【六.私が私たる由縁】
「……さん。聞こえていますか? ……さん」
誰か私の目の前で、私に向かって呼びかけている。
私はただ彼の顔を見つめるだけで、何も言葉を発せない。
具体的にどのような言葉をかけられているのか、また名前らしき記号を彼が口にし、私に対して呼びかけているのか、まったく理解できなかった。
「(パク)……(パク)……(パク)」
声が出ない代わりに、口だけは動かすことができたが、擦れた声すらも出ていない。
そうかと思っていると、目にペンライトの光を当てられ、瞳孔が動いているかの確認をされる。
私の瞳は突如として、世界中そのすべてが目を開けていられないほど眩しい光へと包まれ、その刺激からついこんな言葉を吐いてしまった。
「……眩しいから、その光、やめてくれないか?」
私がそう彼に向かって思いのほか声量が乗った声を絞り出すと、彼はペンライトを消してくれた。
瞳に当てられた刺激の強い光が和らいでいくと、徐々に視界が開けてる。
そして目の前に居る彼の顔を見つめ、ふと視線を床下へと落とす。
彼は全身の下から上までを白一色の服に身を包んでいた。私にはそれが何か、また彼が何者であるのかを視覚的に知ってもいる。
「あなたは……お医者さん……ですか?」
「ふぅーっ」
私がそう訪ねると、どこか飽きられる形で溜め息を吐かれてしまう。
だが逆にそれが私の安心感へと繋がり始める。
それは得も言えぬ正体不明の誰かでないはないと、私自身が知っているからに他ならない。
「安心したよ。どうやらちゃんとここへ、“君”として戻って来れたようだね」
一体、彼は何に対して安心したのだろうか?
そして私が戻って来れたとは、どこからどこへを差す言葉なのだろう?
そんな疑問が顔にも出ていたのか、彼はこんな言葉を私に向かって口にする。
「自分が先程までどこに行っていたのか、またどうしてここにいるのか、分からない……と言った表情をしているね」
彼は他人の心が読めるのか?
私の心内で思ったことに対して、的確にも指摘してきた。
「イエスともノーとも、どちらとも取れない表情をしているね。どうやらその様子だと、何故自分の心が読めているのかと“私”に対して疑問を抱いている……そんなところか」
「…………」
私はその問いかけに頷きもせず、何も応えなかった。
目の前に居る彼がその背格好のとおり医者であったとしても、自分がどうして今現在ここに居るのか、その理由も、また身の安全も不明のままだったからだ。
「用心深いことは良いことだが、担当医として長年に渡って君を見てきた私のことも、そろそろ信用して欲しいところだね」
「担当医……長年……私の……信頼?」
数少ない言葉の中から、主立った必要な言葉を選び抜き、自ら口にする。
どうやら彼自身その見た目のとおり、職業は医者であり、私の担当を受け持っているのは確実のようだ。
それならば、何故自分はここに座っているのだろうか?
「こ……こ……は?」
「うん? 場所かね? ここは都内にある大学病院の一室だよ」
「都内……大学病院……」
一体何故、そんなところに私は居るのか、また先程までミステリーツアーの一環で豪華客船に乗っていたはずの私が、ここにこうして担当医だと名乗る男性の前に座らされているのか、まったくもって状況が理解できなかった。
いや、それも違う。本当はただ、私は彼の言葉も、そして意味も理解したくなかっただけのこと。
私は既に私という存在を取り戻しているにも関わらず、目の前に彼が居る手前、何も知らないフリを続けることにした。
「私は……何かの病気なんですか? だからここへ、連れて来られた?」
「うーん」
私の問いかけに彼は何かを考える形で、黙ってしまう。
彼は私が今の状況をようやく冷静なまま、理解し始めたと納得したのであろう、逆にこんな質問を投げかけてくる。
「ちなみに君は何を覚えているかね?」
「…………わかりません」
私は敢えて、どちらとも取れる返答をする。
まるで何も知らぬ人物を演じるかのように、そして無知なる人物を装うかのように、私は何も知らないことをアピールする。
彼は私の言葉を聞き、机に向かい何かを書き留め、更に質問を続けた。
「じゃあ、君の名は覚えているかい?」
「…………私の……名前……?」
そう聞かれた私は言葉を詰まらせてしまった。
何故だか自分の名を知っているはずなのに、声として出てこなかったのだ。
「答え難いなら、質問をこう変えよう。君は、カシワギハヤトという名を覚えているか?」
「カシワギ……ハヤト……」
私には確かにその名に覚えがあった。
あの豪華客船で出会った“私”という存在の彼の名である。
何故ここで彼の名が担当医だと名乗る彼の口から出てきたのか、その意図がみえなかった。
