第16幕 ぶおおーでしてー

 それからしばらく運動していると、結局いつもどおりキッズがやってきて今日も元気に絡まれた。もはやいつメンである。いつか通報されやしないかと実は内心ガクブルしているメンタルの略である。ガクブルしながら手打ち野球に打ち込んだ。


 俺は高校生なのでバント以外禁止、進塁は逆立ちで守備はキャッチャーというえげつない枷をはめられて始まった中央公園リーグ。苦しい試合が続くも、プッシュバントを俺が解禁することによりバントホームランで逆転勝利。全員から詰られてシーズンオフに至った。あいつら大人気ねえや……。


 そして暇になって適当に応援している俺の間隙を突いて、他のキッズグループが詰めかけてきた。そのときやっていた指笛に一目惚れしたらしく、しつこくせがまれて渋々教えることになった。サーカス団員としまんちゅ、大体指笛出来る説。



 それから数刻、大体のキッズは挫折して帰ってしまったが、一匹、どうしても吹いてやりたいという根性のあるやつが残った。こういうやつは将来ペン回しとかボイパとかにもハマりろくな学生にならない。俺もそうだった。キッズとの間にほのかな絆の芽生えを感じる。


 練習に付き合い続けることさらに一時間以上、菫さんと座っていたベンチで、少年に鳴らない指笛を指導し続けていた。赤色に染まる時間を置き忘れそうになるレベル。だが、雨垂れ石を穿つともいう。その努力と根性が、ようやく今ここに実る。

 ぴゅいと、疲れ果てて余計な力が抜けたその口元から、甲高い音が確かに聞こえた。二人で目を合わせ確かめ合う。


「鳴った!」


「よくやった!」


 二人で習得したばかりの指笛を吹いて祝福を捧げる。先ほどのように綺麗にとはいかないが、きちんと音が出ている。感無量だ。だが、そろそろ時間的に近隣住民に怒られるかもしれない。かなりデカい音が鳴るんだよなぁ指笛。

 指を立てて、しーっと口元に添える。了解したと指笛を止めると、二人で小躍りサイレント喜びの舞を踊る。一番近い動きはお好み焼きの上の鰹節か反省を促すダンス。


「そろそろ帰るよ!」


 こんな馬鹿なことをしていると、公園の入り口から誰かの声がした。そちらに目をやると同じ学校の制服を着た女子がいた。今日サボった分の後ろめたさがある。

 公園に残ってるのも二人だけになったし、こいつの保護者だろう。だがようやく吹けたばかりでまだまだ遊び足りないらしく不満げな表情をしている。そんな素振りの弟にしびれを切らしたようにずんずんと歩いて近づいてくる。段差を二つ登って、ベンチの前に立つと両手を腰に当てて威嚇してきた。

 兼田のような変質者と間違われたらいけないので、俺は悪くないですよとお辞儀をして人畜無害をアピールする。


「姉ちゃん、見て見て指笛!」


「吹けてないじゃん」


「疲れて鳴らないだけだしぃ、さっき吹けてたもん、なあハナー!」


「吹けすぎて指がリコーダーになってたな」


「ほら!」


「いやそれが一番ホラ吹いてんじゃん」


 適当なことを言ってると鋭いツッコミが刺さった。大阪人だなぁ。

 顔をよく見ると、そのやってきた相手に気付いた。なるほど制服じゃないから判別が遅れたが見覚えのある顔というか、なんならクラスメイトだ。それも言い訳で、金髪に染めているという分かりやすい特徴があったのに。気づかない辺りクラスに染まっていない自分に悲しくなるが。


「よお、花籠じゃん」


「沢泉?」


 今まで彼女とあまり話した記憶はない。小柄だが少し威圧感のある少女。そんな遠い距離感のクラスメイトが指笛マスターのキッズの頭に手を乗せ、もう片方の手を挙げていた。


「おう、こいつの姉。なんだ、いつも遊んでもらってんのか?」


 しかし弟は撫でられるのを嫌がり手を振りほどいて、こちらに逃げてきた。しかし姉もそれを気にした様子もない。姉弟って感じが伝わってきて、なんかいいなって一人っ子の俺は思いました。まる。


「そうだよ。鉄棒教えてもらったりお手玉教えてもらったりしてるんだよ。ハナはサーカスのピエロなんだって!すごいでしょ!」


「こ、こいつ躊躇なく全部言いやがった……!」


 子どもの無邪気さに唖然とする。慌てて口を押さえにかかるが後の祭り。

 あんまり他の人には言うなって言っただろ。あんまりって言い方が悪かったのか。

 あとピエロじゃなくてクラウンだしそもそも本職はクラウンじゃなくてフライヤーだし後お手玉じゃなくてジャグリングって言っただろ。こいつ何にも覚えてねえな……。キッズって怖い。姉よ、しっかり躾けておけ。


