オサキサマ

飯田太朗

シェイプ・オブ・ユー

 お、君が新しい編集くんだね。

 初めまして。飯田太朗です。これからよろしく。

 ……え? 高橋さんから何も話を聞いてないの? 僕のことを? 一切合切? 

 うーん。じゃあ、仕方ない。

 これからする話は長くなるから退屈するかもしれないけど、一応聞いてほしい。

 僕という人間の一部を形成するきっかけとなったからだ。

 僕の噂については君もよく知っているだろう? ……そう、

 飯田太朗と言えば速筆の作家だ! だがその理由は? 常人ならとてもこなせない量の原稿をこなせる一番の理由は何か? 

 それは僕が分身を作れるからさ。そう、そうだよ。分身。僕とそっくりそのままのコピーを僕は大量に生産できる。そう、そうだな……半径十メートルの範囲内に作った分身ならほとんど意のままに動かせる。距離が離れれば離れるほど精密な動作はできなくなるが、まぁ同じ部屋で原稿を書くくらいのことは同時並行で十人分はできる。

 意味が分からないって? そりゃそうさ。僕も。でもこれは真実なんだ。僕は

 これからそのきっかけについて話すよ。長くなるけどまぁ、ほら、そこに座って……。


 *


 K県Y市立石町たていしちょうを訪れたのは新年明けてすぐ、具体的には二〇二九年一月一日のことだった。

 地元の名士御前おんさき家の運営する宿以外大した旅館もなく、山と海に囲まれたこの町に僕が新年早々訪れた理由は、シンプルに取材のためだった。さる企画で「UFO小説のアンソロジー」に参加することになり、UFOに関する資料を読み漁っていると、隣県であるKに「享和きょうわの時代に虚船うつろぶね事件があった」という伝承があることを知った。虚船とは主に江戸時代の日本で確認された未確認飛行物体につけられる名前である。

 UFO大国であるアメリカやイギリスなどに行くことなく——僕は飛行機が苦手なんだ——UFOの取材ができるのは僕にとって願ったり叶ったりだった。しかも近年報告されるような胡散臭い目撃証言なんかではない。まだUFOという概念さえない頃の、言わば純粋なる未確認飛行物体の情報である。これは価値がある。僕はそう思った。

 そういうわけで誰もが仕事を休んでいる正月に、僕は立石町を訪れた。みんなが休んでいる時こそ差をつけられる。そう思ってね。


 正月の客だからだろうか、女将はやや迷惑そうな顔をして僕を出迎えた。接客態度も何もあったもんじゃないが、まぁ野宿以外の選択肢を取りたかっただけなので雨風凌げればいいと僕は思っていた。実際正月まで人をもてなさないといけないのはそれなりにストレスだろうし、僕は宿代に少し色を付けて女将の機嫌を取った。景気よくチップもどきも渡した。

 金で舌が潤ったのだろう。女将は僕に旅の目的を訊いてきた。僕は小説の取材だ、とだけ告げたが、ここで何か情報が得られるやもしれぬと、虚船についてそれとなく訊ねてみた。すると女将はこう返してきた。

「なりませぬ」

 シンプルにそれだけだった。なりませぬ、か。興が冷めた僕は手を変えようとこの町の伝承について迂遠に話を聞いた。すると女将はこう返してきた。

根有石ねありいしはご存知ですか」

「根有石」

「掘っても掘っても取り出すことができない岩のことでございます」

「ほう」

「ちょっと大きな岩でして。それが縦長なんですの。立っているんです」

 だからこの町は、立石町というんです。

 女将の話に僕は興味を持った。UFOの伝説のある場所に謎の石。ピラミッドがUFOの発着地だったという通説に似たものを感じた。

「その石はどこに?」

「当館の裏山にございます」

 ですがお客様、と女将は小声で告げた。

「その山には、今宵、足を踏み入れてはなりません」

「どうして?」

「オサキサマがいらっしゃるからでございます」

「オサキサマ」

「ええ、十九年に一度の正月、満月からオサキサマがやってこられるのでございます。前回、満月と正月が重なったのは二〇一〇年のことでございました。晴れて二〇二九年になりまして、ちょうど十九年目の年でございます。今宵、オサキサマがやってくるのです」

 ははぁ、なるほど、と僕は思った。女将の接客態度が悪いのは、十九年に一度の大祭の日に余所者がやってきたからなのだ。思えば正月に行楽に出る人間は一定数いる。それなのに接客態度が悪かったのは……なるほどそういう理由か。

