6アンジュ初社交デビューをする

「戻ってよいかしら」

今度こそ楽しんでおいで』

ようやっと念願の社交界デビューの場に行けると鼻歌混じりに部屋を出ると廊下で即エドワード殿下に呼び止められられた。

「アンジュ!会場までエスコートさせてほしい!」

「エドワード殿下、大分またれたのでは?」

「か、構わん!アンジュのためだからな!王宮広いから俺にエスコートさせてくれ!」

エドワード殿下にエスコートされ元の会場へと戻る。一斉に遠巻きに見ていた女の子グループに取り囲まれる

「先程家こ勇士素敵でしたわ~お初にお目にかかりますブランシュ公爵家が娘、ルミナと申します。」

「さすがエトワール辺境伯様のご息女・・・惚れ惚れいたしますわしますわ」

「先程聞いたアンジュが場を納めたって話本当だったか・・・」

殿下が独り言のようにうんうん他うなずきながら納得していると殿下がいたのに一斉に気づいたみごとに綺麗に一歩下がりカテーシーを取る

「殿下がいらしたのにご挨拶が遅れてしまいましたわ」

「良い許す!」

今のやり取りを見て一応殿下がバカ王子じゃない事も理解できた。

「アンジュ様、あちらに美味しいお紅お菓子がございますのよごゆっくりお食べになって」

「アンジュ、俺が持ってくる待っていてほしい」

「殿下が待っててください私がお持ちします」

おかしいでしょ〜普通は殿下自ら動かないっての・・・


丁度よく遅れて入ってきたアスクル家の二人組みが私に気づいた様子で慌てて近づいてくる

「アンアンジュ様我々がお持致しますよ」

ロイド君ルシアちゃんナイスタイミング!

「あらあなた方、辺境伯の派閥に入られるのかしら」

「「アンジュ様に助けていただきましたので 」」






「お姉様なら仕方ないかしら~」

などどちらほら聞こえてくる。何やら私ははーちゃんいわく前世から女性に好かれるみたいだお友達がほしいんだけどなーお友達じゃなくて側近みたいになっちゃつてるしてん




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