第3話初勝利を信じて、6人目も集結

それぞれの思いを胸に、あかつき大付属へ向かっていた。

友沢「大丈夫かな…相手はあのあかつき大付属なんだ」

六道が(。-ω-ヾ(∀`。)ポンッっと友沢の頭を叩く

六道「ここまで来たんだ。やれることをやろ😏👍ブランクあるけど、何とかなるって」

友沢「フォロー頼んだよ。亮」

六道「バカwww後衛はお前じゃないか」

友沢「あっそっか(///∇///)ゞ」

木場「( ´∀`)vおはよぉ」

友沢「勇。( ´∀`)vおはよぉ」

星野「一真。亮。勇。( ´∀`)vおはよぉ」

木場「あっきたきた。流星。( ´∀`)vおはよぉ」

木場「いよいよって感じだな。魁はともかく、隼人はほんとに来るのかな…あいつ来なかったらダブルス1が欠場なんだよな…闇野と黒崎に不戦勝なんかやだぜ。」

星野「いざとなれば、小田切と早川ペアじゃだめかな…一応顧問は早川だし😅」

友沢「信じて待つしかないよ。大丈夫🙂あいつは来るさ。やっとライバルにリベンジできるんだから」

六道「だよなぁ。俺の相手の虹谷ってやつ。どんなプレーするんだろ?全然知らないや。」

木場「虹谷には気をつけろ。高身長から放たれるスマッシュは伊達じゃない。」

友沢「あっそうか。お前ら乱闘前に負けたんだよな」

星野「佐渡にもな。一真。あいつスタミナが以上に高い。後足が早い。両利きの五十嵐が相手でも、速さだけなら向こうも引きを取らない。」

友沢「わかってる」

あかつき大付属中到着

小田切「遅せぇよ。お前ら」

早川「みんな( ´∀`)vおはよぉ」

木場「まだ8時だろ?」

小田切「さっさと着替えてこい。アップすんぞ」

藤堂「これは皆さんお揃いで。今日はよろしくお願いします┏●部長の藤堂です」

小田切「いや。こちらこそありがとうございます┏●」

早川「顧問の早川です。よろしくお願い致します(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)」

藤堂「よろしくお願い致します(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)では更衣室へご案内致します」

