久しぶり

残りの2限の授業も無事終わり掃除をして午後のHRを終わらせて下校した、今日も1日疲れた。しばらく一人で家に向かって帰っていたとき前方に2人の人影があった。あれは……紅人と…もうひとりは誰だろ?俺はその人影に近づいていくと、なんともうひとりは紫雨さんだったのだ。

「久しぶりですね……紫雨さん」

「そうだな…今日は神楽に言いたいことがあってきたんだ」

深刻そうな顔をして一体どうしたんだろう?もしかして、貰った鈴を返せとか?いや…でもお守りにって言ってたし違うか…じゃあなんだろう?

「今日から神楽の家に住んでもいいか?」

え……、俺の家に住みたい?別に良いけどそれに人外から守って貰えるから有り難いけど……。

「何で俺なんですか?」

俺の言った言葉に対して紫雨さんは真剣な顔でこう言った「神楽のことが好きだから」と。俺はその言葉に対して少しだけ驚いたのだった。

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水との出逢い 黒鏡 しく @kokukyousiku

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