「サーカスってなに」


「魔法瓶」


「それサーモスな」


 都合の悪い言及にすっとぼける。しかしちっさなスピーカーは俺の事情などお構いなしだ。


「ユーチューブとかインスタでハナの動画いっぱいあるよ、見て!」


 当たったキラカードを姉に自慢するように言い放っている。気に入ってもらえたのはありがたいが、そのカードなエラッタされて環境落ちしたんだ。


「もうやめよう、ファミチキ買ってやるから、な?それ以上何も言うな泣くぞ」


「いや晩ごはんもうすぐだから食べさせないでほしいんだけど」


「はいごめんなさい……」


 同級生の女子に真面目に怒られてしまった。そこそこ情けない気持ちになる。どっちみち泣いちゃう。そんな気分を誤魔化すために、お前のせいで怒られただろと元凶を責め立てる。ファミチキ買ってと反論される。言うほど反論か?また今度な。


 そんな大人げない同級生を横目に、沢泉は柱に背を預けスマホを操作している。こっちに目もくれないない。


「へえ」


「あのー、まさかとは思うけど見てたりしないですよね」


「見てない見てない」


「絶対見てるやつだろそれ。お願いしますやめてください何でもします」


 女子のスマホを奪い取るとセクハラ呼ばわりされるので打てる手は多くない。こちらの最終兵器、ドゲザンをお見舞いする。しかし効果はないようだ。必ず当たるはずなのに。

 もうやだ。どうして立て続けにクラスメイトにバレていかなきゃいけないんだ。うっすらと浅利と為近にもバレてる疑惑あるし。


「なんで?」


「え」


「かっけぇじゃん」


「……はあ」


 顔を上げる。発言主の顔を見る。馬鹿にしてる様子もない。むしろ師匠が土下座する姿を見て、隣の小さな弟子が幻滅した目をしている。

 

「いや、こういう顔もできるんだな。無愛想なやつだなーって勝手に親近感湧いてたけど、なんだよ、いいじゃん」


「恐縮です」


「最近教室でも楽しそうだし」


「あんな教室で楽しいなら南極行ったって楽しいですけど」


「南極は楽しいだろ。ペンギンさんいるだろうが」


「確かに……?」


 ペンギンにさん付けしていることには触れないほうがいいのでしょうか。弟君にその辺り聞いてみると好きな動物にだけはさん付けするそうです。弟の好きな動物はジャッカルだそうです。お前センスあるよ。


 そんな一幕をすぐ隣で繰り広げていたのだが、沢泉姉は現代っ子よろしく再び手元のスマホに目を落としている。どうあってもやめてくれないらしい。俺の無言の抗議にも目をくれないまま、質問を投げかけてくる。


「今もやってるん?」


「やってない。高校との両立は難しいんだ」


 逃げた理由を聞かれたくないため、追加で聞かれてもないことを答える。

 中学までと高校からでは制度的に異なってくるらしい。義務教育との違い。今までのように転校を数カ月毎にやるというわけにもいかない。だから元々は中学終わったらサーカス一本でやっていくつもりだった。気が付けばこんなところで同級生と喋るような生活をしているが。


「そうなのか。……なんかそれにしてもめっちゃ叩かれてんな自分」


 スマホの操作を止めてなかった沢泉が、さっきの策も虚しく、触れてほしくないところに気付いてしまったらしい。だから学校でも頑なにサーカスマンやってたことを隠していたのに。


 そこで自分の行為を自覚したようだ。沢泉は顔をしかめて手元のスマホから目を逸らした。申し訳なさそうに、気まずそうに、あーとかうーとか唸る。だが咳払いをすると、一転どこか怒気をはらんだ顔でこちらを見た。


「精スプナルシストとかヤリチンブランコとか現地妻職人とか色々書かれてたけど。なんだあれ」


 やめなさい。

 レディーが安易に言葉読み上げていい言葉じゃない。男女関係なく駄目だが。読んだ俺はそれで一度心折られてるのだから。


 うちのサーカスのSNS、2年ほど遡り俺がいた頃の投稿には、そのたびに気が滅入るような醜い罵詈雑言が書き込まれていた。サーカスを楽しみにしている人間に冷水をぶっかけるようなものが。それを見つけてしまったようだ。

 でも、質問されても自分の口から話せるような内容じゃない。話したくもない自分の情けなく浅はかな恥ずかしくて死にたくなるような恥部だから。そうなると、なんとかぼやかして少しずらした回答をするので精一杯だ。