更衣室にて

木場「さすが中学テニス会の怪物だよなぁ。貫禄があった」

友沢「うん…そうだね」

小田切「何言ってんだよ…星野と木場。お前らの対戦相手だよ」

星野「やるだけやってみる(*•̀ㅂ•́)و✧全力だして負けたなら。悔いはないさ。佐渡にも去年の借り、返したかったが。」

友沢「それは俺があいつを抑えて、借りは返すさ」

星野「あの件あってから、変わったな。一真。副部長の貫禄が出たってゆうか」

六道「ほんとほんと。」

友沢「そうでもないよ。」

小田切「よし。行くか‼️」

一同「おー‼️」

あかつき大付属中テニスコート

先に待っていたあかつき大付属テニス部員レギュラー人と鈴木先生

鈴木先生「あの…君たちの先生は?」

慌ただしく入ってくる早川「すいません💦遅くなりました」

鈴木先生「いや。構いませんよ🙂今日はよろしくお願い致します」

握手を求める鈴木先生

早川「はい。こちらこそ」

(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッ

藤堂「よろしくお願い致します。」

小田切「こちらこそよろしくお願い致します」

(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッ

それぞれのベンチにて

早川「みんな。気合いだよ(*^^*)」

小田切「お前試合前にどこいってたんだよ」

早川「いや。五十嵐くん。来てないかなって」

友沢「来るよ。その前に自分たちの試合をするだけさ」

六道「うん。絶対小田切までまわす。俺ら4人のどちらかが勝てばいいんだ。」

木場「余裕だね。霧島なんか即粉砕だ」

星野「佐渡なんか貫禄だけだろ。現に黒崎に抜かれてるしな(^-^)」

小田切「お前らwww」

早川「よし。みんなの意気込み。確かに受け取った🙂今日。復活ソフトテニス部の初勝利の日にするよ‼️」

小田切「よし。円陣組むぞ!」

早川「みんななら勝てる。」

小田切「行くぞ‼️」

一同「サクガク〜ファイトオー‼️」

第1試合

友沢・六道ペア対佐渡・虹谷ペア

お互い(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッし、互いの位置につく。

7ゲームマッチプレイ

審判のコールと同時に、友沢のサーブが炸裂

それをストレートに返す佐渡

六道は友沢のサーブを信じ、ポーチに出ていた。だが、虹谷も既に六道の前にたっている。

六道「くそ、でかくて周りが」

虹谷「なかなかやるな。」

2人の激しいボレー勝負が展開されていた。

だが、先に仕掛けたのは、六道だった。

虹谷が返したボレーに対して、一度スルーした。友沢が走ろうとすると、六道はくるっと後ろに回転し、ローボレーで返す。

逆をつかれた虹谷は間に合わず、そこに佐渡が来る。友沢と佐渡のいないストレートにボールを打つ。

友沢「しまった。💧」

慌ててボールを捕らえようとする友沢だが間に合わず、佐渡のポイントに

六道「まだワンポイントだよ(*^^*)気にすんな」

友沢「しかしお前。よくとっさにあんな動きしたな」

六道「前衛の仕事はどんだけ相手を出し抜いてポイントに繋げるかだからな。」

友沢「なるほど。ごめん。俺が持ち場離れたから」

六道「そうだよ(*^^*)まぁ抜かれたらごめんだけど。もうちょい信用してくれよ」

友沢と六道が軽くラケットの先で当て合う。

友沢「よし。切り替えして行くぞ‼️」

六道「おう‼️」

審判「ゼロワン」

コールと共に友沢のサーブが炸裂。

虹谷は難なく返すが、打球はロブ気味になった。

六道「さっきの借りは返すぜ!佐渡」

佐渡「面白い」

六道は高くジャンプし、スマッシュを打つと見せかけて、また空中で体をひねり、ボレー

これには2人も反応できず、ボールは2人の前に落ちる。

審判「ワンオール」

今度は六道のサーブが佐渡に炸裂

佐渡「友沢くんだっけ?君とラリーしてみたくなった」

そういうと佐渡はストレートに返す。

友沢「望む所だ。」

2人の激しいラリーが始まった。

先に仕掛けたのは、なんと友沢だった。

友沢「あなたはは確かに足は早いし、スタミナもあるけど。これには反応できるかな」

友沢は佐渡と虹谷のいない所に深いロブをあげる。

佐渡「そんな高くあげたら、アウトになるぞ

友沢は( ̄▽ ̄)ニヤリッと微笑む

友沢のボールはトップスピンがかかり、急激に落下。2人のライン上に落ちる。

佐渡「あいつ…想像以上にやるな」

友沢「あなたはスタミナと足はある。でもテクニックでは俺達のが上だな。」

佐渡「言ってくれんじゃねぇかwww」

その後も両者譲らない試合展開を見せる。

