第14話 銀杏が枯れる頃

少しだけ

雪の風を

感じてる


そこには昨日の景色

今日の景色が

混ざっている


明日の景色も

混ざっている


去年も見えた

銀杏の枯れる頃


いくつもの

散歩する人を眺め

銀杏の実が転がってゆく

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詩人になるまで 手紙の裏 @Longletter

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