「次にカシワギハヤ
「…………」
私は彼が何を言いたいのかよく理解できず、何も答えない。
その二つの名を知っていると頷けば、何かよくないことが自分の身へと降り掛かる……そんな考えが頭の中で浮かんでいたからだ。
「君はその二つの名前に聞き覚えがあるはずだよ。なんせ先程まで、自ら君の口から、私にその名を聞かせてくれたのだからね」
ようやくそこで、欠けていたピースが埋まるのを私は自覚した。
彼が誘導尋問しようとした意図は、私自らそれを認めさせるという考えが根底にあったことを暗に示すものである。
その理由も、また道理も瞬間的に嫌でも気づいてしまった。
「私は……」
私は目の前の彼に過去の自分の記憶を甦させられていたのだ。
その理由は、私がしでかしたことに対する裏付けを、精神鑑定を任された目の前の彼が確かめる……そういった狙いだったのだ。
「ゴクリッ」
私はようやく自分の置かれた状況、そして何故このような場所に座らされ、過去の記憶を強制的に呼び起こされてたのか、その意味を知ることになった。
なんてことはない。それは私の精神状態がどうであれ、裁判の行方を左右する。それ以外に考えられない。
そのことに気づいた私は、そっと視線を落とし、自らの手に目を向けてみる。そこには若い男性の白い柔肌が何故か私の手として置かれていた。
「あっ……あっ……あっ」
何を喋ろうか迷った末、言葉にならない声を出しながら、自分が何者なのかを遅れた脳が思考を始め、ようやく理解する。
「私は……だれ、なんだ? こ、この手はいったい……」
「君が誰か……か。それは私にとっても、君にとっても難しい質問になるだろうね」
私よりも“年上”の担当医は、私の言葉を噛み締める形でそう呟いてみせた。
最初に感じたもの……それは彼は年上なはずの自分に対して敬語を使わないか、という違和感を覚えていた。
けれども自分の手を見て初めて、その理由が何故なのか、視覚的にも理解してしまった。
「私は……私の年齢は……」
「君の年齢かい? 十七歳……いや、もう誕生日はとっくに過ぎているから十八歳も後半といったところだね」
そう私は四十過ぎ五十過ぎの会社勤めの中年サラリーマンではなく、まだ未成年の少年だったのだ。
どうしてそんな大事な記憶が欠落していたのか、またこれまで自分のことを会社勤めの中年サラリーマンだと思っていたのか、自分自身でも訳が分からなかった。
けれども、次の彼の言葉で思い出してしまう。
「君はね、心にいくつもの人格を持ち合わせているんだ。それは時に五十手前の管理職だったり、サーカスで道化を演じるピエロだったり、そして
「別の人格が俺……いや、私に……ど、どうしてそんなことに」
私は彼の話に聞き入ってしまい、つい自分の役も忘れ、話の続きを促す言葉をついてしまう。
それは傍目から見ればわざとらしくも、素直な少年のありのままの姿に見えたのかもしれない。
だから私の担当医は変に口を挟まず、私が聞くがままに答えてくれた。
「どうして……か。これまた難しいことを聞くものだね。この分野……特にそれは人の精神部分に関して言えば、まだまだ研究段階で、専門医を名乗っている私でもまだよく分からない。だが、人は誰しも心に壁を持っている。時にその壁が薄く破れてしまうことがある。それは自分が原因の時もあるだろうし、他にも他人によって……外的要因で引き起こされることもあるんだ」
「……外的要因が原因?」
いったい私の身に何があったというのか、私は何も知らないといった驚きの表情を浮かべながら、彼の言葉を繰り返すだけに留まる。
「自分が原因ならば、心に生まれる感情は知らず知らずのうちに内へと内へと縮まり、他者を拒絶しようとする。しかし、外的要因で引き起こされた場合は違う。喜怒哀楽の感情を含め、それが自分自身ではなく、他者へと向けられることになる。良い感情だけなら、害は無いだろうが、もし悪い感情を抱いてしまえば……」
目の前の医者はそこで言葉を止めてしまった。
きっとその先に待ち受けているもの、それ即ち他者への攻撃である。
しかもそれが自分自身の心を守るためだと、無意識のうちに自身では思っており、またそれは心の中に別の人格を宿すことで、それまでの自分とは違う自分へと成りきり、他者へと害をなす。
それこそが人を傷つけるという行為に他ならない。
だからこそ、彼は言葉をそこで留めてくれたのかもしれない。
「私はいわゆる多重人格症というやつなんですか?」
私は自分の自覚なしにそのような症状を患っていると知ると、思わず息を飲み、そしてそう彼に聞いてみることにした。
彼からしてみれば、極ありふれた質問だと感じていただろうが、それでも患者側である自分にとってみれば、勇気を出した一言である。