お互いに自分のサービスゲームだけは落とさまいと食らいつき、試合はゲームカウント3-2

あかつきのサービスゲームだが、必死に食らいついた友沢、六道ペアのマッチポイントまで来ていた。

友沢「あと1本。集中するぞ!」

六道「おう‼️」

審判「ゲームポイントツースリー。マッチポイント」

佐渡「クソが‼️」

佐渡のサーブが炸裂。

友沢なんなく返す。両者譲らないラリー展開になった。

虹谷「勝つのは俺達あかつきだ‼️」

ポーチにでた虹谷。そこを六道が見逃さず、しっかりついて行く。

六道「一真‼️さっきの借り、きっちり返してやれ!」

友沢「おう‼️」

実は虹谷がポーチにでたことにより、右サイドががら空きになった。

六道はボールをスルーし、友沢にまわす。

友沢の渾身のストレートが右サイドに決まる。と思いきや、佐渡はギリギリスライディングでそれを返す。がっボールはアウト方向へ

審判「ゲームカウント4-2ゲームセット」

お互いにコート中心へ

佐渡「負けたよ…悔しいけど」

虹谷「お前ら…公式戦出るんだよな?」

友沢「出るよ」

六道「あったり前じゃん。」

虹谷「なら。今度は公式戦でな🙂」

佐渡「うちと当たる前に負けんなよwww」

お互いに(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッした。

早川「お疲れ様😊いい試合だったね」

小田切「お前ルール知らなくて、ベンチコーチ俺にやらせてたじゃんwww」

早川「すいません💦」

小田切「とにかくよくやってくれた。一真。亮。お前らのおかげで首の皮一枚繋がったよ」

その時向こうベンチでは

(  '-' )ノ)`-' )バチーーーン

鈴木「負けてしまいましたね。佐渡くん。虹谷くん」

佐渡「すいません」

虹谷「公式戦では必ず…」

藤堂「お前ら…練習試合だからって例外では無いぞ。監督は、お前達をもう出さない。相手がサクガクであろうと関係ない」

鈴木「そういうことだ。残念ですが、」

闇野「待てよ。別にいいじゃん。後2試合勝てば俺らの勝ちだろ?熱くなんなさんな」

黒崎「そうですよ。監督」

藤堂「全く…監督。あいつらはまだ完全に負けた訳ではない。俺からもお願い致します。」

鈴木「佐渡くん。」

佐渡「はい。」

鈴木「満足のいく試合ができましたか?」

佐渡「いえ」

鈴木「なら次の試合。公式戦では楽しく、満足の行く試合を期待します。ご苦労さまでした。休んでください」

審判「第2試合開始します。選手の方は集まってください」

木場「よっしゃ‼️白星2つ目取りに行くか!」

星野「おうよ‼️魁。悪いが今回は出番ないぜ。」

小田切「なければないでありがたい話だよ…でも…」

藤堂「あいつら…もう勝ったつもりでいやがる。」

霧島「舐められたもんだな」

木場「よろしくな。霧島さん」

星野「大将(藤堂)さん。胸を借りるつもりで、全力で向かわせていただきますよ」

藤堂「よろしくお願いしますよ。」

互いに(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッする

審判「セブンゲームマッチプレイ」

藤堂からのサーブが炸裂。星野は身動きひとつ出来なかった。

星野「はっはぇ〜」

木場「油断してんじゃねーよ!」

星野「サーブ見てから言えよ…全く見えなかった」

小田切「やっぱあいつらじゃ藤堂には勝てない」

早川「え?」

小田切「かりにもあいつは今中学最強の男だ。俺や隼人…闇野でも勝てはしない」

早川「でも…闇野くん…ダブルス1つまり1番強いんじゃ」

友沢「先生…今回はリベンジだって。」

小田切「そういうことだ。闇野が頼んだんだな。鈴木先生に」

試合は想定どうり。一方的な試合展開になっていた。

審判「ゲームカウント2-0」

だが、まだ諦めていないやつがいた…木場だ。

木場「霧島さん。あんたのデータっていつのだよ?去年のデータ?」

星野も( ̄▽ ̄)ニヤリッと微笑む

霧島「当たり前だ。お前達のデータは去年までのしかない。1年間テニスしてなかったんだろ?ヤンキーになってたとか」

木場「だからデータテニスは浅いんすよ。」

星野「計算なんかでわかるもんか。俺らのテニスが。人間のテニスがな」

木場は裏をつき、霧島を出し抜く。

審判「ゲームポイント1-0」

霧島「藤堂…すまない」

木場と星野はラケットの先を触れ合う。

小田切「あいつら…やりやがった( ̄▽ ̄)ニヤリッ」

友沢「これでもう。向こうも余裕ではいられないね」

試合はその後は木場・星野ペアの巻き返しに藤堂・霧島は為す術なく。ゲームカウント2-3で逆転を果たす。だが、藤堂は本気ではなかった。第6ゲームは藤堂の巻き返しにより、ゲームカウント3-3になる。

