第28話 異邦人(3)
(エルシアたちが普通の服を着せなかったわけだよなあ。もし露出度の高い普段着なんて着せようものなら、一体どんな事態になったやら)
冬服は防寒着を兼ねているので、それほど露出度は高くない。
だから、別に着せてもよかったはずなのだ。
それでもエルシアをはじめとする者が、こぞって反対したのにはわけがある。
冬はそれでよくても気候が変化してくると、自然と露出度の高いものへ変化していくことになる。
そのときになって亜樹に露出度の高い服をやめて、こっちを着てくれと言っても、亜樹が受け入れないと思ったからだ。
今まではこれでよかったんだから、別に構わないと突っぱねるのは容易に想像できた。
だから、今の内から露出度の低い服を選んだのである。
はじめからこれはダメと言ってしまえば、まだこの世界の常識を理解していない亜樹は、その意図にも気付かずに受け入れたのだろうから。
それでも目の保養はしたかったのだろう。
亜樹に似合う服を用意している。
男物は男物だが基本的に女物に近い衣服だ。
亜樹がそのことに気付かないといいのだが……。
「翔は一緒じゃないのか? リーンの説明によると同じ部屋を使ってるって話だったけど?」
「うん? 翔ならまだ寝てるぜ?」
「へ? 確か翔は寝起きはよかったと記憶してるけど?」
窓から外を見てみると太陽は結構高い位置にある。
時計があるならおそらく午前10時くらいだろう。
それでまだ寝ているというのが信じられなかった。
亜樹は昨夜中々寝付かれなかったので、自然と寝坊してしまったのである。
召使いらしき人物が起こしに来たが、眠いから眠らせてくれと頼み込んだ。
そのとき、まだ起こそうとする気配は感じたが(どうやら食事の時間だったらしく、亜樹が食事に間に合うように起こしたかったらしい)だれかが割って入り眠らせてやれと言ってくれた。
そのお陰で亜樹はぐっすり眠ることができたのだが。
「実は昨夜さあ、エルシアたちに散々玩具にされて翔のバカ、酒を呑まされたんだよ」
「お酒って……まだ未成年じゃないかっ!!」
「仕方ねえだろ。こっちだとおれや翔の年齢だと一人前だと見做されるんだ。日本の成人の年齢は20歳らしいけどな。こっちだと15なんだよ」
「じゃあオレも大人?」
「常識的に言えば」
何故一樹が常識的と注釈をつけたかというと、亜樹は本来こちらの世界でもまだ成人だと判断される歳にはなっていないからだ。
そこに亜樹の出生の秘密があるのだが、今はまだ打ち明けられないので、適当に話を合わせるしかなかった。
「おれはこっちにいるときに鍛えられたし、エルスたちのお陰で多少は酒にも強いんだけど、どうやら翔は初めてだったらしくて今は潰れてる」
言われてみれば一樹から微かだがアルコールの臭いがする。
ひとつしか違わないのにこの差はなに?
「ふうん。だったらリーンも大人なんだ? 確か17だったっけ?」
「いや。あいつはまだ成人してない」
「え? だって今成人年齢は15だって」
「リーン・アディールに関しては、常識が当てはまらないんだ。あんまりその辺のところは突っ込まないでやってくれ」
一樹がそう言ったので亜樹は苦い顔で押し黙るしかなかった。
人には言えない秘密を抱えている人間の気持ちというのは、亜樹には痛いほどよくわかるので。
外れないピアスなどしていたために、亜樹は随分苦労してきたから。
「それでなにか用だったのか?」
改めて訊ねると一樹は肩を竦めて見せた。
「食事まだなんだろ? さっき侍従にそう聞いてさ。一緒に食べようと思ってきたんだ。今手配させてるから、ちょっとだけ待ってくれ」
「なーんか。一樹って偉そうだよなあ。この城での一樹の位置って、どんなものなんだ? とてもただの客人とは思えないんだけど?」
「守護神族の、それも長が保護者だからな。そういう意味で特例なんだ。別にそれでふんぞり返ってるわけじゃないし、図に上ってるわけでもないけどな」
「別にそういう意味で言ったわけじゃないよ。一樹の態度がお客のものに見えないって言いたかっただけで。すっかり馴染んでるからさ」
「そりゃあお客じゃないからだろ」
「ああ。なるほどね」
納得するしかなかった。
リーンの態度は特別としても、この国にとって守護神族というのは、とても重要な位置を占めていて、おそらく太守とさえも互角か、それ以上の存在なのだ。
彼らの守護があるから他国から侵略されないと、初対面のときリーンもそう言っていた。
それだけの働きをして国を護っている相手なら、それ相応の融通もきくだろう。
