第36話 クラス名簿+紹介

 男子              女子


 1.有城 邦彦(ありしろ くにひこ)  印藤 文江(いんどう ふみえ)


 2.宇田津 晶(うだつ あきら)    江崎 麻友(えざき まゆう)


 3.岸良 速人(きしら はやと)    影沢 莉那(かげさわ りな)


 4.兒玉 文亮(こだま ふみあき)  季山 希未(きやま のぞみ)


 5.座間 聖仁(ざま きよひと)    定本 星華(さだもと せいか)


 6.芹原 和広(せりはら かずひろ)  袖崎 渚(そでさき なぎさ)


 7.玉元 次雄(たまもと つぎお)   近野 佳賀里(ちかの かがり)


 8.鶴和 良亮(つるわ りょうすけ)  辻埜 友里加(つじの ゆりか)


 9.永濱 智希(ながはま ともき)   西薗 志緒莉(にしぞの しおり)


 10.能瀬 正稔(のせ まさとし)    縫村 多代(ぬいむら たよ)


 11.廣松 峰雄(ひろまつ みねお)   野坂 佐都美(のざか さとみ)


 12.舟瀬 光次郎(ふなせ こうじろう) 遥香 織枝(はるか おりえ)


 13.桝村 温(ますむら あつし)    鴇田 律恵(ほうだ りつえ)


 14.目次 佳史(めつぎ よしふみ)  御簾納 伊久子(みすの いくこ) 


 15.茂呂居 幸徳(もろい ゆきのり) 向 園加(むかえ そのか) 


 16.矢賀 吉弘(やが よしひろ)    湯田平 万理(ゆだひら まり)


 17.横須賀 欽司(よこすか きんじ)  弓座 衣(ゆみざ きぬ)


 担任 楢木 弘至(ならき ひろし)



 遥香はるか 織枝おりえ


 主人公。 修学旅行中のアクシデントが重なって今回の事件に巻き込まれた。

 クラス内ではそこまで自己主張しないのであまり目立たない。

 性格的はどちらかと言えば内向的ではあるが、必要であれば自己主張はするタイプ。

 

 便宜上、妖怪と呼称する存在に何度も殺された結果、性格が大きく歪み目的の為には手段を選ばなくなりサイコパスと呼ばれる存在に片足を突っ込んでいる。 

 繰り返す死は彼女の死生観と他者へ対するスタンスにも影響を及ぼし、友人知人の死も事実としては受け入れるが感情的な動きや罪悪感はあまり感じなくなった。


 座間には感謝しているが異性としては特に意識していない。

 先述の他者に対する歪んだ達観のお陰で好意、悪意ではなく使えるか使えないかに比重が偏っているので助かった以上、もう用事はないので彼の反応に一抹の寂しさを感じてはいたが割り切った。

 

 生還後、日常を謳歌しているが、その精神性には大きな歪みが残り、心の一部は今もあの霧の街を彷徨っているのかもしれない。


 座間ざま 聖仁きよひと 


 クラスメイト。 元々、この旅行はサボるつもりだったが、行先が有名な心霊スポットだったので友人に頼まれて写真を取りに行くバイトを引き受けた結果、巻き込まれた。

 何もなければ山歩きの最中に抜け出して友人の指示に従ってあちこちで動画や写真を撮る予定だった。

 学校はサボりがちなのでクラス内での友人は少ない。 基本的に友人は学外で作るので付き合いも自然とそちらに偏っている。


 何だかんだと世話を焼いてくれる性格が災いして主人公の無茶振りに何度も付き合わされた。

 本来の彼は脱出時に何度も邪魔されたので内心ではかなり嫌っているが、呼び出しに応じる辺り性格が滲み出ていた。 割と早い段階で脱出方法に気が付いたので察しは良い方。


 その他のクラスメイト


 旧版の連載が止まる前には資料として作っていたので、全員分の掘り下げでもしようとしていたのかもしれませんが当時の自分が何を考えていたのかさっぱり思い出せませんでした。

 恐らく見切り発車の弊害なのでほぼ死に設定。 流石に破棄は勿体なかったので供養を兼ねて乗せました。

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逢魔の霧 kawa.kei @kkawakei

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