審判「ゲームカウント3-3ファイナルゲーム」

早川「ファイナルゲーム?」

友沢「3-3になったら、お互い2ポイント連取するまで蹴りがつかない。」

審判「藤堂サービスプレイ」

藤堂「ここまで食らいつくとは正直思わなかった。悪くなかったよ。お前達との試合」

木場「もう勝った気でいるんすか?」

星野「すごい自信ですね」

藤堂「いや。自信じゃない。確信だ。今のお前達では勝てない。」

藤堂のサーブが炸裂。星野は霧島に向かって返す。霧島は木場に向かって返す。またラリー戦が始まった。木場は藤堂にロブを出す。藤堂はスマッシュで星野へ返す。だが、木場がポーチに入り、スマッシュを触るが、ボールは木場のラケットをはじく。星野が触るが、それすらもラケットをはじく。

藤堂「どうだ?まだ腕が痛むだろ?」

星野「こりゃあやばいなwww腕がじんじんしてりゃ」

藤堂「では最後のサーブだ」

木場に向かってサーブが炸裂。

木場は返そうとするが、またラケットをはじかれた。と思いきや、ボールはふわふわと相手コートの方へ。木場はバウンドと同時に後ろに飛び、威力を下げて返したのだ。だが、それが限界だった。霧島がスマッシュをうち、試合は負ける。