というより彼らの意思を尊重することが、この国の人間に課せられた使命なのだ。
今の良好な関係を続けたいなら。
養子同然の一樹を冷たくあしらえないのも、エルシアたちの功績とその地位のせいなのだろう。
そんなことを話している間に食事の準備が整ったらしかった。
給仕に呼ばれ席についた亜樹は、慣れない食事に四苦八苦するハメになった。
マナーも違えば料理も違う。
慣れるのに苦労しそうだとこっそりため息を漏らす。
一樹は慣れたもので給仕されるのも、ごく当たり前のように振る舞っていたが。
この世界の料理をしっかり味わって食べるのは、そういえば初めてのような気がする。
紛れ込んで保護された当日は、とても食事が喉を通る状態ではなかったし、杏樹が見付かるまではしっかり味わって食べるような心境ではなかった。
味なんてほとんどわからなかったというのが実情である。
杏樹と再会してからはエルシアたちのせいで、またまた食事どころではなかったし。
考えてみれば落ち着いて食べるのは初めてだ。
地球風に言えばハーブで味付けしたなにかの肉。
味的には鶏肉に近いものの焼き物。
トロリとした味付けのスープ。
洋風か中華か悩む料理だ。
味付けは洋風だが、トロリとした食感で、中華のあんかけを思い出させる。
それに仄かにいい匂いのする白いパンのようなもの。
多分正真正銘のパンなのだろうが、亜樹から見るとどこかが違う。
例えば簡単に手で引きちぎれるのに噛むのには苦労する。
しっかりした弾力があるのだ。
味付けはしっかりしてあって、亜樹が今まで食べてきたどのパンとも違う味わいだった。
一樹を見ながら彼の真似をして食べているわけだが、一樹はこのパンにさりげなくスープをかけていた。
それでトロリとしているのかと思いつつ真似をしてみる。
すると味わいが深くなり、いっそう美味しくなって驚いた。
あれだけしっかり噛まないと飲み込めなかったのに、スープをかけただけで柔らかくなった。
どうやら直接食べるものではなく、スープに浸して食べるパンだったらしい。
地球で言うチーズみたいなものだろうか?
なんとなくチーズフォンデュを思い出す。
あれも固いフランスパンをとろとろにしたチーズに浸して食べるものだが。
あれ自体は食べない。
あけまでもパンにつけるものなので。
だが、こちらではスープはパンに利用することもあれば、そのまま飲むこともあるようだった。
一樹がそうしていたからわかったのだが。
料理は地球でのコース料理のように次から次へと出てくるのではなく、最初にすべての料理が並んでいるようだった。
どれから食べていいのか悩んでいると一樹から、好きなものから食べればいいと注釈をくれた。
それで彼がこちらでの食事のマナーを教えるために、わざわざ来てくれたのだとわかってしまった。
優しいなあと思った。
こういう気遣いは翔に似ている。
やっぱり兄弟だ。
「ふう。御馳走様」
まだまだ料理は残っていたが、普段から少食の亜樹は、どうしても全部食べきれなくて、ややあって食べるのを諦めた。
それを見ていた一樹が、ちょっと意外そうにこう言った。
「もういいのか? ほとんど食ってないじゃねえか」
「いや。オレは元々少食だから」
「ふうん」
目を細める一樹に亜樹は敏感に彼の感想を感じ取った。
「だから、チビだって言いたいんだろっ!! 一樹のバカっ!!」
「怒るなよ」
苦笑した一樹に亜樹はプンと顔を背ける。
そんな仕種まで可愛いなあと、一樹が感慨に耽っていることは、亜樹は気付かない方がいいだろう。
きっとショックを受けるから。
「それにしてもなんだか無国籍料理って感じだったなあ」
「そりゃあ亜樹の常識で言えば地球の料理じゃないんだから当然だって。でも、これでもなるべく向こうに通じるものばかり選んだつもりだぜ?」
「なに。一樹が指定してくれたのか?」
驚いて問えば「そう」と頷かれてしまい、亜樹は純粋に驚いた。
彼とは知り合ったばかりだが、こんなによくしてくれるとは……。
不器用だが気遣ってくれる優しいところもあるようだ。
やっぱり翔の双生児の弟だけのことはある。
「あれ? そういえば杏樹はどうしたんだろ?」
「杏樹ならロザリアと一緒に食事を摂ってるぜ?」
「ふうん。仲良くなったんだなあ。ちょっとホッとした」
微笑む亜樹は凶悪的に可愛くて一樹は隠れてため息をついた。
これで男だというのだから悪夢だと思う。
もし亜樹が正真正銘の男だったら。
違ってよかったとは、すべての男の感想だろう。
「それよりこの国の文字を教えてやるよ。興味あるだろ?」
「そりゃああるけど。オレはそういうことを覚えてる暇があったら地球に帰りたいよ」
