歴史×筋肉

一之三頼

信長編-1

時は戦国。

応仁の乱より日ノ本が乱れ、群雄が割拠していた!

そんな日ノ本の尾張の国で、一人の雄が生まれる!

名を筋法師きんぽうし、のちの織田信長である!


筋法師きんぽうしはすくすくと、いやムキムキと成長し、六尺余りの筋骨隆々のたくましい青年へと成長していった!

しかし領内を走り回り、奇行の目立つ筋法師きんぽうしを周囲の大人たちは尾張のヒラメと嘲った!


やがて父、信秀が没すると、その葬儀にて仏前でプロテインを投げつける!

これには周囲の家臣団も呆れかえり、弟の信勝とも対立が深まった!


そして織田家当主が亡くなり、信長と信勝の後継者争いが生じる!

結果は日頃から筋トレに励んでいた信長の圧勝であったが、苦難は続く!


東海一の関取と名高い今川義元が上洛の為、尾張へと攻め寄せて来たのだ!

選択肢は二つ、戦うか、降伏するか!

信長は結論の出ない評定を止め、敦盛を舞う!

敦盛によって生じた熱は居城、清洲城を炎で包み込み、燃やし尽くした!

これでは家臣団は籠城する事も出来ない!

最早信長に続くしかないのである!

信長は今川の軍勢に向けて駆け出した!

相手は東海一の関取!

決して油断できる相手ではない!


しかし今川義元は不調であった!

今まで自身のマネージャーを務めていた雪斎が亡くなり、摂取する栄養量、日々のトレーニングメニューに乱れが生じたのだ!


これぞ天祐!

信長は今川義元を討ち取り、勝利した!


これにより信長の筋肉は天下に鳴り響いたのである!

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