審判「ゲーム4-3ゲームセット」

お互いネットにかけよる。

星野「完敗です。ありがとうございました。」

藤堂「お前達の勝ちへの執念。見せてもらったよ」

木場「なかなかしぶとかったっしょ(^p^)ヘヘッ」

霧島「お前達とはまた戦いたい。ナイスゲームだったとしか言えんな。」

お互いに(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッを交わし、コートをでる。

木場「悪い…魁」

星野「完敗だ…さすが日本一。」

友沢「でも…どうする?」

小田切「何が❓」

友沢「隼人いないと不戦勝だよ」

その時、遠くから足音がする。

早川「来たわね。全く…ギリギリなんだから」

五十嵐が来たのだ。

木場「遅せぇよ。ばーか( ̄▽ ̄)ニヤリッ」

星野「もう後がねぇぞ。全くwww美味しいとこだけきやがって」

友沢「隼人いないとダメなんだよ。俺達。もう隼人しかいないんだよwww」

六道「アップしてる暇ねぇぞ。www」

五十嵐「勇…流星…亮…一真…」

五十嵐「ほんとは…来たくなかった…帰ろうとさえ…でも、お前らの試合見てたら…まだ勝てる可能性あるんかな…ってもう一度…お前らとテニスしたくて…ダメかな。」

小田切「全く…お前以外に誰がいるってんだよ‼️www待ってたぜ。俺の翼」

早川「よし。これでようやく全員揃ったわね。説教はあとよ。この試合。何がなんでも勝って来なさい。

一同「隼人〜」

全員五十嵐に駆け寄り、抱き合っていた

早川「全く…男っていいわねwww羨ましい」

五十嵐「先生。」

早川「ん?」

五十嵐ががまってジャンケン ✋ をする

五十嵐「2度と忘れね。」

早川は泣きそうになりながら

早川「行ってこい。あんたの強さ。見せてもらうわ」

五十嵐「しっかり見てろよwww惚れても知らねぇぞ」

早川「うるさい😳早く行け」

審判「サクガク!早くコートに入りなさい」

小田切と五十嵐がコートへ入る

闇野「茶番は済んだか( 'ω')?www」

小田切「あ〜。またせたな」

闇野「まぁ。今日はお膳立てしておいてあげたんだ。気楽に楽しもうや。なぁ魁」

小田切「圭吾。悪いな。楽しませて貰うよwww俺達の復活勝利をなwwwwwwwww」

黒崎「五十嵐…いや。隼人でいっか。メンタル大丈夫か?俺が言ったこと気にしてんのかな?ってずっと気になってたんだ」

五十嵐「大丈夫?何が❓」

黒崎「こんだけ大口返せるようなら心配ないかwww思う存分コテンパンにできるよ。今度はテニス出来なくなるくらいにな( ̄▽ ̄)ニヤリッ」

五十嵐「あいにくだが、そうなるんはどっちかな?www」

黒崎「減らず口を…」

闇野「イラつくな龍也。初めんぞ」

審判「では本日最終試合。闇野・黒崎ペア対小田切・五十嵐ペアの試合を初めます。互いにフェアプレイを期待します。礼」

一同「お願いします」

お互いに(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッを交わす

審判「黒崎サービスプレイ」

黒崎のサーブが五十嵐に来る。

五十嵐「龍也。知ってたっけ?」

黒崎「何をだ?レシーブ中にってΣ( ºωº )」

五十嵐の左で打った打球が黒崎に返る。びっくりしたまま黒崎は返球出来なかった。

五十嵐「これのこと」

黒崎「( ¬_¬ )チッ、黙ってやがったのか」

五十嵐「そういうことだ。俺も両利きなんだよな。左のが腕力上なんだよ」

黒崎「両利きなのは知ってたが、こいつは驚いた。楽しくなりそうだな。隼人🙂」

闇野「点取られて喜ぶなよ(ノ∀`)アチャー」

小田切「全くだwww」

闇野「なぁ魁。」

小田切「あ?なんだよ」

闇野「他のやつらのプレイ見てわかったことがある。正直、自分がした事後悔してるよ」

小田切「今のサクガクでは全国大会なんか勝てやしないって言ったやつか?」

闇野「あ〜。あのまま試合したって、藤堂には勝てなかった。あの時の俺じゃあな。」

小田切「だから暴れたんだろ?あの時」

闇野「あー。どうしても、何を返しても勝てやしない。」

藤堂「昔話か?確かにあの時の圭吾は対して脅威ではなかった。まさか転校してまでするとは思わなかったですね。先生」

鈴木「昔の話だ。今の闇野くんはあなたに近い力をつけました。だからダブルス1を許したんです」

闇野は先生に深々とお辞儀をする(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”