「困ったファンにちょっと粘着されてましたので」


 誤魔化すように戯けた声を出すが、下手くそすぎて形になっていない。


「そんなんファンじゃねーだろアンチだクソアンチ。ブッ殺しゃいいんだよ」


「いやいや捕まるし」


「捕まったら脱獄しろ」


「周りに迷惑かけるだろ」


「謝りゃいい」


「怖いものなしかよ」


「とりあえず通報しとこうぜ」



 アンチへの殺意の高さに唖然とする。


 一応こちらも過去には通報とかもしていたのだが、アカウントを変えてスクリプトやらなんやらでクソリプしてくるので根絶は諦めてしばらく放置した。その点時間というのは素晴らしいもので、伝え聞いた話によると今や俺へのアンチコメは随分と減ったらしい。もうエゴサとか二度としないから知らないけど。2年も経ったのだ。今さらだろう。


 それにしてもとんでもないことを言っている。

 お前姉ちゃん怖くないのかと、沢泉弟に聞くと、おねえちゃんはとてもとても優しいですとのこと。そんなに怖いのか……。

 こんなに極まっているクラスメイトがまだあのクラスには残っていたのかと衝撃を受けた。最早あのクラス潰した方が社会のためではなかろうか。


 指が画面にめり込むくらいにスマホを叩いている沢泉に、そのアンチアンチ行動の過激さの理由を聞いてみたくなった。


「なんか実体験でも?」


「昔曲作って投稿したら、パクリってアンチにネチネチネチネチと……!」


 ドス黒い炎のオーラを身に纏う沢泉に後退る。どうやら相当嫌な思いをしたらしい。スマホを叩く指の勢いがさらに強くなる。


「ブチギレて死ねってリプしてレスバしたはいいもの、自分で聴き直してみたら結構パクリで笑ったわ」


「いやパクってんのかい」


「最初はパクってないつもりだったんだけどなぁ。若かった。で、引くに引けず逆ギレよ」


「お前何してんの……?」


「でも特定されたから平謝りでアカウント消した」


「Oh……」


 怒りながらも自嘲気味に苦笑いしながら自らの恥部を吐露している。露出狂でもここまでさらけ出さない。思わず目を手で覆ってしまうレベルの共感性羞恥でこちらまでいたたまれない。


「なんの話だこれ……?」


「アンチ見かけると過去の自分を思い出して死ぬほど恥ずかしくなるって話?」


「アンチパンチ」


 アンパンチみたいに胸部を殴られた。正論で殴ってしまった報復だろう。あまりにも実践が早い。


「炎上の先輩らしく慰めてんだよ。嫌がってんのに見て悪かったな」


「暴力は謝らないんすか」


「いいか、二つだけ覚えときゃいい。嫌なことはぶっ飛ばせ、嫌なやつはぶん殴れ」


「田舎のヤンキーかな?」


 冗談だよと付け加えているが果たしてどこまで本気なのか。

 訝しげに見ていると、沢泉は「まあ」と続けた。


「アンチコメもなんだかんだ気にしてしまうし、ブッ飛ばそうにも本当に殴るわけにもいかないし、どうしようもなくて全部嫌になるけどな」


「なんで急にそんな身も蓋もないこというの……」


「そもそも自分が悪いし、でもだからってザケんなよ知るかよウルセーって感じだけどさ、どうしようもねーんだわ。

 だったら、しゃーねーから開き直ってこうやって笑い話にでもして笑い飛ばすしかねーだろ、な?いっつろっくんろーる」



 ニッと笑った。乱暴で、だけれどどこか優しげなその表情に、いつものように軽口が出なかった。

 さっきとは違う優しいパンチが肩に刺さる。そこからは温かいものが伝わってくるようで。今までのあの騒動への気持ちが、初めて誰かに全部伝わった気がした。


 気にするなよとか

 人気商売だからとか

 舞台で見返してやれとか

 お前は悪くないとか



 そうなんだけどそれだけじゃなくて。心の奥で一番大きかった、自分もやらかしたしって負い目の部分を肯定してくれる言葉はいままでになかったから。それがどうにも嬉しかった。


