ろぶすタ~。

 いつものバス停にて――




「ウルトラマンとコラボしたアルカリかんでんち?」


 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。




「な、なんか……すっごいエネルギ~だけど、3ぷんしかもたなそぉ~」


 そんな事を言いながら、続きを読み進める。




「ウルトラマンとウルトラセブンをデザインしたアルカリかんでんち。たん3、4かんデンチのみでハンバイ」


 パッケ~ジの画像を見ながら、




「ん~……なかなかカッコイイ。レアメタルコ~トをほどこすコトで10ネンのちょ~きホゾンがカノ~? コレクタ~アイテムようかな? ファンがコレクションでもっておいてサイガイとかのキョクゲンジョ~タイのときにつかうみたいな?」


 イブキがそんな事を言っている隣では、




「自転車よりロブスタ~のほうが空気抵抗が少ないとTwitterで話題?」


 月夜がなぜかグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。




「確かにロブスタ~は丸っこいし、空気抵抗少なそうよね~」


 皿のうえに乗った真っ赤なロブスタ~をイメ~ジしながら、




「じゃ、ロブスタ~型の自転車をつくれば……」


 真っ赤なロブスタ~に乗る姿をイメ~ジする。




「う~ん……ないわね……」


 ロブスタ~型の自転車をイメ~ジして、そう洩らす月夜だった。

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