第8話 暴力について

チンパンジーが暴力的というと、意外に聞こえる。


 サーカスの帽子をかぶせられ、シンバルを可愛らしくたたいてるイメージが強すぎるのかもしれない。


 日本猿の凶暴性の方が想起されやすいかも知れない。


 10数年前に、どこかの観光地で観光客に襲い掛かったりして、問題になっていた。


 前述のチンパンジーは「人間」という絶対的強者が、調教したから無理矢理、従順に見えるだけであるという。


 野生のチンパンジーは群れ同士の、縄張り争いに敗れた側を、皆殺しにするまで徹底的やっつける残忍さを持つという。


 問題はその「チンパンジー」と「人間」は遺伝子的に97パーセントから99パーセント変わらないという事実である。


 作家の隆 慶一郎氏は「人間は人間の苦しむ姿を作品(小説・漫画・テレビドラマなど)で、見たいのである。」


 と作品の中で喝破していた記憶が有るが、非常に残酷である。


イジメや差別や戦争といった社会問題は、こういうところから考え直した方が良いかと思われる。


 私も一生懸命考えますんで、皆さんも一緒に考えましょう。


 当然、人類の未来の為にです。

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