第19話 暴走

俺、鴉黒斗と白川氷河の2人はついに夜叉本体と戦うことになる、夜叉本体は黒色と赤色そして金色の日本甲冑に全身に身にまとっていた、夜叉本体の手に持つ日本刀から放たれる赤色の斬撃を俺は黒色の巨大な鴉の精霊を2匹呼び出し火の粉をまとわせて攻撃と防御を行いながら俺の背中にその2匹の巨大な鴉の精霊が覆い被さるとそして両羽を広げ左右非対称の鴉の衣装が施された左半身に火の精霊とそして右半身に業火の精霊の鎧をその身にまとい変身した、鴉の腰ローブが風になびく、そして氷河も白い巨大な鷹の精霊と鬼の仮面を呼び出し攻撃と防御を行ないながら氷河の背中に覆い被さると両羽を広げ左右非対称の鬼の仮面が装着された精霊の鎧をその身にまとい変身を遂げた、俺は「湧きまくってきたぜ!」と決め台詞を言うと俺と氷河は夜叉本体にむかって駆け出し俺は赤色の炎をまとわせた右手で夜叉本体に火花ともにパンチをくらわせた、氷河も青色の光をまとわせて左手でパンチを夜叉本体に火花とともにくらわせてそのまま俺と氷河は飛行能力を使い地下水道の壁を激しい土煙とともに突き破りそのまま人気のない山に向かって飛んでいきそして夜叉本体を土煙とともに地面に叩きつけた、そして俺と氷河は土煙を巻き上げ地面に着地すると夜叉本体の手に持っていた暗闇の書が不気味な紫色の光を放つと夜叉本体を暗闇が飲み込んだ、時同じくしてその気配を地下水道で手下の夜叉と戦いながらも感じ取った雪女である雪羽はそのおぞましい力に恐怖しながら「駄目、もうあいつはあいつじゃなくなる!」と言った、そしてその言葉の通り夜叉本体は暗闇からその姿を現わすと恐ろしくも禍々しい姿に変身を遂げていた、黒色と紫色、そして赤色の日本甲冑に全身にまとい姿はまさに鬼武者のようだった、手持った日本刀から放たれる赤紫色の斬撃を俺は何とか火花とともに防御したものの次の瞬間、夜叉本体は俺の背後に回り込み紫色の光をまとわせた手刀による突きを火花とともに俺にくらわせた、俺は火花とともに吹っ飛ぶと木をへし折り地面に倒れた、何とか立ち上がるがまた夜叉本体は瞬間移動を繰り出し俺の懐に飛び込んできた、その隙を俺は逃さずに手に持ったナイフに大気のプラズマを集めて巨大な刃を作り出し火花とともに夜叉本体を斬り裂いた、が攻撃は確かに通ったはずなのだが手答えじたいがまるでない、そしてそれは暗闇を斬り裂いたかのような、すかさず氷河が青色の光を右足にまとわせて空中で一回転した後に火花とともに強烈なジャンプキックを打ち込み夜叉本体を土煙とともに木々を巻き上げながら吹っ飛ばした、そして俺はこれが黒歴史の遺産の力だと肌で感じていた、間違いなく夜叉本体は黒歴史の遺産である暗闇の書の力に飲まれて暴走している、そう考えていると氷河は「こいつは俺の力なら倒せる!手を貸してくれ!」と言った、俺は「ああ!ここでケリをつけるぞ!」と氷河に返した、そして月が登り青白く俺と氷河の2人を照らす、そして何かの覚悟を決めたかのように氷河は夜叉本体に呼びかける「夜叉!今からお前の望みを叶える!」とそして時同じくして地下水道では際羽、雷羽、霊羽、柚希、遥香、雪羽とそして暗闇の書から生み出された手下の夜叉達との戦いが続いていた、際羽は地下水道の空中で手下の夜叉達の斬撃をまるで蝶の如く軽やかにかわしながら炎の斬撃を火花とともに次々とくらわせていく、そして雷羽は光の錬金術師の書の力で光の剣を次々と錬成し自動追尾で火花とともに次々と光の剣をくらわせてそして背後から斧で斬りかかってきた夜叉のその攻撃を亜光速でかわすとそのまま火花とともに剣による剣戟で斬り裂き爆発させた、そしてコズミックルビーに変身した遥香は紫色の光をまとわせたギャラクシーカリバーで火花とともに次々と手下の夜叉達を斬り裂き爆発させる、日本刀で斬りかかってきた手下の夜叉をコズミックルビーは紫色の光をまとわせた左足の回し蹴りで火花とともに防ぐとそのまま左手に紫色の光をまとわせた左手で火花とともにストレートパンチをくらわせてそしてそのまま数メートル吹っ飛ばした、そして柚希も赤紫色の光をまとわせた右手で発勁を火花ともに打ち込み、さらに赤紫色の光をまとわせた右足の回し蹴りで火花とともに手下の夜叉達を次々と蹴散らしていく、そして霊羽もそれはまるで獣のようにアグレッシブな戦い方で両手に紫色の光をまとわせて火花とともに次々と手下の夜叉達を蹴散らしていく、そしてこの中で唯一、妖怪である雪女の雪羽も氷の日本刀を作り出し次々と青色の光をまとわせて火花とともに斬り裂き爆発させる、そしてこの夜叉が引き起こした動乱は少しずつ終結にむけて進み始めていた、そしてこの夜叉の動乱を引き起こした黒歴史の遺産である暗闇の書は後に対魔士達の手によって厳重に封印保管されることになる、そしてこの夜叉の引き起こした動乱は後に夜叉動乱事件として語られることになる。

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