第2話 覚悟と決意

春風が吹き桜が満開の今日入学式が行われていた。

「新入生挨拶 桜井 桃花 」先生の声が体育館に響いた。

「私はこの学校が特別な学校と認知し自分自身の意思で挑戦(チャレンジ)をしたいと思いました。」桃花の声はあまり響いてはいなかったが桃花の決意は体育館に響いていた。

「続いて生徒会代表挨拶 一条 虎之助」

「桜井さん挨拶ありがとうございます。現生徒会長の一条 虎之助です。この挑戦(チャレンジ)は今後の社会に役に立つと私は思っています。」一条の挨拶は5分以上続いた。

挨拶が終わるころには体育館にいた生徒達が疲れきった様子で椅子に座っていた。

そんな中1人の生徒が手をあげていた。

手をあげていた生徒の名は「新木 連」だった。

いっせいにみんなが連の方を見てた。

連はゆっくりと席立ち「一条先輩に挑戦(チャレンジ)したいです。」って覚悟を決めた顔で言ったのだ。

一条は困惑した顔をしながら「日時は……」と言った。

「今日の5時間目が終わってからの放課後」と目を輝かせながら言い放った。

新入生が体育館を退場したあと、クラス中が騒いでいた。

罵声の声があれば、応援の声があったが連はそんなことどうでもよかった。

連は一条の力を試したかっただけだったからだ。

一条は学力、音楽、運動神経全てにおいて1番の男だと有名人だった。

一条を知らない学生はいなとまで言われるぐらいだった。

だから、連は勝っても負けてもよかったのだ。

そして時間はすぎ6時間目が終わり放課後になった。

グランドには大勢の生徒と、強いオーラを放っている一条と覚悟を決めた連がたっていた。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る