審判「いつまで昔話してるんだ君たち!」

闇野「すいません💦」

友沢「あいつ…変わったな」

木場「あー。俺達のこと見下してた頃のあいつはもういない」

早川「嬉しいだろうな〜どっちも🙂」

六道「嬉しい?」

早川「ライバル同士が分かり合えた瞬間。これはどのスポーツでも共通しているもの。喜び、楽しむ。自然と胸が熱くなる。」

星野「あいつら…あんな楽しそうに…勝手に先に和解すんなよなwww」

友沢「先生…ありがとうね。約束果たしてくれて、こんな嬉しいことは無いよ」

早川「果たす?まだよ。私はあなた達を全国大会1位にするんだから(^-^)」

友沢「先生🙂」

試合は後半になっても、お互い譲らない試合展開になっていた。

審判「ゲームポイント3-3ファイナルゲーム」

小田切の渾身のスマッシュが決まり、ゲームは終盤。ファイナルゲームまでもつれ込んだ

審判「黒崎サービスプレイ」

黒崎の渾身のサーブが炸裂。

五十嵐も負けじと返す。両者譲らないラリー戦が続く。先に仕掛けたのは五十嵐だ。闇野と黒崎が重なる瞬間を見逃さず、すかさずがら空きのコースでドライブボレーする

黒崎「クッ」

すかさず逆

すかさず逆サイドに走り、なんなく返す黒崎

五十嵐「へぇー。あれ返すとはな笑ꉂ(ˊᗜˋ*)」

黒崎「まだまだ甘いんだよwww」

闇野「2人で遊ぶなよな(ノ∀`)アチャー」

闇野がすかさずポーチに入る。

小田切も負けじと食らいつく。

闇野「成長したな。魁」

小田切「おかげさまで」

闇野「正直ここまでするとは思わなかったよ。お前らと1年間歩んで来た道が違うんだからな」

一同ただ見守っていた。とゆうより、言葉が出なかった。話しながら10球以上ボレーの試合が展開されている。油断したらポイントに繋がる緊張感に押しつぶされていた。

闇野「おりゃ〜」

小田切「まだまだ〜」

闇野「あっ💦」

闇野の横をボールがすり抜ける。小田切のポイントだ。

闇野「( ˙^˙💢 )クソッ」

闇野は💦が目に入り、拭こうとした一瞬だった。

審判「1-0サクガク」

黒崎のサーブが小田切に来る

小田切が返すと同時に前にでる。一気に勝負にでたんだ。

六道「一気に勝負にでたな。当然か」

友沢「いや。違う‼️」

黒崎が小田切に返球すると、小田切はボールを避けた。

五十嵐「今度は俺らの勝負だ。龍也‼️」

黒崎「返り討ちにするまでだ‼️」

五十嵐と黒崎の激しいラリーが続く。

闇野「シャアねえな。」とコートの脇に行く闇野。つられて小田切もコートをでる。

早川「いよいよね。2人とも、もう体力が限界すぎてる。ここで決めないと。頑張れ‼️隼人くん」

友沢「先生…今下の名前でwww」

早川「聞かなかったことにして⁄(⁄ ⁄>⁄□⁄<⁄ ⁄)⁄」

五十嵐「龍也。お前言ったよな?俺じゃあ魁の足でまといだって。」

黒崎「あー。あの時、左腕負傷してただろ?一時的に」

五十嵐「気づいてたんか…」

黒崎「筋肉痛でよかったな。左腕」

五十嵐「あー。それじゃなきゃ。あの時勝ってたさwww」

黒崎「はっきりいいやがってwww」

あかつき大付属ベンチ

虹谷「あいつら…あんな楽しそうにテニスを」

佐渡「俺達が忘れてたもの。あいつらちゃんと持ちやがってwww」

霧島「テニスを楽しむ気持ち…いつの間にか無くしてたよな」

鈴木「君たちにも初めはあったのを、思い出しましたか?」

藤堂「みんな勝つことばかり考えて、いつの間にか安全なテニスをし、自分のテニスを極める。忘れちゃ行けなかったんだよな。初心の時みたいに、テニスに夢中になってる気持ち」