「一般的にはそう呼ばれているね。でも我々のような専門家の立場から述べると、解離性障害とも言われる精神疾患の一つになる。その中でも君の場合は、一番重症に当たるであろう解離性同一性障害とも呼ばれる症状だ。これは自身の記憶の分離はもちろんのこと、性格までもまったくの別人格として一人の体に宿しているような状態を指す」
「それは……薬やこうした先生との話をすることで、いつの日にか、完治するものなんですか?」
「いいや、これらの症状は根本的な治療が難しく、また過去の事例を見ても海外では認知されつつあるが、国内ではあまり知られていない心の病だ。それに君の場合は、同時に複数の精神疾患の兆候が見られてもいる。だから繰り返すようだが、記憶が定まらず、先程のようにふと我に返ったとき、何故自分がここにいるのか、そしてそれまで何をしていたのか、まったく思い出すことが出来ない。それも心が病に侵されているが故、引き起こされている」
私は熱心に説明をしてくれている担当医の男性を前に、どこか自分が自分でない自覚を持ち合わせていた。
それは彼の説明に由るならば、多重人格障害のそれには当てはまらない。
だがしかし、私がほぼ同時に他の精神疾患を患っていると仮定するなら、まったくもって話は別になってしまう。
彼自身、それについて異論がないのか、私が偽りの記憶を生み出し、強制的に別人になろうとしていることを見破れないことで、既にそれは証明されつつあった。
そのようにも私は自分自身の心と記憶を偽ることで、意識的に、また無意識下において、別人を宿していると勝手に思い込んでいたのだ。
これは何も私だけが特別な存在や特殊というわけでは決してない。
読書を好み、愛している者ならば一度は陥ったことがある症状なのだ。
それ即ち、物語の主人公とそれを読んでいる自分とを重ね合わせる感覚に似ていると言える。
感受性豊かな人ならば、誰しも一度くらいは読んでいる本と自分とを重ね合わせ、物語へと我が身を投じることがある。
それは時に主人公であり、ヒロインにだって、何にでも成りきることができる。
また物語の主人公とは、何も世間一般における正義感を持つ者だけが選ばれるわけではない。
時に探偵が、そして時に犯人役の目線で物語られ、一つの物語として繋ぎ合わせる。それが小説家や漫画家などと呼ばれる、クリエイターとも世間から呼ばれる創造主なのだ。
だからそれを意図して自分の中に落とし込むことができるとすれば、その分野では専門家である医者でさえも、容易に騙しきることができる。
今、私の目の前に座り対話をしている彼のように――。
別に彼のことを無能というつもりではないし、また医者として能力が劣っているわけでもない。
ただ彼よりも私の方が優れているだけにすぎない。
きっと彼は心内では、こう思っているに違いない。
『自分より、一回りも二回りも年下の子供相手に、また精神的病を患っている患者なんかに、医者としても、人としても、優れている自分が騙されるわけがないのだ』
――と。
もちろんそれも、倫理的観点ではなく、何かしら根拠たるべき理由が必要になってくる。
それが私とのこうした対話であり、また私の記憶の奥底にあると彼が信じている過去を呼び起こす催眠療法の一環に違いなかった。
催眠療法時には、患者の必ず気持ちを落ち着かせ、少しずつ、少しずつ、過去の記憶を遡っていく。
私が先程まで会社勤めをしている中年のサラリーマンになったり、豪華客船で別の人格の“私”という人物に出会ったわけも、そのためであった。
私が夢の最中に感じた映画の中に現れた彼の記憶をなぞっているというのも、強ち間違いというわけではなかったのである。
治療の一環として、また事件解明の一口及び裏付けをするため、私は自分自身が作り上げた偽の記憶を、彼が望む形で提供したにすぎない。
それは私が精神異常者であり、それとまた同時に健常者でもあるということを知らしめる意味でもあったことだろう。
仮に完全なる精神異常者だった場合、裁判などで無罪を勝ち取れたとしても、その後に待ち受けているのは地方の山奥に隣接された隔離病棟が関の山なのだ。
もしそんなことになってしまえば、生涯に渡って入院という形で幽閉されるなんてことも十分に考えられる。
ならば……と、私はそこへ別人としての人格を宿しつつ、私が私でなく、別の“私”という人物がしたことにすれば、私自身はあくまでもその見た目のとおり健常者なので、精神異常者として隔離されることもなく、堂々と無罪を勝ち取ることで、これまでと同じ生活を過ごすことができるはずなのだ。
それが賭けになることは、私自身も重々承知の上で、私という“自分”を演じきってもいる。
言わば、私はサーカスにおけるピエロなのだ。