「オサキサマは満月から来る、ということは……」

「天界人でございます」

「天界人っていうのは?」

賜物たまわりものを持ち、与える者でございます」

「賜物とは?」

「特別な才でございます」

 女将は目を伏せながら続けた。

「誠に失礼ながら、此度お客様がここにいらっしゃることは分かっておりました」

 僕は片頬をひきつらせた。女将はそっと右手の甲を隠した。火傷の跡のような、薄紫色の痣があることを僕は見て取った。

「どうして?」僕は訊ねた。

「我が家はその名の通り、オサキサマを祀る一族でございます」

 しばし僕は考えた。なるほど、オサキ=御前おんさきか。

「十九年に一度、我々はオサキサマより賜物を受け取るのでございます」

「……特別な才、を?」

 ええ、と女将は慎ましかった。

「十九年前、当家の末娘、立夏りっかが賜物を受けました。今年で二十歳になります。娘が言うには、この正月に風来の者が……」

 しかし女将は急に口をつぐんだ。

「ほほ」

 静かな微笑み。

「賜物の話は本来この町の女性しか知りません」

 僕も笑い返した。

「僕は男だが?」

「ええ、ですがこの町の者ではありません」

 女将は続けた。

「風来坊、ですね」

 風来坊、ね。

 女将が引き下がると、僕はリュックからタブレットPCを取り出した。出先で小説を書く時はいつもこのパソコンを使うのだ。赤いタイプカバーに包まれた。ちょっといいマシンだ。

 先程聞いた話をメモにまとめながら、僕は考えた。

 虚船のことを知ってはならない。

 今宵、裏山に足を踏み入れてはいけない。

 僕が風来坊。

 まるで僕を、案内しているみたいじゃないか。


 風呂は格別だった。檜の湯舟は湯の香を豊かにし、肌触りを柔らかくしてくれた。この町伝統の製法で作られたというはちみつの石鹸は肌を潤わせ、そして露天で浴びる湯上りの夜風は格別だった。そしてそう、この風呂は……宿泊客ならいつでも入れる。そして宿泊客は……僕一人。

 風呂から出ると僕は浴衣には着替えず、散策用のくるぶしまで隠れるデニムに厚手の靴下を履き、ダークグレーのダウンジャケットに身を包んでニット帽をかぶった。ついでにマスクをつけて人相が分からなくする。小型のデジカメと懐中電灯を持てば一丁上がり、飯田太朗散策モードだ。

 旅館の正面玄関から出ると人目につきそうだったので、適当な廊下の適当な窓を開け、庭をぐるりと一周した。果たしてそれはあった。塀に取り付けられた押戸。軽く触ってみると……それは簡単に開いた。どうやら裏山に続いているらしかった。

 真っ暗な道だった……。

 懐中電灯があっても三十センチ先が怪しい暗さだった。明かりはあるが明かりのある範囲しか見えない。もっと大きなライトを持ってくるべきだった。僕は慰みにもならないスマホのライトを追加でつけて明るさを確保しようとした。だが足下以外には本当に何も分からない道が続いて……正直何度か心が折れかけた。黙々と足を動かす明かりの中で、地面の凹凸だけがひたすら繰り返された。

 何かの爆ぜる音が聞こえてきたのは、それからしばらく歩いた頃のことだった。

 火……? 焚火の音か? そしてその音に気づいた時、僕の前に見える崖の端がほんのりオレンジ色に染まっているのが見えた。火だ。誰かが火を焚いている。

 あーいやっ。

 そんな掛け声まで聞こえてきた。僕は作家としての純粋な好奇心の赴くままに、ひたすら歩を速めると、崖の下に行き、ライトで足場になりそうなところを見つけてひたすらに登った。果たして崖のヘリまで来ると僕は手近にあった岩の陰に隠れ……満を持してその掛け声のする先を見た。

 全裸の女たちだった。

 真冬の寒空、それも夜空の下、一糸まとわぬ裸の、妙齢の女性たちが火を囲んで踊っていたのである。

 振り出される乳房。震える臀部。炎の影がちろちろと女肌を舐める。僕は咄嗟にライトを消した。それは美しく……そして妖しい光景だった。

 そしてよくよく、目を凝らしてみると。

 火は何かの根元にあった。それはまるで巨木のように見えたが観察してみるとどうも枝葉がない。石だと分かった。岩だと分かった。これがもしかして、根有石……? 