案の定、亜樹に言われて一樹は苦い表情になった。
「一樹は自分の力で次元跳躍できるんだろ? なんとかならないか?」
小首を傾げて言われても、一樹にもどうしようめない。
答えに詰まっていると亜樹にしてみれば、絶対にお近づきになりたくない相手の声がした。
「残念だけれどすぐには帰れないよ」
「リオン」
振り向いた一樹が名を呼んで、入ってきたのがリオネスだと知り、亜樹は微かに狼狽した。
夢を思い出したからだ。
リオネスは優雅に近付いてきて、亜樹の真横で立ち止まった。
銀の髪と同じ色の瞳が印象的だが、その悪戯っぽい瞳はじっと亜樹を見詰めている。
息苦しくなってきてスッと視線を外した。
彼の目には亜樹は花嫁候補として映っているのだと思い出して。
近付いてくるのもそれなりの意図があるから。
そう思うと自然と身体が強張ってしまう。
全身で警戒している亜樹にリオネスは、密かに楽しむような目の色を浮かべて、一樹は絶望的な顔をしていた。
こういう反応をエルシアをはじめとする三兄弟に見せるのは逆効果なのだ。
早い内に教えておくのだった。
「残念だけれどきみたちはすぐには戻れないよ、亜樹」
「……どうして?」
顎に手をかけられ上向かされた亜樹が、絞り出すような声で訊ねる。
逃げるなと言われているようで、どうにも居心地が悪い。
逆らったらなにかされそうな気がして動けない。
亜樹が嫌がっていることぐらい、リオネスにはお見通しだろうに。
反応を見て楽しんでいるのだろうか?
「世界を越えると言うのは、そんなに簡単にできることじゃない。例えその能力を持っていても、一度その力を発動させたら次に使えるようになるまでに、最低でも一年はかかる」
「え……?」
唖然とした顔で視線だけで一樹を見た。
「ほんとなのか、一樹?」
「ああ。おれが一度目に力を使ってから、丁度一年。今回成功したのは奇跡に近い。今のおれの力だと連続で世界を超えることは不可能に近いし、一度成功させてしまえば、もう一度使えるようになるまでに、絶対に一年はかかる。それも短くて‥‥‥という仮定付きでな」
つまり一年経っても絶対に帰れるという保証はないのだ。
一樹にもそれは保証できない。
成功したら帰れるだろうが、もし失敗したら?
「なんか訊くの怖いけど気になるから訊くよ。一年経って一度試してみて、もし失敗したらどうなるんだ?」
亜樹の恐る恐ると言った問いかけに、一樹は困ったような顔になり、リオネスが笑いながら口を挟んだ。
「わかり切ったことじゃない? 最低でもまだ一年はかかるってことだよ」
「やっぱり」
「それも運が良ければね」
「どういう意味だよ?」
「一度力を温存しておいて、試してから失敗するわけだから、その場合、同じように一年我慢しても成功率は低くなる。その場合だと一年目に試さないで、二年目に試した方が成功率は上がるよ」
つまり一年目に帰還できるというのは、あくまでも運が良ければという条件付きなのだ。
そのため確実に帰りたければ、二年から三年は我慢して、それから試した方がより確実なのである。
力を温存する時間が長ければ長いほど、術の成功する確率も上がる。
リオネスが言いたいのは、多分そういうことだろう。
「なにか誤解してるようだから説明するけど、それはあくまでも一年目に試してみて、失敗したときの仮定だよ?」
「え?」
「つまり一度失敗しているから、次に成功する確率が低くなるわけ。そのときは多分一年や二年じゃ無理だろうね」
「つまり最初の一年を計算に入れると三年から四年?」
ギョッとして叫ぶ亜樹に、リオネスが可笑しそうに笑う。
「つまりね? 確実に帰還したければ、最低二年はこちらに滞在した方が賢いってことだよ。わかる? 一年目に試してみて、もし失敗したら二年じゃ済まないからね」
それは確かにそうだろう。
しかし二年もこちらにいるなんて、亜樹は絶対に遠慮したかった。
それこそ貞操の危機だ。
エルシアたち三人になにをされるかわからない。
「一樹の力では一年目に帰還するのは難しいからね」
リオネスは微笑んでいるのだが、亜樹の目にはほくそ笑んでいるようにしか見えなかった。
なにか企んでいて、それを隠して笑っている。
そんな風にしか見えなかった。
「その二年の間にきみを手に入れてみせるよ、亜樹」
「‥‥‥え?」
「帰りたいなんて思わないようにして見せる」
決意を秘めた銀の瞳を前にして動けなかった。
顎にかかっていた手が首の後ろに回りされ、拒絶する間もなく唇を奪われる。
「んっ」
とっさに目を閉じたが、執拗な口付けに目眩がした。
