フォルゴル大陸 真歴102000年頃(マゼ歴388年)~聖歴003000年頃まで

真歴102000年頃(マゼ歴388年)。アマンダに鍛えられたことで見違えるほど逞しくなったマナタは、国境を大きく超えてきた隣国の斥候を相手に、味方の援護を受けたとはいえ見事勝利。初陣を飾る。


真歴102000年頃(マゼ歴409年)。自身を<もう一人の母>と慕うマナタに看取られつつアマンダが人生の幕を閉じる。


真歴102000年頃(マゼ歴431年)。勇猛な将軍として名を馳せていたマナタは、隣国の将軍<ガズー>と剣を交えたことで意気投合。


真歴102000年頃(マゼ歴434年)。国民に嫌われていた隣国の国王が崩御しガズーが王位を継ぐと、マナタはミトフと隣国との同盟締結に向けて奔走し、それを実現。安全保障確立の立役者となる。


真歴102000年頃(マゼ歴442年)。マナタ、王位を継承。ミトフは小国ながら周辺国に一目置かれる国となる。


真歴103000年頃(マゼ歴856年)。フォルゴル大陸北端に文明を築き穏やかに暮らしていた亜人達を人間達が襲い、労働力として連れ去り始める。これが後の<奴隷制度>へと繋がっていく。


真歴103000年頃(マゼ歴998年)。異世界から転生してきた<館雀かんざく況人ましひと>が、奴隷とされた亜人達を救おうと、人間達に戦いを挑む。しかしその際に自身の魔法が暴走。<死の波動>が大陸全土に照射され、人口の99%が死亡する大災害<死者の洗礼>となり、人間の文明も亜人の文明も滅び、マゼ歴が終わる。


新暦012233年。アハティアイリス大陸中央部において謎の大爆発<レゾンドーンの地獄>が発生。その際に生じた衝撃波はフォルゴル大陸をも薙ぎ、少しずつ数を増やし始めていた人間も亜人も再び多くが命を落とす。


新暦980000年頃。館雀況人が放った<死の波動>の影響もあり人口がなかなか増えなかったフォルゴル大陸でも人口が増え始める。


聖歴002000年頃。フォルゴル大陸の南端にて<ルグア文明>が生まれる。かつてヌルア・マゼルカの大きな地方都市があった辺りが起源とされるが、当時の遺跡や遺物の類は約十万年もの時間の流れの前に完全に朽ちて自然に還り、起点となるようなものは存在しなかったため偶然であるとみられている。


聖歴003000年頃。ルグア文明における最初の国<アルグー=ア>が勃興。<ヌ・グルー>が初代の王となる。ヌ・グルーは神託により車輪をはじめとした様々なものを発明。早々に通貨<エヌ>も生み出し、貨幣制度を導入する。


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