涙を越えた先に誰も知らない世界があるはずなんだ

映画作品を小説で描いた作品。
どんでん返しがある。
小説で、映画を作る話を映画を撮りながら見せていくのが面白い。
あえて、わざと作りっぽい感じを表現していると考える。

映画の中で映画を撮っていく作品なので、リアルさと演技っぽさのさじ加減にこだわろうとしているのがうかがえる。

エピローグにあたる、エンドロールがいい。
小説で映画を見ているような味わいがあるのが、本作の良さだろう。