若い頃、「後ろ向きで悩み事が多いのは、今を一生懸命生きてない証拠だ。」

と、どっかの僧侶が言っていた。

　この言葉は当時は物凄く厳しいと感じていたが、しかし・・・、

　回遊魚のカツオやマグロは、泳がないと（厳密に言うと泳ぎ続けないと）死んでしまうという。

　この知識自体は、小さい頃から持っていた物であった。

ただ、なぜ死ぬかとある程度年を取ってから調べてみたら、驚くことに死因は窒息死らしい。

　泳ぐことによって前進する→その反作用によってエラを海水が通って酸素を体内に取り込む、の順序でどうも呼吸をしてるという。

　正直、愕然とした・・・！

ようするに、回遊魚は究極のポジティブ・シンキングなのだ！

　文字通り、彼等は前向きに（泳ぎ続けて）生きないと死んでしまう。

カツオやマグロに多く含まれるDHAは鬱に良いらしいが、彼等の命がけの前向き精神（？）と何か関係が有るのだろうか？

　有ったら、おもしろいですね。

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