KACをジャックします!完ケツ!

ぺんぺん草のすけ

第1話 思いでぽろぽろ!

 さて今年も、もう終わります!


 えっ? 何が!


 決まっているじゃないですか! KACですよ! KAC!

『KAC2022 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022~』 が今回のお題で無事終了!


 今年の本シリーズは料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテストや『田原総一朗』の二次創作小説など、一つの小説で二度おいしい! をテーマでお送りしました。


 一石二鳥作戦!

 いいですね~

 実にいい!


 最近はなにかと効率化を求められる時代!

 低コストで多くの利益を追求する!

 まさに現代人的な発想です!

 これこそカクヨムコンの精神!

 読者選考という名の効率化!

 実にいい!


 まぁ、こういう愚痴も言論に対して比較的自由なスタンスのカクヨムだからこそ許してもらえるのでしょうけど。多分……


 えっ? この入り方、前回のものと違うって?

 いいじゃないですか! 今回で最終回なんですから!

 しかも、こうでもしないと、文字数稼げないでしょ!

 ハイ! これで450文字!

 こう見えても私、かなり忙しいんですよ! 鼻くそほじるのでね!

 こんなの指先についた鼻くそみたいなもの!


 ダメ! 絶対! 飛ばしちゃダメョ!

 最後はティッシュでくるんでゴミ箱に!


 ふうぅ~

 ……賢者モード起動します!


 という事で、前回同様にグルメ記事でも書くか!


 コースの〆はデザートで!

 思いでぽろぽろほろにがパイパイ


 今回の作品で11作目。

 全てのお題に答えてきた。

 大体、同じフォームで同じパターン。


 だが、その内容はやっぱり違う。

 お題が違うから当然なのだが、それ以外にもいろいろと違うのだ。


 自分が書いた文章を読みしてみるとその時の心情が見えてくる。

 というのも、それを書いた時の自分の状況が文章に色濃く残っているのだ。

 それは、まるで日記のように。


 だが、私は今までの人生で日記というものを書いたことがない。

 いや、書いたことは何度かあるのだが、最初の1ページすら埋めることができなかった。

 そう考えると三日坊主の人は、本当にえらい!

 あの誰にも読まれることがないオナニーのような日記を3ページも書くことができるのだから。


 しかし、このKACでは11ページも書いている。

 きっと、これは何人かの方が読んでくれているおかげに違いない。

 

 まさに、この人たちは希望の光。ピンクの光!


 オナニーではない!

 オナニーではない!


 自分の文章は決してオナニーではないと言い聞かせ続けることができたのだ。


 だが、よくよく読み返してみると、結構恥ずかしい。

 よくもまぁ、これだけ公然の面前で羞恥をさらすことができるもんだわ!


 これこそまさに、公開オナニー!

 俺の完全なるケツ、完ケツ!を視姦してくれぇぇぇぇぇ!

 ブヒィィィィ!


 って、おれはド変態のエロ豚か!


 それぞれのKACの原稿。

 それぞれが映し出す心の色はやはり違う。

 忙しそうに慌ただしい自分。

 やる気がなくてイヤイヤな自分。

 ただぼーっと鼻くそをほじっているだけの自分。って、それは今の俺か!


 原稿を読み返すとそんな自分たちがムクムクと起き上がってきては、次々と失笑を誘っていくのだ。


 ピンポーン!


 だれやねん!

 こんな時に呼び鈴押すやつは!

 俺は今、KACの原稿でカイていて忙しいねん!


「N〇Kなら帰ってや! 俺はちゃんと契約して口座引き落としとるで!」

「N〇Kなんばグランド華菊からのお届け物です~❤ というか、当然や! 文句があるならしかる場所でしかる人たちにちゃんと言わんかい!」


 ガチャリ!


 ばきっ!

 ほげぇぇぇぇぇぇぇ!


 蘭華「くそ作者! ここはうちらがジャックしたって言うたやろが!」

 作者「最後の最後までどつきやがって!」


 蘭菊「仕方ないですよねぇ。だって、私たちの扱いが雑なんですから。それ相応の報いというモノです」

 作者「この先、ちゃんとお前たちの出番も用意してるんですぅぅぅぅ!」


 蘭華「マジか!」

 蘭菊「ほんとうですの!」


 作者「当たり前じゃないですか。序盤に登場させて、あれだけという事は普通ないでしょ! メインのキーパーソンだからこそ、最初に出しているわけで」


 蘭華「それ嘘じゃないやろな!」

 蘭菊「信じていいんですよね」


 作者「へっ?」


 蘭華「なんやねん! その目は!」

 蘭菊「もしかして、とりあえず言っただけとかじゃないですよね!」


 作者「だ……だいひょうぶ! もう少ししたら、二人ともちゃんと成長して帰ってくるから!」


 蘭華「成長って、大きくなってってことか?」

 作者「まぁ、あれから少し時間は経ってますからね」


 蘭華「バストは! バストサイズはエメラルダよりも大きくなっとんかい!」

 作者「それは無理でしょ……時間が経っているって言っても、そこまで経過してないですから」


 蘭華「かまへん! かまへん! そんなことは気にせんでかまへん! あんたがチョちょっと文字をいじればそれで万事解決や!」

 作者「それだと整合性が……」


 蘭華「大丈夫や! 誰も読んどらせんから気づかれへん! これでウチも巨乳組の仲間いりや!」

 蘭菊「タカト兄ちゃん、巨乳好きだからね……」

 蘭華「そうやろ! だから、これで私も巨乳になれば、並み居るライバルを蹴散らすことも可能なわけや! 待っとれやタカト!」


 作者「ということで、蘭華は整形、『重いで!ボロボロ……ほら見な!パイパイ』にすると!」

 

 ばきっ!


 蘭華「なんやそれ! なんでウチが豊胸手術をうけにゃならんのや!」

 作者「仕方ないでしょ! 幼女で巨乳と言ったら人工乳しかないでしょうが!」


 蘭華「しかも失敗しとるし!」

 作者「まぁ、なんでも楽して結果を得ようと思うと中身が伴わずボロボロになるものですよ」


 蘭華「なんやそれカクヨムコンの事か?」

 作者「いやだなぁ~パイパイの事ですよ! パイパイの!」


 蘭菊「まぁ、二人とも喧嘩しないで『思いでぽろぽろほろにがパイパイ』でも食べながらエンディングを迎えましょ!」


 皆さん、今まで読んでくれて! ありがとう!

 思いでぽろぽろ! それではバイバイ!






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