観客達を笑わせ、時に客が望みさえすれば、どんなことも道化として演じることができる。
私はそうすることにより、自らの生活や自尊心、それにも増して、自分の身を守る。ただそれだけのこと。
一つだけ懸念というか、自分でも思い出せないことがあった。
それは、『私は専門医からカウンセリングを受けさせるほどの、一体何をしたのか?』ということだった。
記憶のとおり、また演じた自分が正しいとすれば、私は人を、両親を殺め、食したはず。
もしかすると他にも犠牲者は居たかもしれないのだが、自分でもそれがよく覚えていない。
ちょうどいい、どうせ目の前に私のことを私以上に知る人物が座っているのだ、ただその疑問を口に出し、聞いてみるのが手っ取り早い。
私は安易にもそのように考え、彼に直接質問してみることにした。
「あの……先生、過去の“私”は一体、何をしたのでしょうか? もしよかったら、先生の口から直接、聞かせてもらえませんか?」
「うーん」
私は過去の記憶を持ち合わせない振りをして、下手に出て、そう尋ねてみる。
けれども、目の前の医者は訝しげにも、顔を顰めると、私の顔色を窺い見る。
(もしかして、あまりにもあざとすぎて、バレてしまったのか? それともこの場で道化演じること自体、間違いだったか……)
内心、心臓が唸りを上げるほど動機として、鳴り響くのを必死に抑え込み、あくまでも冷静さと慎重な面持ち、それと適度な緊張感がより何も知らないという自分を演じるには都合が良かった。
奇しくもその表情と体を震わせたまま、続けてこう口にしてみる。
「……あ、あの……ダメですか? もしかして私は本当に……口にしづらいなら……すみません」
「ん? ああ、いやいや、違うよ。謝らないでくれ。さっきのは、変に君に対して気を使ったわけじゃなくてだね」
幸い、目の前の医者は私のオドオドとした口調と態度を見て取り、慌てて言葉を言い繕っている。
それが逆に私にとっては安心へと繋がっている。
もしここで私の正体がバレているとするのなら、こんな態度は取らないはずだ。
私と同じく演じる者だとすると、彼は今すぐにでも医者を辞め、役者にでもなるべき逸材であろう。
「その、正直この質問が三度目なものでね。少々驚いてしまって……」
「三度目……ですか?」
「ああ、そうだとも。君はここにこうして催眠療法を私が施術してから、三度も同じ質問を繰り返した。これは記憶の欠落というには、あまりにもお粗末で、君の中に別の人格が幾つも入れられているか、あるいは記憶自体が共有されていないことを意味している」
どうやら過去の私も“私らしい”言動をなぞるのが上手らしい。
まさか思考がまったくの同じでないはずなのに、それでも同じ結論へと辿り着いたことを意味している。
なんだかそれがあまりにも可笑しく思えてしまい、吹き出し笑いをしてしまいそうになるのを、グッと腹に力を込めることで踏み止まる。
(ふふっ。だから……か。どうりで変な反応を示すわけだ。同じ人間に住まう別人達が、三度も同じ質問を繰り返してしまえば、そんな顔の一つも浮かべてしまうというもの。彼の今の反応も無理はない……か)
私は私の中に住まうという別人達が示し合わせたわけでもないのに、再三に渡り彼に同じ質問をしていたことがなんだか可笑しく思え、再び噴出しそうになってしまう。
通常ならば、二度目はあっても三度も同じ質問をするわけがない。
もしそんなことがあるとすれば、痴呆症を患っている患者か、頭に障害を持っている者くらいである。
だが、そこにこそ、私が私たる由縁があるのである。
いくら人格が変わろうとも、私は私で、結局のところ最後には同じ思考へと陥る。
それは何も不思議なことではなくて、見ているもの、感じているものが同じ目線、同じ境遇、また同じ性格が表す一種の指紋のようなもの。
それをいくら偽ろうとも、決して抗えぬ運命にほかならない。
私は過去の私が演じる過程において、同じ道を歩み続けているのかもしれない。
「こほんっ。それで質問は、君が何をして、ここにこうして私の治療を受けているのか、だったね」
「は、い……」
担当医はわざとらしくも、仕切りなおすかのように咳払いを一つしてから、聞き返す形で聞いてくる。
私もそれに倣い、暗く重々しい口調をすることで、どうにかそれらしい雰囲気を出してみる。
だが、次に彼の言葉に対し、私は思わず自分の耳を疑わずにはいられなくなってしまう。
というのも、彼が口にした言葉とは……。
「君は……正確には
彼は私が『何もしていない』と口にしたのであった。
それは私が期待していた『答え』ではなかった。
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