瓦礫多少女は拒まない。

第18話 犯人

遠縁　「犯人は・・あなただ・・・紫水スズリくん」

紫水　「…え？私じゃないって…そんなことするわけなじゃん…！それに、なんで！」

遠縁　「それは・・最終的な場所とこいつをダクトで見つけたからだ！」

彼はダクトの下で見つけた毛を見せる。

遠縁　「これ、君ならよくわかるだろう？」

紫水　「毛…だね」

遠縁　「そう、これは毛だよ。それも馬のね」

紫水　「！だ、だからなんなの…」

遠縁　「書道部の君ならもうわかっているだろう？習字で用いる筆の毛は馬の毛でで

　　　きている。君たちの仲で最も筆とかかわることが多い生徒は君だ」

紫水　「…で、でも！そんなのほかの子にだって！！」

杉谷　「いや、君にしかできないよ」

紫水　「…どうして！！」

杉谷　「みんなの話をまとめると、重要なのは最後にどこにいたかだよ。赤音さん

　　　音、青羽さんは最後は素体管理室③、黒子さんは大広間、白井さんは実験室。

　　　緑川さんは牢屋、紫水さんは素体管理室①だったね？」

紫水　「それがどうしたの？」

杉谷　「誰にも監視されていない時間帯にダクトから出入りをして、一人で行動がで

　　　きるのは君だけなんだよ。紫水さん」

紫水　「……そんな…私…違うのに……」

彼女は膝から崩れ落ち泣き始める……と思っていた。

紫水　「…って本当はいいたかったんだけどね」

遠縁　「やっぱり君が…」

紫水　「そうだよ？よくわかったね？」

彼女は立ち上がる。その表情は完全に悪役の顔だ。

紫水　「あーあ、せっかく全員捕まえたのになぁ。当の依頼人は結局来ないし。見限

　　　られちゃったかなぁ」

遠縁　「依頼人…誰かから頼まれてやっていたのか」

紫水　「そだよ。ここだって私のじゃないし」

皇　　「え？」

紫水　「ま、もうどうだっていっか。素体を誘拐して、ついでにあの本も奪っちゃお

　　　う計画、なかなか名案だと思ったのにな」

遠縁　「紫水スズリ　拘束させてもらうよ」

紫水　「ふふ、いいよ。すればいい」

遠縁　「…なんか、強気だな」

紫水　「あれ、そう見える？ふふふ…でも、そうだよ？」

紫水　『だって、私には愛しの旦那様がいるから。ね？”イゴーロナク”？』

遠縁　「？？？」

KP　　彼女はそう笑う。その途端、彼女の身体は痙攣をおこし、肉体がブクブクと

　　　膨れ上がっていく。そして、あなた達の目の前におぞましく醜悪な神が顕現す

　　　る。イゴーロナクの受肉だ。最早彼女の原型はない。そこにいるのは、ただの

　　　化け物だ

遠縁　「まじかよ！」

皇　　「みんな後ろの方へ逃げて！」

と彼女は他の生徒たちに呼びかけますが、生徒たちは目の前の光景にくぎ付けでこちらの言葉が届いていない

遠縁　「っっっ　アカネくん！抜刀！」

KP　　全員正気度喪失1d5+1/1d20+1です

《皇　　 CCB<=79 【SAN値チェック】 (1D100<=79) ＞ 14 ＞ スペシャル》

《遠縁　CCB<=53 【SAN値チェック】(1D100<=53) ＞ 24 ＞ 成功》

《杉谷　CCB<=59 【SAN値チェック】(1D100<=59) ＞ 68 ＞ 失敗》

《皇　　1d5+1 (1D5+1) ＞ 4[4]+1 ＞ 5》

《遠縁　1d5+1 (1D5+1) ＞ 4[4]+1 ＞ 5》

《杉谷　1d20+1 (1D20+1) ＞ 16[16]+1 ＞ 17》

[ 皇　 ] SAN : 79 → 74

[ 遠縁] SAN : 53 → 48

[ 杉谷 ] SAN : 59 → 42

KP　　えー…全員アイデアどうぞ

《皇　 　CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) ＞ 37 ＞ 成功》

《遠縁　CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) ＞ 95 ＞ 失敗》

《杉谷　CCB<=75 【アイデア】(1D100<=75) ＞ 32 ＞ 成功》

皇　　 1d10 (1D10) ＞ 4

杉谷　1d10 (1D10) ＞ 1

KP　　皇さんは多弁症、杉谷さんは気絶です

遠縁　「っっっっ　やばいなぁ　」

アカネ「敵性反応を確認。排除します」

KP　　それでは

KP　　ー戦闘開始ー