初めてのときより、ずっと濃厚だ。
ガタンと派手な音がしたから、多分一樹が立ち上がったんだろう。
見られているとわかっているのに逆らえない。
キスなんて慣れてないのに、呼吸まで止まりそうになる。
亜樹の体から力が抜けた途端、いきなりリオネスが離れた。
ハッとして目を向ければ、リオネスは一樹に右腕を引っ張られている。
「相変わらず無粋だね、一樹は」
「おれの前で亜樹に手を出すんじゃねえよ。言ったはずだぜ? おれは認めないと」
「それはボクの自由だよ。きみが亜樹のなんであれ、特別な関係ではないんだから」
派手に火花を散らす一樹とリオネスに、間に挟まれた亜樹は困惑している。
まるで奪い合われている気がして戸惑っていた。
リオネスはわざと一樹を挑発している。
そんな気がした。
「亜樹が誰を選ぶかはまだわからない。それはボクらにも可能性があるということだよ。いくら一樹でも、それを止める権利なんてない。どうしても手に入れたかったら、奪われたくなかったら、自分で手に入れるように努力すればいい。そうでないなら余計な口は挟まないで貰いたいね。それこそ無粋だよ」
邪魔をするなら、それなりの決意をしてからにしろ。
リオネスはそう言っていた。
それは一樹にしか意味が通じない言い方ではあったが。
亜樹を守護する立場にはあっても、恋人ではないのなら、人の恋路に口出しするなと。
それでも諦めないというのなら、
自分もそれなりの行動に出ろと。
でなければ邪魔をすることは認めない。
リオネスははっきりとそう言っていた。
遊びではないとその銀の瞳が言っていた。
外見年齢でうっかり騙されそうになるが、リオネスだって一樹とは比較にならない時を生きてきているんだ。
初恋のひとつやふたつ。
経験していたって全然変じゃない。
寧ろ当然すぎるくらいだが、一樹が知っている限りでは、リオネスには浮いた話のひとつもなかった。
女の影すら感じたことがない。
その点ではいつも付き合う相手に不自由しなかったアストルとも、自分からは誘わないが来るものは拒まずなエルシアとも違う。
リオネスは明らかに伴侶と定めた相手しか意識も向けなかった。
三兄弟の中で本当に純情なのはリオネスなのかもしれない。
だからこそ、一度決めたことは揺らがない。
選んだ相手を譲ることもない。
はっきりと余計な手出しはするなと言われて、一樹は暫く息を呑んでいた。
リオネスにとっては本当に一生の問題なのだ。
神族は確かに長寿で、もし亜樹がリオネスを選んだら、かなり長い時をふたりで生きていくことになるだろう。
その際にリオネスは絶対に亜樹を泣かさないと自信が持てる。
そこは悔しいが認めるしかなかった。
それでも認めたくなければ、手に入れる努力をしてからにしろ。
邪魔をするなら手に入れて権利を得てから。
リオネスは亜樹を護るべき立場にいる一樹に、はっきりとそう宣戦布告したのだった。
言い換えればリオネスは、口説くのは個人の自由だから、当事者の亜樹が拒むのならともかく、一樹が口出しするなと言いたいのだ。
その気持ちがただの守護者であるならば。
恋愛は第三章に口出しできるものではないからと。
強く拳を握り締めて一樹は黙っていたが、ややあってリオネスの戦線布告に応えた。
「そこまで言うなら好きにすればいい。だけどな。亜樹が嫌がったときはおれは邪魔をするし、万が一亜樹が誰かを選んだら、それが誰であれ、潔く諦めろよ、リオン」
もしそれが一樹だったとしても、他の誰かだったとしても。
口には出さなかったその一言に、リオネスは敏感に気付いた。
一樹は受けて立ったのだ。
守護者としてではなく、ひとりの男として対峙している。
それこそ望むところだった。
「残念だけどボクが諦める事態にはならないよ。必ず手に入れてみせるから」
「凄い自信家」
それまで交わされる会話の意味がわからなくて、黙って成り行きを見守ってあた亜樹がポツリとそう言った。
振り向いてリオネスが笑う。
やっぱり邪気の欠片もない無垢な笑顔で。
どうやったらあんな風に無邪気に笑えるのか。
亜樹も不思議だった。
リオネスの計算高い一面からは、想像できない笑みである。
それが彼の本質だとしたら、まるで二重人格者だ。
それともこの世界は純粋なままでは、生きられない世界なのか。
神族という神の末裔が実在し、魔法が存在する世界。
亜樹は今初めてこの世界に興味を抱いた。
深く知りたいと思う。
おそらくこれから一年か二年を暮らすことになる世界のことを。
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