「雑魚の武器はロックかユーモアしかないんだよ。だから美人の女はつまんねぇんだ」


「いや沢泉さんクッソ面白いけど」


 言った瞬間に拳が俺の鳩尾めがけて飛んできたが、すんでのところでなんとか躱す。だがそれで収まらずオラオラオラとラッシュが止まらない。


「いやなんで!?」


「うっせー照れ隠しだブッ殺す覚えとけよお前」


 弟が姉の姿に引いてる。大変だなお前も。

 いつまでたっても拳が止む気配がないので、怒りを鎮めるために諦めて頭を沢泉の前に差し出した。


「これで許してください」


「ちぇすとぉ!」


 アッパーカットが鳩尾に突き刺さる。

 それはちゃうやん……。


「身を持って学んだな、これがブッ飛ばすってことだ」


「笑い飛ばすほうにほしかった」


「すけこましに口説かれたらブッ飛ばした方がラブコメっぽくて笑えるだろうが」


「これラブコメだったんすね……」


 自分のカクヨムのカテゴリに無頓着だった。いつまでたっても異世界行かないからおかしいとは思ってたんだ。


「やっぱりお前も身から出た錆だったんだな?教室みたいに女にだらしなかったから叩かれたんだな?」


「さてはアンチだなテメー?」


 図星だからやめてください。

 あまりにも痛いところ突かれたのでこの後ちょっと喧嘩した。

 負けた。






「ありがとな、こいつと遊んでくれて」


 和解した後、あらたまって挨拶なんかを交わす。もういい加減子どもはお家に帰る時間だ。


「こちらこそ、なんか気を使ってもらってありがとう」


「それこそ気にすんな、アタシは蕗紺ロコン、こっちは龍樹のタッツーでそっちはピカチュウ、ほらポケモン仲間だろ?」


「ミツヒロです」


「ハナってピカチュウなの!?」


「ミツヒロです」


 どこをどう見たら俺がピカチュウに見えるというのだ。今日のユニクロコラボTシャツは胸のところに一筆書きでイーブイの輪郭が描かれた一枚だ。ピカチュウのTシャツは全て向こうに置いてきている。罰ゲーム以外で絶対着ない。

 そんな鬼の形相の俺を意に介さず、沢泉は手を真っ直ぐ差し出してきた。


「へいマイメン、握手」


「なんで?」


「アタシら実質今日が初対面みたいなもんだろ。明日から学校でもよろしく」


「明日はサボらず行きます、はい」


 握手を交わした。手とはいえレディに触れて緊張したが、なんかちょっと幸福感がある。


「アタシも明日は行くわ」


「沢泉もサボってたのかよ!」


 俺の後ろめたさを返せ。

 沢泉は握手を終えた手を見つめている。俺に触れたのじわじわ気持ち悪くなったとかだったら三日三晩手を洗い続けるけど。


「なあ、そういえばなんだけど、お前さっき口に指突っ込んで吹いてたよな?」


「……俺悪い?」


 慌ててイーブイのシャツの裾で拭うがとっくに乾いているし意味は無い。

 元はといえば沢泉が気安く男と握手するほうが悪い。ファンに見つかったら叩かれてもおかしくないんだぞ。


 沢泉はその両手をゆっくりと上げていき、何故か口元を手で覆った。



「うわっ……くっさ」



 嬉しそうにこっちを見て沢泉は笑っている。いっちょん分からん。何でわざわざそんなことを。俺の自尊心を削るのが楽しいのか。が、何故だろう、自分も少しおかしいかもしれない。そんな沢泉を見て、胸の奥が少し熱を帯びている。やめろ昂ぶるな。俺にそんな趣味はない。自分のコレクションを思い出せ。基本は歳上のお姉さんかハーレムのはずだ。ビークール。大丈夫、落ち着いた。

 自分らしくいこう。適当な軽口で流してしまおう。


「臭くねーし、ラベンダーの香りだし!」


「お前の口内富良野かよ。嘘だよそんな簡単にニオイうつんねーよ」


「そういうことするなら、俺だって沢泉と握手した手の匂い嗅ぐからな」


「通報した」


「ごめんなさいでした」


「バーーカ、ほら帰るぞタツ。じゃあな、また学校で」


「じゃーなーミツヒロー!」


「ピカチュウです」


 ミツヒロでした。


 嵐のような姉弟が小さくなっていくのを見送る。ちびっこ改めタッツーが何度も振り返っては手を振ってくるもんだから、仕方なく振り返す。そこにタイミング悪く沢泉がこちらを振り返った。目と目が合う瞬間。嫌そうな表情を隠さない。バイバイと口の形で伝える。沢泉は逡巡した挙げ句、拳を突きつけてから歩いていった。

 だが、降ろしたその右手が少しだけ開いて左右に揺れたのを見逃さなかった。荒ぶるわりには律儀なやつ。




「なに、彼女?」


 草場の陰から見ていた公園の主が姿を表した。分かりやすくニヤニヤしている。


「うっぜ」


「照れてんだ?」


 茶化しながら背けた顔を追尾して覗き込んでくる。こいつ嫌い。


「違げぇよ、そんなんじゃなくてほら、あれ」


 もし例えるとするならそう、今風に表すならきっと、それはあいつらが言っていたやつなんだろう。

 だから、自信を持ってドヤ顔で答えた。




「推しだよ」






───────────

なんかいい感じにならなかったのでそのうち直します。直せればいいな

作者より

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