/14




「また来るね。」


 そう告げ、女の子は走り出しました。



「あぁ、1ヶ月に1回だぞ。」


「1週間に1回ねー!!バイバーイ!」



 手を振りながら走り去ります。




「…やれやれ。」


 男性が呟くと、ネコは伸びをして起き上がりました。




「キミも帰るか?」


「……。」



 少し不機嫌そうな表情を残して、ネコもその場から立ち去りました。





「やれやれ。」




 そう言い残し、その場を離れた男性は、デスクに向かいます。






 数日後……。




 なにやら、男性の様子が慌ただくなりました。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る