古典的なラブコメ総合研究

きりん

恋愛感情の数学モデル

恋愛物語では、常にこのような理論が出場する。

「過去の延長線上に今がある」。

だから、「今の延長線上に未来がある」とも言える。


スカラー空間、一対一の状況から始まる。

ラブコメを研究するとき、「」を連続的に思わなければならない――それをsに定義すれば、を変数でするs(t)だった。

そして、「」も、時間を変数でする連続関数R(t)に定義する。ここに討論する「関係」は、「魂の距離」や「魂の差分」に相当する。もし二人の本質は同じこと(あるいは、コインの裏と表)だとすれば、その「距離」は限りなく0(ゼロ)に近い。

これで、キャラからその対象への恋愛感情Kは、「自分の気持ち」と「関係」のになる。公式に書けば、このような形だった。


dK(t)=dR(t)·ds(t)

K(t)=∫(T)R(t)·s'(t)dt

(∫は積分記号、Tは時間区間)


本質が同じ二人は、limR(t)=0であるため、自分の気持ちs(t)を大きく変わらなければ、K(t)がゼロに近い。


多数キャラが登場する場合で、「関係」と「気持ち」をにする。ここで、単一対象への恋愛感情(K)を、その両方のに変更すると、公式を更新する:


K(t)=∫(T)R(t)·ds(t)


これでキャラ別のKを計算と比較し、キャラ本人の選択を解析できる。


この討論は恋愛感情をスカラーにする分析ですが、ほかの人がそれをベクトルにする意見もある(最終的な選択は、全ての恋愛感情のベクトル和とする)。


ここまで読んだ皆様に、心から感謝いたします。

コメントよろしくお願いいたします。






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