登場人物

登場人物(ネタバレあり)

 登場人物のリストを作ってみました。ネタバレありですので、読み終わった章のとこだけ確認する感じで利用してもらえればと思います。忘れたときなどに見返してみてください。




第一章


・月本亮太

 ゲーム会社・ドラグーンゲームズに新卒入社。オンラインゲームのプロジェクトを経験後、退職。亡くなった友人・長井健一郎の企画書を元に個人で開発しようとするが断念。桃山を頼り、ジュエルソフトウェアに入社。『異世界大戦ワンダラーズ』のプランナーとして開発に関わる。


・長井健一郎

 月本の親友。難病で24歳の若さでこの世を去った、天才ゲームクリエイター。同人サークル『サークルRK』で、一部にカルト的人気を誇る『Dear Loneliness』を月本と共にリリースする。月本向けにゲームの企画書『異世界大戦(仮)』を残す。


・長井宏樹

 健一郎の父。


・長井加奈

 健一郎の妹。ギャル。


・長井智子

 健一郎の母。


・桃山広太朗

 月本の上司。


・沼田重徳

 桃山の同期。ドラグーンゲームズ・オンラインゲーム部部長→専務取締役。陰湿なやり方で部下や敵対する同僚を追い込む。ジュエルソフトウェアを妨害するために暗躍する。


・原島史隆

 沼田の忠実な部下。月本にまともな仕事を与えずハラスメントで追い込み、退職を決意させる。


・水木雅人

 月本の先輩のプランナー。部署内でも数少ない月本の支持者。月本の送別会にも参加する。飲み会はノンアルコールで通す派。



 ◆◆◆



第二章


・冴川賢

 ソフトウェアエンジニア。シリコンバレーのIT企業で勤務後、失意のまま「成すべきこと」を求め帰国する。訪れた即売会で暴漢に襲われていた月本を体を張って助けた。ゲームクリエイターになるという夢を捨てきれず、安藤からの紹介で得ていた外資系企業の内定を断り、ジュエルソフトウェアに入社を決める。


・冴川剛

 冴川の兄。医者。看護師の妻と三人の子供と暮らしている。ゲームは好きだが、あくまで空き時間での趣味である。冴川のブログの熱心な読者。煮えきらない弟に、好きなことを仕事にするよう勧める。


・下河原美樹

 冴川の大学時代の同期で、元彼女。美樹からの強烈なアプローチで卒業後に付き合い始めた。父親は弁護士をしている。帰国した冴川に、父親の弁護士事務所での働き口を紹介したりと、何かと世話を焼きたがり、復縁を迫る。


・安藤慎二

 冴川の大学時代の同期。外資系企業でセールスエンジニアをしているが、激しいノルマに疲弊気味。冴川に勤務先の仕事を紹介した。美樹に想いを寄せるも、なかなか言い出せずにいる。


・沢口雪乃

 冴川のかつての想い人。悲しい事件の後引き裂かれ、顔に傷が残ってしまう。ゲームクリエイターになるという約束を彼女と交わした冴川の心を縛り続ける。



 ◆◆◆



 第三章


・桃山広太朗

 ドラグーンゲームズで新卒入社後、20年ほど勤務。オンラインゲームのディレクターを勤めていたが、同期の沼田部長と反りが合わず、野間とともに追い出される。その後伊賀の手助けもあり、かつての後輩・南裕次郎の立ち上げたジュエルソフトウェアに入社。月本を呼び、長井の残した企画書から『異世界大戦ワンダラーズ』を本格的に始動させる。


・南裕次郎

 ドラグーンゲームズ時代の桃山の後輩。退職後、京都のゲーム会社に転職し、その後スマホゲーム市場に可能性を感じ独立。ジュエルソフトウェアを立ち上げ、『パズモン』をヒットさせる。


・野間吉宏

 桃山の同期。巨体。学生時代からプログラミング経験がある。桃山に誘われジュエルソフトウェアに参加。クライアント(スマホアプリ側)をメインに担当する。


・伊賀基嗣

 桃山の同期。ドラグーンゲームズ常務取締役兼開発二部部長。過去に桃山とささいなことで仲違いするも、その後和解し、追い出し部屋に送られ退職した彼に仕事を紹介する。社長になり、ドラグーンゲームズを世界一のゲーム会社にするという夢を追い続ける。


・村松有信

 ドラグーンゲームズ・代表取締役社長。沼田を重用するが、その理由とは…?黒柳亡き後、会社を私物化する。


・黒柳寛二

 故人。かつて桃山の所属していた部の部長であり、義父にあたる。桃山と伊賀にドラグーンゲームズを任せたいと考えていたが、それを見届けることはなく病でこの世を去る。


・桃山陽子

 桃山の妻。旧姓黒柳。ドラグーンゲームズに受付として働き始めたが、すぐに桃山と付き合い結婚、退職する。現在は主婦としてパートをしている。桃山と娘の教育方針で対立することがあるも、基本は円満な家庭を築いている。


・桃山春子

 桃山の娘。高校1年生。漫画やゲームなど、インドアな趣味を持つ。将来はイラストを描くことを仕事にしたいとなんとなく考えている。父親との関係は、この年代にしては比較的良好。



 ◆◆◆



 第四章~


・福田文江

 既婚。腐女子。酒乱。腐美絵名義のSNSアカウントでは1万フォロワーの影響力を持つ。キャラクターデザイン、2Dと3Dグラフィックを幅広く担当し、その実力とスピードは折り紙付き。月本のドラグーンゲームズ退職後、個人開発時代に最初に協力を申し出た。


・土屋紗和子

 前職で女性向けシリーズ『ガールズ・ロマンス』チームでシナリオライターを担当していた。引き続きシナリオを担当する。実は巨乳。


・新谷利彦

 エンジニア。主にサーバーサイドを担当。開発するゲームの内容自体にこだわりはないが、技術力は確か。同僚の女子に手当たり次第声をかける。軽薄で言いたいことははっきり言うタイプ。


・直島修平

 QAテスターの契約社員。以前にドラグーンゲームズで派遣社員として働いていた関係で、桃山の誘いを受けプロジェクトに参画する。格闘ゲーム好きでかなりの腕前。


・原君枝

 QAアルバイト。業界未経験だがチームメンバーのサポートでなんとか仕事をこなす。

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