鈴木「それに気づいたなら。君たちはもっと強くなれる」

一同「はい」

桜坂学園ベンチ

早川「なんて子達なの…」

友沢「かれこれ30分は1球勝負してる」

六道「だけど…まだ笑ってやがる💦」

星野「楽しくてしかたないんだよなwwwきっと」

木場「当たり前だろwww1番のライバルと再開し、こうしてテニスしてるwww楽しくて、嬉しくて、こっちまでじんじん伝わるよwww」

早川「テニスってすごいね…言葉に出さなくても、ボールとラケットだけあれば、コミュニケーションできるんだから」

木場「確かにwww打ち合いしてると、向こうの気持ちが伝わることあるよな。」

友沢「みんな。声出して‼️応援行くよ‼️」

六道「隼人〜‼️早いとこ決めてくれよなwww日がくれちまう」

星野「後がねぇんだぞ‼️そろそろ決めねぇと、へばっても知らねぇぞ〜‼️」

木場「隼人〜‼️行け〜‼️いつまでもちんたらしてんじゃねーよ‼️」

友沢「隼人〜‼️勝ったら早川先生がいいことしてやるってさ〜‼️」

早川「ちょっと😳勝ってに決めないで!でも…隼人くーん‼️勝ってぇ〜‼️」

あかつき大付属ベンチ

藤堂「あいつら…応援してやがる。黙って観てらんねぇのか」

虹谷「お前しないから、俺しーちゃお。

こらー!黒崎〜‼️お前藤堂達に変わっ

て出てんだろが!恥ずかしい試合見せ

んな‼️」

佐渡「後ないんだぞ!そんなやつさっさと逆転して、終わらせろ‼️」

霧島「今日試合負けたりしやがったら、2度とダブルス1譲らないぞ‼️さっさと逆転してこい」

藤堂「黒崎〜‼️いけー!さっさとこんな茶番終わらせろ‼️」

黒崎「こりゃあ大変😳」

五十嵐「そんじゃあ。そろそろ終わらせてもらおーか‼️」

黒崎「ふざけんな‼️勝つのは俺だ」

五十嵐がクロスラインギリギリに打つ。

黒崎も必死に食らいつく。たが、黒崎の足がもつれ、転倒。なんとかボールを返し、ボールはネットの上に乗る。

黒崎が必死にボールに言う

黒崎「向こうに入れ‼️」

だが、その声むなしく、ボールは黒崎側へ落ちてしまう。

闇野が黒崎に肩を貸し、ようやく立ち上がった。

闇野「全く…世話が焼けるwww」

黒崎「お前に言われたく無いよwww」

闇野「負けたよ…小田切。夏の試合。公式戦。うちと当たるまで這い上がってこい‼️俺達は頂点にてお前達を待つ!」

藤堂「それは違うな。闇野」

闇野「藤堂…すまない」

藤堂「俺達は今日から。挑戦者だ!」

あかつき大付属全員コートに集まる

桜坂学園もコートに集まる。

藤堂「桜坂学園ソフトテニス部‼️次に会えるのを楽しみに待っている。お互い。公式戦ではベストを尽くしましょう」

互いに(っ´ω`)っ⊂(´ω`⊂ )アクシュッを交わす。

鈴木先生「早川先生。本日は貴重な体験。ありがとうございました😊」

早川「いぇ(´ー`*)(*´ー`)いぇうちの方こそ、急な申し出に、こころよく引き受けていただき、感謝します」

審判「早川先生…新任の先生なのに、しっかり生徒さんをまとめられている。よくあの子たちをあそこまで成長させましたね。テニスの経験は?」

早川「素人なんですwww」

鈴木「素人?(ΦωΦ)フフフ・・こりゃあたまげたwwwwwwwww」

帰りの門前にて

五十嵐「早川〜なんかしてくれるってなんだよ」

早川「え?あー😳じゃあ特別ね」

早川は五十嵐の頭を撫でる(*・ω・)ノ"(ーωー*)ヨチヨチ♪

早川「よく来たわね💕あなたがいないと勝てなかったわ。」

五十嵐「辞めろよ😳恥ずかしい(/// ^///)」

小田切「なんだよ〜隼人だけか〜www」

木場「(*σ´³`)σヒューヒュー」

星野「よかったな。隼人🙂」

六道「先生もおめでとう🎊」

友沢「先生ずっと隼人くん隼人くーん💕って目が💕だったからね😅」

早川「一真くん。シ━━━ッd(ºεº;)ってゆったでしょ💦」

五十嵐「あんなでかい声で言われたら嫌でも聞こえるよ。後、あの時の言葉」

早川「え?」

五十嵐「隼人く〜ん勝ってぇ💕って」

早川「💕にしてないって💦」

早川「よし。みんな〜帰るわよ〜」

五十嵐「なら俺からゆうよ(´・_・`)」

早川「え!?」

五十嵐「瞳先生…いや。瞳さん。付き合ってください😍😘🙏」

早川「こんなお姉さんでいいの❓後悔しない❓」

五十嵐「7つしか変わんねぇんだろ?www」

小田切「隼人…お前まじか?」

五十嵐「うるせぇな…いいだろ❓別に😳」

早川「( *´³(´꒳` *)チュッ︎︎❤︎︎」

五十嵐「何すんだよ😳」

早川「あっごめん😳つい(///∇///)ゞ」

早川「さあ。みんな。帰るわよー。先生ラーメン奢ってあげる。」

一同「シャアぁ‼️ラーメンラーメン🍜」

第4話へ続く

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