第23話 「双極性障害のわたし」の今。

今、私はいつか子を授かりたいと妊活をしている。


産婦人科と、精神科に通いながら、時には紹介状、診断書、産婦人科と精神科のドクターが連携を取れるようにして妊活を継続している。


病状はというと、前のような激しい波はなくなり、イラついて壁に穴を開けたり、散財したり、暴力を振るったり、かと思えば自殺未遂をするようなこともなくなった。


もちろん、波がないわけではない。

危ないと思う波もある。

でも、何とか踏ん張れるだけの力を、薬と今までの経験則から得ることができている。


「うつ病」から「双極性障害2型」に診断が変わるまでに実に12年の年月を要した。


12年、失ったお金、ヒト、モノ。

数えきれない。

あの時、治療していたら、もっとどうにかなっていたかな、と思うことも正直なところ多い。

人生とは、壮大なる「タラレバ」だ。


しかしながら、過去を振り向いてシクシクと泣いているだけでは前に進めない。


正直、長い長い12年間ではあったが、ここからが私の第二の人生よと、治療に、そして今後の人生に前向きに生きていくことを日記の1ページに記した。


「結婚5年目、双極性障害のわたし、何とか幸せに暮らしてます。」

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双極性障害のわたし、「人生」。 ふゆさん @fuyuxo

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