信長編-2

とは言え、清洲城は敦盛で燃やしてしまい、住む城が無い!

仕方なしに墨俣に城を築こうとするが、近隣大名、斎藤氏の妨害によって築城を任せていた家臣たちはことごとく失敗!

誰もが不可能だと思われた!


しかし、ここで名を上げる一人の漢がいた!

名を筋下きんのした藤吉郎とうきちろう!のちの豊臣秀吉である!

筋下きんのした藤吉郎とうきちろうは農民の子でありながら、優れた筋肉を持ち、信長に取り立てられた!

そしてその見事な三角筋から、信長に三の愛称で親しまれていた!

彼は自慢の筋肉で資材を次々と運び、組み立て、僅か一夜にして城を建てたのである!


ようやく居城が出来た信長!

しかし築城を妨害してきた斎藤氏への怒りは決して忘れてはいない!

美濃三人衆を調略し、味方につけて斎藤氏の居城である稲葉山城へと攻め寄せた!

如何に堅城と名高い稲葉山城と言えど、城主は筋トレを怠り、体脂肪率が高かった!

そのような斎藤氏に信長が負ける訳もなく、稲葉山城は落城!

信長は稲葉山城を新たな居城として岐阜城と名を改めた!


そして信長は天下に筋肉を布く、『天下布筋肉』を唱えるのであった!

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