生きて出られるのは一人のみ

黒鏡 しく

到着

俺達は、全員でお盆休みを取り肝試しの有名スポットの洋館に車で向かっている所だ。

「なぁ!本当に行くのかよ?」

こいつは、高城 光輝(たかぎ こうき)いつもは強気なくせにこういう時だけ怖がりな奴だ。

「そうですよ、やっぱり止めましょうよ」

こいつは、佐藤 秀(さとう すぐる)真面目な性格で 本来はこういうことをしないのだが俺達の誘いで断れなかったから付いてきたのだがやはり本心では嫌なようだ。

「え〜良いじゃん!楽しそうだし前から行ってみたかったんだよね〜。ねぇ!闇己も行ってみたかったでしょ?」

こいつは、鈴木 崚介(すずき りょうすけ)何時でも なよなよしているチャラい奴で俺達の中のムード メイカー的存在だ。

「そうだね…うん、興味はあったよ」

こいつは、宮崎 闇己(みやさき くらき)いつも何を考えているのかいまいちよく分からない不思議な奴だ怖い事が好き。

「もうすぐで到着するぞ」

そして俺は、戸坂 千影(とざか ちかげ)このメンバーのリーダー的な存在だ。

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