　北東の寒冷なツンドラと森林地帯に散する諸都市の連合勢力です。

彼らはかつて帝国の周縁都市に過ぎませんでしたが、混乱の中で独立独歩の道を模索し始めました。

　北方人の流れを汲む強力な歩兵隊が持ち味の勢力ですが、機動力は今一つです。また、投射戦も大して得意ではありません。

とはいえ彼らの魔術師は氷雪系の魔法を用い相手の機動力を削ぐことに長じているため、弱点の補完はある程度なされています。

　歩兵隊は北方人戦士団からの影響を強く受けており、装備の質は帝国軍のそれと比べても引けを取りません。

また多くの兵が斧を武器として用いるため、他勢力と比して白兵攻撃力に優れています。

純粋な歩兵同士のぶつかり合いにおいては、帝国軍の統制された歩兵隊を含む他勢力の追随を許さないものがあると評価できるでしょう。

　一方で、戦術はゴリ押しになりがちであり、騎兵を止める術も限られます。

帝国のカタフラクトやステップの騎兵隊に対してはかなり苦しい戦いを強いられるかもしれません。

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