斉田さんと本庄くん1-6

 友人として話すようになってからは、話す機会も増えました。

 そのうえで2人だけで話すことも増えたのです。


 そんなある日。

 お互いに話題が原点に戻りました。


 かっこいい私で良いのかと。

 かわいい私で良いのかと。


 どちらが先に答えたか、「それでも良いし、違ったら変えればいい」と。


「そのどちらでも話を聞いてくれる相手であってほしい」


 その一点はお互いに一緒だったのです。

 

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