくは──」


 ドアノブに手を伸ばして、


「パルフェ様が、お生まれになった日かと」


 止まった。


***

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る