僕の居場所

@yukiriinu

ぼくのはなし


 僕の居場所が無い。

 そう感じるの最近になってからだ。今、僕は高校2年生でとある公立高校に通っている。

 最近、登校日の朝になると身体が重く、吐き気や頭痛を伴い学校を休む日が続いている。

 おそらく、ストレスによるものだと思われるが自分自身では、はっきりとした理由がわからない。

 ストレス原因を何度も考えるが考えるほどに自分自身に嫌気が差してくる。

 今までは、こんな自分じゃなかったのに……。

 高校1年までは学校が嫌だとは思っていなかった。

 小学校でも中学校でも僕はどちらかというとクラスの中心になるような人間だった。

 その時は、楽しかったし、ずっと同じように続くと思っていた。

 高校1年でも、クラスの中心になるほどではなくとも、楽しく過ごせていたと思う。

 周りに恵まれていると本気で思っていたし、これからも大丈夫だと信じて疑わなかった。

 しかし、人生が簡単にうまくいくわけない。

 簡単に人生は僕のことを裏切ってくる。

 高2になったとき何があったかというと、高1の時に仲良くなった人たちがほとんど別クラスになり、僕は一人離された。

 くだらない理由だと思うだろう?

 僕もそのときは、なんとかなるだろうと思っていた。

 しかし、そう楽観的な考えではすぐにいられなくなった。

 他のクラスで仲がいいひとたち集まっているならばこのクラスも同じようになっているはずとおもってしまった。

 その考えがあたった。

 このクラスでもすでにグループが完成していた。

 僕は元々コミュニケーションが得意な方ではなく、人見知りもよくする方なので基本的に話しかけられない。

 高1の時はみんながまだ初対面だったため少し頑張ればいけたのだ。

 しかし、もうすでにグループができているところに入っていけるコミュ力はあいにくだが持ち合わせていない。

 グループに入れないからといって、友達がいなかった訳ではなく数人話せる人たちがいた。

 しかし、いつも一緒にいるような人ではなく、ただ話すことができるような人だった。

 僕も、はじめの頃は――別の事に集中すれば大丈夫だろ――と思っていた。

 今、考えればその時に対応していれば今と違っていたかもしれない。

 そんな事を考えても、もう遅いのだ。

 人間というものは自分自身が抱える問題は解決するまでは忘れることができないし、逃げることもできない。

 自分が辛いと思っている状況を忘れようとしても、ふとした瞬間、頭をよぎる。

 そうすると、また劣等感に覆われ、自分の無力さを思い知る。

 そのようなことが続き、体調が悪くなり、学校が嫌になってしまった。

 自分でも頑張って学校に行きたいと思っている。

 しかし、無意識の内だろうが、身体が否定をしている。

 体調が割と良いときには学校に行っている。

 その時には優しく話してくれる人もいる。

 それでも、あの空間には僕の居場所は無いと感じてしまう。

 ときには自分の存在価値にすら、疑念を抱いてしまう。

 心療内科という心のお医者さんにも行った。

 だからといって、状況が変わることはないし、解決策を見つけることができるわけでもない。

 いっそ何も考えないことが正解なのだろうか?

 考えても終わらない問題だということは確かだ。

 じゃあ、どうすれば良いのか?

 そんなことを分かる人は存在しない。

 それならどうする?

 自分で向き合っていくしかないだろう。

 だが、そんな事をできる人は多くない、ほとんどの人はできないと思う。

 僕も、できない側の人間だ。

 できないなら、しなければ良い。

 自分の好きなことをすれば、ストレスも少なくなると思う。

 口で言うのは簡単だが、僕自身まだ見つけられていない。

 僕の居場所はまだ顔を出さないようだ。

 

 《あとがき》

 僕も何かすること無いかと思い小説を書き始めました。

 この話は、いま作成中の小説の片手間に書いたものです。

 話自体は僕の実際の話です。

 他の作品も時間はかかると思いますが出すつもりなので、評価してもらえると助かります!

 最後まで読んでいただきありがとうございました!



 



 

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