 あーいやっ。

 あーいやっ。

 おさぁきぃさぁまぁ。

 おさぁきぃさぁまぁ。

 オサキサマを呼んでいる! 僕はすかさずスマホのメモに書きこんだ。人里離れた町の隅、小さな山のてっぺん、曰く付きの石の下で、女がざっと十四、五人、凍える風の中裸で踊っている……! こんな素晴らしい小説のネタがあるだろうか! 正直、何度かデジカメでこの光景を撮影しようかと思ったが……さすがに盗撮で捕まるのは嫌なので網膜に焼き付けることにした。僕が崖の陰で見つめ続ける中、女たちは体を振り、手をくねらせ、妖艶に、だが楽しそうに、踊り続けていた。

 変化が表れたのは、僕がスマホのメモに「裸の女=オサキサマ?」と書き込んだ頃のことだった。

 急に視界が、暗くなったのだ。

 いや、正確には上空が暗くなった。足元は炎がひたすらに照らしているから明るいのだが、しかし上から照らす明かりが……月明かりがなくなった。僕がそのことに気づいた時。踊っている女たちが一斉に動きを止めた。僕はぎょっとしてそっちを見た。すると炎を中心に円陣を組んだ女性たちの上、それはそう、驚くべきことにあの巨大な――優に十メートルはあるだろうという巨大な――石の上に、一人の少女が姿を現していた……無論、一糸まとわぬ全裸で。

「客人は来ておる」

 天上の少女が告げた。

「『賜物や、生娘どもが、身を投げて』と言う」

 そしてそう、こんなところでこんな野暮な文章を挟むのは、小説家としてとても屈辱的なことなのだが。

 僕の口は――僕の乾いてひび割れた唇は――まるでそうなるのが運命づけられていたかのように、こう告げたのだ。

「た、賜物や、生娘どもが、身を投げて……」

 分からなかった。僕にも僕の言葉がさっぱり分からなかった。しかしそこに来てようやくあることに気づいた。石の上に立っている少女。右手の甲に……痣がある! 

 年の頃はどう考えても二十歳前後だった。つまりあの女将じゃない。女将じゃないのに女将と同じ特徴……僕はすぐに思い至った。

 立夏。御前家の末娘、立夏。十九年前に賜物をもらったとかいう……! 

 つまり今、僕の、僕たちの頭上にあるのは。

 満月を隠し、火に蓋をし、少女の上にのしかかる、その物体は。

 目を凝らした。闇の彼方を見つめた。そこにあったのは木目だった。巨大な木の板……いや器! 僕はさっきの風呂を思い出した。檜の湯舟。いや、それよりもずっと大きい……! 

「『虚船か』と言う」少女の声だった。そして、またしても、僕の口は。

「う、う、虚船か……」

「『これがUFOだったのか』」

「こ、これがUFOだったのか……」

「『ああ、ああ、書ける! 書けるぞ!』」

「ああ、ああ、書ける! 書けるぞ!」

「『僕は小説が書ける!』」

「僕は小説が書けるぅ!」

 僕が頭上の未確認物体を見つめながら絶叫した、その時だった。

「『きみのおもかげ』」

 御前立夏が暗闇の中でそう告げた。しかし今度は、僕の舌は何も言葉を刻まなかった。

「其方の賜物じゃ」

 そしてこの時、暗闇の彼方で。

 僕と御前立夏は目が合った。彼女の真っ直ぐなまなざしが僕を射抜いて、そして、彼女の微笑みが小さな言葉を紡いだ。火の爆ぜる音でほとんど掻き消されそうな声だったが、しかし僕の耳朶じだにはハッキリと聞こえた。

「『つきのわかれ』……私の賜物」

 それから立夏は僕を指した。

「『きみのおもかげ』……其方の賜物」

「き、きみのおもかげ?」

「賜物は才能じゃ」

 ふらり、と立夏の体の力が抜けた。

「活かせ」

 どさり。

 優に十メートルはあろう岩の上から。

 御前立夏が身を投げた。そしてそれを合図にしたかのように、裸で踊っていた女たちも身を投げ、地に倒れた。その時いきなり強風が吹いた。凍える恐ろしい風だった。その風はいきなり根有石の根元にあった火を吹き消すと、辺りを底抜けの暗闇に支配させた。薄暗闇の中、真っ黒な液体が地面に広がるのを僕は見た。風が柔らかくなった。ふと頭上が明るい気がして空を見た。

 大きな、満月。

 そしてその横に浮かぶ、大きな――だが視界の中では点のように小さい――船があった。それが船だと分かったのは、木でできていたからだった。


 気づけば僕は、宿で高熱に苦しんでいた。

 いつ帰ってきたのかは分からない。ただ朝方と思しき薄明りの中、布団の中でひたすらにうんうんと唸っていた。唸っていると女将が来た。女将だと分かったのは、手の痣だった。右手の甲、火傷のような紫の痣。

 僕の額に濡れた布巾を乗せながら。

 女将が告げた。まるで子守歌のように。

「立夏は死にました」

 しかし感情を一切感じない声だった。

「そして賜物は当家を去り、あなたの手に渡りました。賜物は次の満月の正月まで続きます」

 それは恐ろしい予言だった。

「次は十九年後。あなたの行く先をオサキサマが決めます」

「オサキサマ……」僕は必死につぶやいた。オサキサマとは何なのか、あの虚船は、あの儀式は、あの時の立夏は、何だったのか、何が起きていたのか、僕はどうしたのか、どうなるのか……しかしそれらの言葉は掠れてしまって出なかった。僕はただひたすらに「オサキサマ……オサキサマ……」とつぶやいていた。

