第二章 勇者登場?

序章 動き出す者達?

 テッドが魔王軍幹部のヴァルギスタイガーを討伐してから3か月後…


 テッドのいる島国から遠く離れた大陸にこの者達はいた。


 武の勇者…名前をヴェルガンと言い、剣技においては世界でも5本の指に入る程の使い手である。


 あくまでもの話だが…?


 剣聖を入れたら、普通に世界10番目から~15番目のどれかだろう。


 知の勇者…名前をジーニアスと言い、知力や戦術に置いては右に出る者が居ないと言われる程の知識を蓄えた勇者である。

 

 ただし…軍師的な仕事しかしない為に、戦闘にはほとんど参加しない。

 

 だが、彼の言う通りに戦えば…勝率は100%近い確率で勝利するのである。


 なんだけど…口調が厳しく、自意識過剰で調子に乗る為にメンバーの入れ替わりが後を絶たない。


 魔の勇者…その名をウィンザーと言い、あらゆる魔法を使いこなす魔導師でもある。 


 だが、性格に問題があり…


 パーティーメンバーで男は論外、全て女性だけのハーレムを築いている。

 

 そんな3人が…遠い島国で剣聖が誕生したという話を聞いて動き出そうとしていた。


 通常の冒険者では、冒険者ギルドに登録だけで済むが…


 上位ジョブの場合は別で、世界の冒険者ギルドに公表されるという。


 なので、リット・リターンズの存在は各国の冒険者ギルドで新たな剣聖誕生として知られるのだった。


 そして、リット・リターンズの争奪戦が始まろうとしているのだった。


 ただし…武の勇者を覗いた2人だけだが…?


 武の勇者はというと…?

 

 「俺より強い奴が居たら、俺の強さが目立たなくなるだろう!」


 …という事らしい。 


 こんな勇者3人なので、人類も…そして魔王も落胆したのだった。


 知の勇者と魔の勇者は、船の飛び乗って…クレーメルを目指すのだった。

 

 そして武の勇者は…剣聖リット争奪戦に参加しないので、のんびりと行動するのだった。


 この勇者のパーティー紹介はいずれ…

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 一方、テッドのいる島国では…?


 ヴァルギスタイガーを討伐してから3日後にリットは11歳になった。

 

 ルットとロットが10歳になっており、神託の儀を請けようとするのだった。


 色々な物が巻き起こる第二章…始まりで御座います!

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