閑話

キャラクター紹介

祓魔の聖騎士ホーリーナイト



エルシオン・アルム・ミラー 

16歳。通称はエル。悪魔の呪いを患っており、呪いの匂いに誘われた魔物を寄せ付けてしまう体質。故に貴族だがそのせいで家は困窮、家族にも迷惑がかかったため現在はせめてこれ以上は迷惑をかけないように街から離れた丘にある小山で暮らしている。女の子らしくて優しく、明るく前向き。半年後の誕生日に呪いの元凶である悪魔が迎えにくるらしい。



エドガー・モーリー・サリヴァン

「この俺が貴様のような愚民を護ってやるんだ。ありがたく思えよ」

16歳。通称はエド。エルを悪魔から守るために祓魔師学校から派遣された祓魔師ふつまし(エクソシスト)。学生なので見習いだが祓魔師としては優秀で依頼も受けている。聖書と聖水を用いた神の力で悪魔祓いをする。自信家で俺様だが正義感がある。神の力により魔物を倒すのは得意だが純粋な戦闘力は低い。サリヴァン家といえばかなり有名。兄弟や同級生にからかわれたのがトラウマで八重歯がコンプレックス。そのことに触れると怒る。銀やエリックとは仲が悪く顔を合わせれば喧嘩ばかりしている。常に上から目線。祓魔師の始祖でありエルの暮らすネメシオ王国の国教であるサリヴァー教の始祖クロード・ルイス・サリヴァンの子孫であり、クロード以来の神の子。その由緒ある退魔師の家系サリヴァン家の三男に産まれる。5歳の時に神の力(自身の怪我をあっというまに治してしまった)を発現して奇跡の神の子と呼ばれるようになる。必然的に後継になるが後継なるため努力をしていた兄達にはエドガーばかり気に入られて大切にされているという現状もあって敵視され、疎まれている。そのため小さい頃からかわれたりいじめられたりもした。10歳の時に魔術師を糾弾する考えのある教徒や退魔師により肩身の狭い思いをしていた魔術師の一部により殺されかけてから魔術師が嫌いになる(コルネがエドガーを庇って重傷を負った経緯もある)。俺様であり失敗や挫折を知らない為自信家…と思いきや昔から持ち上げ敬われたせいで今の性格になったわけでなく、自身を嫌う兄や一部の人間から自身の心を守るために自分は特別で必要な人間であり、責任があると思うようにしている。


コルネット・クラーク

「無理しなくていいよ。辛いことも苦しいこともみんなで共有すればいいから」

17歳。通称はコルネ。エドガー同様に祓魔師学校から派遣された祓魔師。エドガーの幼なじみ。優しく穏やかな性格でありエドガーのフォローをする。家事炊事洗濯が得意で家庭的。元々交流があったがエドガーが神の力を発現してからエドガーを側で見守る世話役として一緒にいることが多くなり、兄たちから嫌煙されていたエドガーの兄代わりでもあり気にかけている。エドガーの兄達はエドガーに冷たく、それをコルネも感じていたため兄のように振る舞い弟のようにエドガーを大切にして接してきたため家族と同等に思っている。銃弾に力を込めた銃を扱う。父はエドガーの父の親友。国で2番目に大きな教会の神父を任されていて尚且つサリヴァン家のように退魔師の仕事もこなすクラーク家の息子。エドガーが魔術師に殺されかけたとき庇って重傷を負ったがだからといって魔術師を恨んではいない。兄や姉は居ないが妹がいる。


ギン・カガリ/篝銀カガリギン

「君のために君を守るわけじゃない。これは仕事、授業の一環だ」

16歳。通称はギンまたは銀。同じく祓魔師学校から派遣された祓魔師。とある島国から来た陰陽師の息子。篝家は実力でのし上がり現在はだいぶ有名。無口でクールであるがエドガーと相性が悪く、エドガーが調子に乗ると横槍をいれ毒づいてはエドガーを怒らせている。エルを守ることを仕事と割り切っており、あまり自分から仲良くしようとはしないが気にかけている様子。エドガーの国を魔物が発生しやすい国であり世界の均衡を乱す原因となっていると判断した父と共に根元を断つために国を渡ってきた。魔物にも日本式の祓い方は効くらしくあっと言う間に名声をあげたが原因が掴めないため未だ滞在している。本来は悪い妖怪や悪霊を祓うが妖怪や魔の物でも話の通じる相手であれば仲良くしたり口寄せも出来ないこともないために魔術師への偏見はない。魔物を祓うために使う刀は神力の込められた家宝の神刀であり主人公を守るに当たって父親から託されているもの。


エリック・トイ 

「僕に任せておけばもう大丈夫ですよ!他の三人なんて要らないくらいです!お姉さんはらっきぃですよ!」

15歳。通称はエリック。同じく祓魔師学校から派遣された祓魔師だが祓魔師学校の特例であり、本来は魔術師。魔を扱う存在として差別されがちである魔術師たちへ一般からの理解を得て、魔術師の地位を上げるため祓魔師学校に通う。魔を祓う力はないので召喚した魔物(ぶつり)で殴って退治する。こちらもエドガーとは相性が悪く喧嘩が絶えない。一応敬語だが態度が悪い。可愛い見た目だが可愛いと言われるのを嫌がる。(でも自分では言う)。有名な魔術師の息子で魔術師のなかでも大きな魔力を持って産まれ、召喚魔法が得意分野。しかも召喚した知能のない魔物のほとんどは魔力により強制的に支配できる程(魔物と魔族(悪魔)はまた別)。召喚魔法だけでなく、他の魔法も扱えるが魔力値が高すぎることもあり周りに被害が及ぶ可能性も考慮して使うことはほとんどない。魔物や魔族を容赦なく退治する一方で人間に危害を加えない魔族もいると思っているため魔物や魔族なら全て殲滅するというわけではない。


フロスト・セーシェル

「大丈夫、神が貴女を見守っていますよ」

エルの家から一番近い教会の神父。優しいお兄さんでエルを心配し時々様子を見に来ている。子供好きであり子供から好かれる性格の聖人のような人。フロストの教会は別の教会の持ち主である神父、シンクがいて2人で孤児を育てながら教会を経営している。

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