世紀末(1999年とかに騒がれてたこの世の終わりのほうね)がホントに来てもこんな終わってるカス共の全盛期にならねえぞ、ってくらいのクズ人間達が、虫ケラ以下の軽さでビシバシ命を吹き飛ばしていく痛快コメディ。この世界だと殺死杉さんもバットリ君もマシな部類に入るから困る。
妙に生活感ある殺死杉さんの日常は時折和んで微笑んでしまいますが、イカレポンチな展開となんかうなずかされてしまう超理論で動くキャラクター達は腹筋が鍛えられると同時に、人によっては謎の疲労も覚えるかもしれないので、個人個人の体質に合わせて用法・用量を守って正しいペースで読む事をオススメします。まあ私は2日で全部読んじゃったんですけど……ホントバットリ君と殺死杉さん好き。