「立夏は十九年前、自分が次の賜物の年に死ぬことを予言していました……まだ一歳にもならない子が低い声でそう告げたのです。そういう賜物だったのです。未来が視える……」

 未来が視える。

 賜物。

 特別な才能。

「賜物には、前の賜物から名前が与えられます。娘は『つきのわかれ』。さて、あなたは?」

 僕は思い至った。あの時立夏がくれた名前だ。僕はそれを口にした。

「き、『きみのおもかげ』……」

「そう」女将は静かに微笑んだ。

「きっと立夏とは、違う賜物なのね」

 布団の中なのに体が揺れた。それは不思議な揺れ方だった。まるでそう、水面でたゆたう船の上のような……気持ち悪くなる、不規則な、不気味な、揺れだった。僕は自分を何重にも感じた。揺れたポイントひとつひとつに自分がいて、自分がいくつにも分身しているような錯覚に陥った。

 熱は翌朝には下がった。僕は意味の分からない不思議な祭りを見た後に高熱にうなされるという最悪の正月を迎えた。実家に帰ると妹が出迎えた。ぽけーっとしてどうしたの。お兄ちゃんらしくない。そう言われた。


 不思議な力が備わったのはそれからのことだ。

 小説を書いていれば、時折「自分がもう一人欲しい」と思うことがあるだろう。すなわち「読書をしてインプットをする自分」「寝不足を解消すべく眠り続ける自分」「ゲームで遊ぶ自分」「家事をこなす自分」「小説を書く自分」。自分が一人じゃ足りない。そんな思いを抱くことがあるはずだ。

 最初は幻覚だと思った。疲れていたのだ。うとうとして夢でも見ていたのだ。そう思った。

 しかし目の前の結果がそれを否定した。

 積んでいた本の内容が頭にある。

 すっきりしている。まるでぐっすり寝た後のようだ。

 遊んだ覚えのないゲームの操作法が体に染みついている。

 いつの間にか皿が洗われ掃除がされている。

 そしてそう、今の僕は。

 原稿を、仕上げているのである……三日は寝ずに書き続けないと終わらないような量の原稿を! 

 そして極めつけの出来事が起こった。それは離れた実家にいる弟の証言だった。たまたま電話口で、次のような会話をしたのだ。

「太朗、この間駅の本屋でさぁ……」

「この間?」

「三日くらい前? かな?」

「駅の本屋?」

「え、ほら。僕のおすすめの漫画紹介したじゃん?」

 覚えがない。だが弟が口にする。

「『脳みその国』だよ。最近話題の医療漫画」

 知ってる。僕はその作品を知っている。読んだことは一度もない。何なら本屋で表紙を目にしたことさえないのに、僕はその絵も、話の内容も、全部知っている。そしてそう、何ならその漫画は……今うちにある! 

 しかし覚えがないのだ。自分が駅の本屋にいた記憶が。当たり前である。僕はこの一週間家から出ていない! 

「あの漫画、気に入ってくれた?」

「ちょっと待て。僕のことをいつ見たって?」

「三日前だよ。月曜日」

「月曜日僕を見たのか?」

「そうだよ」

 〆切の日だ。死ぬほど焦って原稿を書いていた。あり得ない。僕が駅の本屋に、それも実家の近くの駅にある本屋に行っていることなんて物理的に……。

 そしてこの時悟った。僕の脳裏にあの時の光景がよぎったのだ。

「『きみのおもかげ』……其方の賜物」

「きみのおもかげ……」

 そしてそう、ようやく僕は、分かったのだ。

 自分の賜物が。自分の得た才が。


 *


 さぁ、分かってくれたね? 僕が分身を作れるようになった理由。まぁ、もうちょっと続きがあるから聞いてくれよ。

 名前をつけよう。

 あれから僕はそう思った。いや、名前は既にあったのだが、僕はあの恐ろしい思い出を封印する意味を込めて、僕の賜物にまた別の名を冠そうと思ったんだ。『きみのおもかげ』、というあの忌まわしき名を、封印する名を……。

きみのおもかげシェイプ・オブ・ユー

 僕の賜物の名前だ。

 そう、だから編集くん。僕に急ぎの仕事を頼む時は、こんな合言葉を言うといいよ。前任の高橋さんはよく使っていたからね。それは、そう、こんな具合で……。

「急ぎです。あれでお願いします。きみのおもかげシェイプ・オブ・ユーで」


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オサキサマ 飯田太朗 @taroIda

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