アイドル生活相談スペース①~がおー!相談会をやってみたら、意外な相談もきちゃいました。こういうのって、恋愛相談ですか?~
第13話 「小学生のころとかは、学校にいけなくて不登校になっちゃっている子を見ると、ちょっと、うらやましくもなった」…かも、しれないね。
第13話 「小学生のころとかは、学校にいけなくて不登校になっちゃっている子を見ると、ちょっと、うらやましくもなった」…かも、しれないね。
学校にいきたくても、いけなくなっちゃった子の、相談は…。
「私、休むほど、疲れが出ちゃいました」
「そんな悲しいことを、言わないでください」
「学校から、電話がきた。学校には、1度だけいっただけ」
「そうでしたか…」
ある子は、皆とは顔を合わす気になれず。進路指導室で、簡単な連絡事項だけ聞けた登校だったという。
LINEで、友達と、こんな会話。
「私なんか、さ…」
「うん」
「去年、学校には、いけないままでさ…」
「…進級、できたの?」
「そこは、まあ…」
「授業の出席日数、足りたの?」
「足りた」
「そっか」
「保健室登校で、授業に出たことには、してもらえたから」
「そっか」
それ以上は、続かなかった。
教室にはいけずに、保健室にいってすごす子も、多かったようだ。
泣いちゃった子は、続いた。
「私は、今年、どこにいけば良いの?…進級できても、私の教室がどこにあるのか、わからないよ」
「小学生のころとかは、学校にいけなくて不登校になっちゃっている子を見ると、ちょっと、うらやましくもなった」
「そうそう」
「学校休んでいて、良いな…とか」
「私なんか、学校休んでも進級できるからずるいなんて、思っちゃったこともある」
「…そう思えていたころが、花だった」
「…私も」
「わかるよ」
共感を覚えてしまう子が多いのは、それだけ、同じような悩みを抱えている子がいたからだろう。
「部活にも、いけなくなった」
悲しみの共感が、広がっていく。
フツーに生きるのが、難しくなっちゃっているんだと思う。こういう子たちにこそ、私たちのステージに、きてもらいたい!
そうそう。
知らない人も、多いと思うけれど…。
全国一斉休校で、ひどいことが、わかっちゃったんだよね。こんな相談をしてきた子だって、多かったんだから。
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