第30話 ソレ


雨上がりの朝。

ところどころに水たまり。

子ども園に行くと水たまりで

遊びたい我が子は、ソワソワしていた。

抱っこして、ぎゅっとしながら

教室に到着(笑)

先生に抱っこされている間に、

出欠簿をかいていた。

時折、話しかけてくる他の子たち

「見て~、コレ携帯!」

大きめの四角いブロックをもち、

嬉しげに見せてくる男の子。

「ほら、コレママに買って貰ったねん。」

うさぎのプリントのシャツと、同じうさぎ

プリントが入った靴下をみせてくれる女の子。

「アカン、ソレ〇〇〇のん!」

ソレ?!

「おかーさん〇〇〇のんやのっ!」

(笑)いいなおしてくれたけど、

おかーさん、ソレ扱い(笑)

可愛いヤキモチの我が子と、

しばしば、お別れ。

子ども園で、楽しんでね。

先生方、皆様、お疲れ様です。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る