斉田さんと本庄くん1-10

 つい先日、お互いに会話を避けてしまった2人。


 相変わらず、恥ずかしいような気まずい気持ちを抱えたまま。


 ただ、今は友人もクラスメイトもいません。

 この時間もいつまで続くか分からない。

 

 もやを胸の内に抱えたままは嫌だ。

 その思いから久しぶりの会話。


 以前のような関係とはいかず、ぎこちない会話から。


 それでもお互いに話ができたことに安堵感も感じます。

 

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