うつ病 後期(〜寛解前後)
回復してきて、完全ではなくても症状が安定してくる時期。
私はそれでもうまく回復することが出来ず、うつ病は良くなっても起立性調節障害の酷い時期に重なったように感じます。
症状がある程度良くなって日常生活を遅れるようになる寛解は、ハッキリとこの日からというようにはわかりません。
なんとなく生活が上手く回っていて、仕事も出来るようになってきて、好きなことを楽しめるようになってきて、同じくらいの状態が長いこと続けば寛解、くらいの認識だと思います。
ハッキリとした線引きはなく、けれど主治医の先生に寛解と言われることはあるようですが、私は寛解と言われたことはありません。
完全に元の体調まで戻ることは稀で、治療していくに従って年月も経ち、単純に老化や、筋肉量が落ちたことなども重なるので、70〜80%ほど回復していたらいい状態になっているというイメージです。
そしたらいかに再発を防ぐか、無理や無茶をしないか、頑張りすぎないか、考え込みすぎないかなどが今後の課題となっていくので、完全に病気から切り離される訳ではありません。
一度うつ病になったら一生の付き合いと言っても過言ではないと感じています。
体力が削られやすく、病気になりやすかった気質などの影響もあるからこそ、起こす病気なのですから。
できるなら、周りに理解者の方がいたり、なんでも話せる相手がいると、再発を防ぐのにも力になってくれると思います。
あとは自分を知ること、自分の体調の癖を知ること、自分が自分であっていいと認められること。
そういうことが必要だと思います。
焦ってしまうこともあるでしょう、頑張りすぎてしまうこともあるかもしれません。
けれどまずは体を労ることを優先して、再発防止を優先するのが一番だと、現在再発している真っ只中である私は思います。
ここ数ヶ月地獄でした、ほんとに。(2022.9月)
でもうつ病特有なもんで、忘れていることも多くあります。
それらはみんな記録してあります。
外に吐き出したから頭の中からは忘れられたのかもしれませんし、うつ病の間の記憶が単純に朧気になってしまう現象のせいかもしれません。
読み返すと、あぁ本当に病気だったんだなと実感することが出来ますが、当時は本当に鬱なのか?と不思議なことに疑っていました。
それも特有の現象なんだと思います。
気付いたら3シーズンが過ぎていました。
最初の半年は本当に酷くて、罪悪感や無気力感、けれど頭の中は忙しく過去の問題ばかりを思い起こされて、苦しかったです。
夏は低血圧の影響もあり、毎年へろへろになって過ごしていましたが、今年は去年よりも少しだけよくなっていました。
そうして、何か月前よりも、何年前よりも良くなってるという積み重ねがあって、段々と回復している自分を実感して行けるのだと思います。
今回の鬱こそ最後にしたい、今回の鬱で寛解したい。
ちなみに今回の鬱のトリガーになったのは離縁でした。
彼氏がモラ臭するなと気付いてしまったのがトリガーになり、過去見て見ぬふりをしていた不満を永遠と暴露している間に、うちの家族の不満も暴露し始め、あっという間に落ちていきました。
疲れ切ってしまったのだと思います。
彼の理想に、彼女という私を置きたいだけなのだと実感してしまったので、怖くなってしまったのだと思いました。
彼は私ではなくて、彼女という存在が欲しかっただけなのだと。
私自身を見てくれていないことを実感して、とても落ち込みました。
それはもう、うつ病がぶり返すほどに。
そして、複数の友達に親身になって話を聞いてもらい、心の中の整理がついて、うつ病回復に向けて舵を切りました。
子供の頃は誰にも相談できずに一人抱え込んでいた私が、今では深い話を何人もの友達に相談できる。
いえ、相談というより、心の中ではあの時、もう縁を切るべきかなと答えを出していた上で、背中を押してもらうために相談したようなものなのですが。
友達が前よりずっとずっと好きになり、助けて貰った分、助けたいと思いました。
とてもいい友達に囲まれていて、私は幸せに思います。
寛解に向けて、身体を気遣って、けれどちょっぴりずつ頑張って生きたいと思います。
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