第15話 一服の過ごし方

 10時になると、一服です。

職人さんの休憩は、10時から30分、12時から1時間、15時から30分です。

 担当者はと言うと、契約上は12時からの1時間しかありません。が、私は、1時間に一回程度、トイレか、タバコで5分程、席をはなれます。

これは、パソコンにずっと座ってエコノミーを防ぐのと、タバコが吸いたいからです。

 私の昔の同僚で、職人さんと一緒に30分休憩し、

雑談をとりとめなくしていた人もいますが、

大抵は仕事に関係ない話。

 雑談は大事なんですが、限度があります。

確かに、喫煙所の情報は貴重ですが、コミュニケーションをいくらとっても、自分のチェックの怠りで、迷惑をかければ、意味のない事、

 先の同僚は、喋りとアフター5は優秀でしたが、

仕事が適当で、山ほど残業し、精神をきたし、自滅しました。

 私は、タバコを素早く吸い、すぐに仕事に戻ります。

 他職種の方のコミュニケーションは、重要ですが、果たして、意味のある会話がどのくらいあるでしょう?

 自分の仕事が遅れないようにするのが大事だと思います。

 また、職人さんは、一服の時に、あれこれ、質問や依頼を担当者にするので、私はあえて、一服時間は仕事します。

 タバコを吸わない方は、喫煙所の会話に参加できないので、ハンディを背負います。

 建設業界は、まだ喫煙率が高く、タバコは勧めませんが、煙が気にならなければ、喫煙所に出入りした方がいいですね。

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