短篇小説『白い腕』


※ 昔、学生の頃に書いたものを手直しせずにコピペしています。

  文章はさらに駄目だし、携帯はガラケーだった時代です。






 腕を拾いました。


 女性の右腕です。


 肘から先の部分だけだったので、正確には前腕というようです。


 運命でした。たまたまいつもより足をのばしてランニングをしていると、前方の女性が大通りを渡ろうとしていたのです。トラックが近づいているのに、携帯いじりながら渡ろうとするのは危ないんじゃないか? と思っていると、案の定轢かれました。


 でもアレですよね。ニュースで『交通事故で全身を強打』とか言う時って、頭がぐちゃぐちゃで脳みそ飛び出し状態、全身ぺちゃんこ状態、内臓飛び出し血だらけ状態、全身の骨がばらばら状態になってるっていう都市伝説みたいな噂って本当なんだなーって分かりました。



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