愛しい君へ

※49話まで拝読

紡がれる若き男女の輝かしい青春時代。
アンバランスさが彼ら彼女らのバランスであったし、それこそが彼らの全て。
複雑に絡み合う想い。その一つ一つへ意味を求め手繰り寄せ自分の気持ちを確かめてゆく。そして手繰り寄せられるものは純粋な青春の欠片だけではなかった。
それは極々自然と巧みに潜み隠れ紛れこむ異物。
果たしてソレは彼ら彼女らをどこへ連れてゆくのか。


作品冒頭で鮮烈に提示される光景への答え合わせをするよう主人公達の恋愛模様が、ごく自然と紡がれていきます。しかし、その端々に潜む冒頭の破片が、甘美な恋愛模様にホラーのアクセントを与えてくれます。
そして次第に歪んでゆく。
一体アレはなんだったのだろう?
誰がアレなのだろう?
あの言葉の意味は?

そんな風に自然と考えながら読み進められる本作。
今後の展開が楽しみです!

そうそう。
やっぱり歌がうまくて声の良い男はモテるのです。
羨ましい(笑

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